教育年報1963年(S38)-114/180page
第1日
11.00〜13.00 受 付
13.00〜13.30 開講式
13.30〜17.00 社会教育原理(堀口)
第2日
8.30〜10.30 視聴覚教育
10.40〜16.30 公民館の管理運営(中島)
16.40〜17.10 キャンプファイアー講義
19.00〜20.00 室内営火の実施(雨天)
第3日
8.30〜12.30 磐梯公民館訪問(バス)
13.30〜15.30 青年学級の運営
15.40〜17.30 成人教育について
第4日
8.30〜10.00 公民館職員の研修計画
10.00〜11.30 評 価
11.30〜12.00 閉講式
(10)効果 勤務年数3年未満の公民館職員の研修会は
本年度初めて予算計上されたもので,初任者の基礎的教
養を高め,公民館の管理運営を改善するうえに多大の効
果を収めた。この研修をもとにして地域ごとに継続研究
を進めていくことが望まれる。
7 公民館研究大会
(1)趣旨 地域社会の文化の発展を促進するために
は,公民館はどのように経営を改善充実していくか,特
に施設設備ならびに職員の拡充をどのように強化してい
かなければならないかということの研究を深め,地域社
会における生活文化の向上発展に資する具体的な活動に
ついて研究討議する。
(2)期 日 38.7.18〜19
(3)会 場 東白川郡古殿町公民館
(4)講 師 東洋大学教授 米林富男
(5)参加者 公民館関係者 230名
(6)研究主題 地域社会における生活文化の向上発展
に資するため,公民館はいかにあるべきか。
(7)日 程
第1日
13.00〜13.30 開会式
13.30〜14.00 古殿町公民館の運営と新築への歩み
14.00〜17.00 分科会
19.00〜20.00 「村をつくる青年学級」(映画上映)
第2日
9.00〜10.30 研究発表(4方部から1名)
10.30〜12.00 講 演
12.00〜12.15 閉会式
(8)分科会
第1部会 施設をもっているもの
第1分科会 都市部関係者
第2分科会 農山漁村部関係者
第2部会 併設または施設をもたないもの
第3分科会 都市部関係者
第4分科会 農山漁村部関係者
第3部会 国民運動を中心とするもの
第5分科会 新生活運動,公明選挙運動,貯蓄推進
運動
(9)効果 全国公民館大会の研究主題を積みあげ方式
で討議する意図をもって進められ,代表者が東北大会,
全国大会へ出席するようになったことは効果的である。
本年度は社会教育に成果をあげている古殿町において現
地研修を加えたものとして画期的な大会であった。参加
者も多数で大きな効果を収めた。
9 公民館訪問
(1)目的 公民館の整備充実をはかるため,その現状
と問題をは握し,改善方策の樹立を助長するとともに,
公民館職員の研修を推進することを目的とする。
(2)訪問実施の主体
市町村教育委員会
県教育委員会事務局(出張所)
(3)訪問実施の方法
各管内の実情に応じ,地教委連絡協議会,地方公民館
連絡協議会と緊密な連けいをとって,年間の訪問計画を
作成して実施する。
(4)効果 訪問時の参加者は市町村理事者議会関係,
教育委員会関係,諸団体代表などにおよび,その公民館
の施設設備職員,事業などについて研究討議を行な
い,地域の実情に即した改善方策の樹立に多大の効果を
収めた。とくに地域の振興に貢献する公民館活動が,市
町村の総合計画に基礎づけられなければならないという
認識が高まってきたことは注目すべきある。
9 第11同県視聴覚教育研究大会
(1)期日 38.10.11〜12
(2)会場 全体会場は常磐市立湯本公民館
(3)研究主題 教育の効果を高めるために,視聴覚教
育をどう前進させたらよいか。
(4)研究目標 幼稚園,小中高等学校,公民館におい
て,視聴覚教材の特性を生かした効果的な学習指導法の
研究
(5)講 師 東京都教育庁指導主事 高荻龍太郎
(6)分科会 小学校8,中学校4,高等学校,幼稚園
公民館各1
(7)全体会 パネル
(8)参加者数 約950名
10 県地域視聴覚ライブラリー研究会