教育年報1963年(S38)-115/180page
(1)趣 旨 ライブラリーの管理,運営の研究協議を行
なうとともに相互の連絡を図り,本県ライブラリーの振
興に資す。
(2)期 日 39.2.8〜9
(3)会 場 郡山市日本専売公社郡山支局会議所
(4)講 師 全国視聴覚教育連盟理事長 水谷徳男
(5)参加者 地域視聴覚ライブラリー会長と総務的役
割の職員,専任職員と実務担当者 45名
(6)分科会 2
(7)効果 地域ライブラリーの管理運営等についての
研究は,本県として初の開催であり,相互の連絡はもち
ろん視聴覚ライブラリーの重要性について再確認をした。
11 県視聴覚ライブラリー
(1)フイルム所有状況(本数)
種別 所有 38増減 損傷分 使用可 県備品 348 15 67 281 USIS 606 -198 41 565 県選管 104 22 12 92 (計) 1,058 -171 120 938
(2)フィルム利用状況
ア 学習者数と利用回数
年間 20,699名 2,957回
一日平均 567名 8.1回
イ 使用会場
会場 使用回数 % 公民館 1,427 48.3 学校 923 31.2 集会所 269 9.1 私宅 268 9.1 野外 70 2.3
ウ 学習者の層
層 利用回数 % 青年学級 192 6.5 婦人学級 390 13.2 社会学級 30 1.0 小学校 295 10.0 中学校 180 6.1 高等学校 103 3.5 青少年団体 92 31.0 婦人団体 305 10.3 成人団体 95 3.2 PTA 281 9.5 一般大衆 837 28.3 指導者研修 157 5.3
エ 文部省企画録音教材
所有本数567本,38年度増加分,50本,損傷分なし。
この録音教材を再録音して送付した本数は148本で,
これらはさらに再録等されて各種学級や団体,小中高等
学校の教材として利用され,一部は有線放送にも利用さ
れている。
12 各種教育映画フイルムの巡回利用
(1)へき地巡回利用教育映画
ア 趣旨 日常すぐれた映画に接する機会の少ないへき
地の青少年に対し,よい映画を観賞する機会を与え,
健全な教養をつちかい社会教育活動の促進に資する。
イ 期間 38.9.1〜10.10
ウ 地区 安達,安積各出張所管内
エ 参加人員等 22会場,32回開催 参加者7,377名
(2)産業教育映画
ア 趣旨 産業教育映画の利用を効果的にし,産業教育
の振興に寄与する。
イ 期間 38,4,1〜39,3,31
ウ 地区 石川,田村,南会津,北会津,耶麻,両沼,
双葉,相馬,岩瀬各出張所管内
エ 参加人員等 48会場 48回 参加者12,663名
(3)文化財映画(第6節,文化財の公開と活用の項に
記す)
13 県内地域視聴覚ライブラリー
ア ライブラリー数 26
イ ライラリーの内容
フィルム購入費 21,707,000円
(内・公費7,069,000円 その他14,638,000円)
フイルム所有本数 3,336本(38,4,1現在)
(内・学教用3,802本 社教用539本)
フィルム増加本数 550本(37,4,1より)
貸出し範囲 学校教育のみ7,社会教育のみ3,学校
社会教育とも16
貸出し方法 貸出しのみ2,巡回のみ1,貸出し巡回
とも23
専任職員のもつライブラリー数10,計10名
ウ 県所有映画フィルムの利用について
操作許可証所有者 3,394名
登録映写機数 414台
第5節 芸術文化
1 概 況
本年度課の努力目標に「芸術文化の振興と文化財保護
行政の強化」の項が掲げられており,その内容として,