教育年報1963年(S38)-026/180page
第3節 教職員の給与
1 給与制度改正の概要
昭和38年度においては,前年度に引き続いて人事委員
会の給与勧告に基づく給与改定が行なわれたが,その引
き上げ率は,おおむね6.7%である。改定内容は,下位
号給に厚くベース・アップを行なったほか,一定号給以
上に3月の昇給短縮がなされた。
諸手当については,12月の期末手当および3月の勤勉
手当がそれぞれ0.1月分増額されるとともに,一般休職
の期間は2分の1を在職したものとみなして期末手当が
支給されることとなったが,その他については,前年度
と同様である。
昭和39年2月1日現在の給料表別等級別号給別職員分
布表および諸手当支給制度は,次の表のとおりである。
小,中学校教育職員
号 給 1 等 級 2 等 級 3 等 級 給料月額 人員 給料月額 人員 給料月額 人員 1 31,200 14,300 44 12,800 2 2 33,100 15,400 84 13,200 7 3 35,000 16,700 90 13,600 7 4 36,800 18,000 298 14,300 85 5 38,500 18,900 431 15,100 61 6 40,200 19,800 493 16,000 33 7 41,900 20,800 559 17,000 54 8 43,600 22,300 444 18,000 51 9 45,300 23,800 634 19,000 25 10 47,000 7 25,300 621 20,000 26 11 48,700 26 27,200 643 21,400 22 12 50,400 27 29,200 733 22,800 28 13 52,200 39 31,100 1,076 24,400 14 14 54,100 82 33,000 1,036 26,000 13 15 56,000 45 34,800 1,142 27,500 11 16 57,900 43 36,600 737 28,900 11 17 59,800 65 38,200 893 30,100 8 18 61,700 46 39,700 775 31,300 13 19 63,000 122 41,100 533 32,400 8 20 64,300 128 42,500 713 33,300 6 21 65,600 106 43,900 318 34,100 3 22 66,900 61 45,300 241 34,800 2 23 68,000 25 46,600 292 (S1)35,500 3 24 69,100 7 47,800 174 (S6)39,000 1 25 70,000 13 49,000 212 (S13)43,900 1 26 70,900 8 50,200 111 27 (S1) 2 51,400 103 28 52,500 46 29 53,600 35 30 54,700 69 31 55,700 86 32 56,700 40 33 57,600 23 34 58,500 12 35 59,400 2 36 60,200 4 (Sl)61,000 3 (S2)61,800 1 合計 852 13,751 495