教育年報1962年(S37)-168/169page
北海道,青森,岩手,宮城,秋田,山形,福島,茨城
栃木,群馬,埼玉,千葉,東京,神奈川,新潟,山梨,
長野
各県教育委員会関係職員,市町村教育委員会または公
民館関係職員,公立図書館,私立図書館職員,地域,
職域の指導者(読書グループ代表者を含む)
4 期日および会場
10月8日(月)〜11日(木)
会場 福島県信夫郡飯坂町婦人会館
5 研究議題
「読書を地域,職域の学習活動の促進のためにどのよ
うに役だてたらよいか」を中心議題として,新しい読
書指導の進め方について,次の4分科会にわかれて研
究協議し,その結果を全体会議に報告し,討議した。
分科会 内容 1 都市 都市とくに工業,商業地域における読書活動をどの
ように指導すればよいか。2 農村 農山漁村等における読書活動はどのように指導
するのがよいか
(公民館図書部の役割にふれる)3 家庭 家庭(個人)の読書指導はどのように進めたらよいか。 4 読書グループ 読書グループはどのように指導すればよいか。
6 講師および助言者
1 講 師
「素人の目にふれた欧米における最近の公共図書館」
福島大学学芸学部長 平井博
文部省 社会教育官 二宮徳馬
文部省 事務官 石塚正成
2 助言者
1)横浜市立図書館長 中村八郎
2)福島県立図書館次長 海野昇雄
3)郡山市図書館司書 水芳枝
4)埼玉県立図書館副館長 黒沢信夫
3 事例発表者
1)東京都日比谷図書館主事 倉沢政雄
2)福島市余目公民館主事 門間孝一
3)会津若松市城西小学校PTA読書会 高橋きみえ
4)岩手県立図書館司書 谷藤高雄
3 文化事業の遂行
(1) 切手および郵便物資料展
期日 昭和37年6月10日〜16日
会場 福島県立図書館
主催 福島郵便局 福島県立図書館 福島郵趣会
(2) 第8回地方史研究講習会
1 趣 旨
戦後,日本歴史の一分野である地方史研究は非常
に盛んとなり,各地に地方史研究会が誕生し,新し
い資料の発掘や市町村史(誌)の編纂等,はなばな
しい活躍が展開されている。
しかしながら,ともすると地方史の研究に欠くこ
とめできない,基礎的な作業である,古文書等の取
り扱いが疎んぜられることも案外多いように見受け
られる。地方史の研究は,古文書を中心とする資料
の取り扱いが不可避の条件であり,これなくして良
い研究は,絶対になし得ない。
このような見地から,例年,古文書の解読に重点
をおきまた研究者相互の情報交換,さらに地方史研
究の動向等について知識をひろめていただくために
この会を催している。特に今年は,待望の福島県史
の編集が着手されたので,これについて,研究者と
しての意見を述べていただくために共同討議のテー
マとして取り上げた。
2 主催及び後援
主催 福島県立図書館 福島県公共図書館協会
後援 福島県史編纂会議
3 期日及び会場
期日 昭和37年10月6日(土)午前10時から
昭和37年10月7日(日)午後 4時30分まで
会場 福島市松木町1番地 福島県立図書館第3読
書室(3階)
4 講師及び講義題
講演 「平泉政権下の福島県地方」
東北大学助教授 文学博士 高橋富雄
講義と演習
「近世資料の取扱い方」
福島大学助教授 農学博士 庄司吉之助
講義 「印章と花押」 福島大学助教援 小林清治
(3) 著者と読者の集い
松田ふみ子先生を囲んで 〜著者と読者の集い〜
と き 昭和38年2月8日(金)
講 演 「婦人と読書」
座談会
ところ 福島市公民館二階ホール
参加者 読書グループの会員および一般成人 30名
畔柳二美先生を囲んで 〜著者と読者の集い〜
と き 昭和37年10月20日(土)
講 演 壷井栄先生の作品を語る
座談会
ところ 郡山市公民館