教育年報1964年(S39)-017/232page
5 計画の前提条件
(1) 目標年次は昭和50年度とする。
(2) 基礎年次は昭和36年度から昭和38年度の3か年と
し,基準年次は昭和39年度とする。
6 作業の経過と今後の作業予定
昭和39年度
1 国の長期教育計画関係資料の研究
2 県勢振興計画の研究
3 長期総合教育計画策定の意義,性格の検討
4 計画策定の主な問題点と基本方針の樹立
5 基本方針の項目ごと資料収集項目の設定
6 資料収集分担決定(各課室で,部会・分科会構成)
7 東大助教援清水義弘先生の指導
8 項目ごと基礎資料収集
昭和40年度
1 調査の整理
2 現況分析と問題点の把握
3 計画策定審議会の開催
4 解決の方向,対策の検討
5 基本計画案の樹立
6 各ブロックごと意見聴取会開催
7 基本計画完了
8 事業計画の策定
9 計画書印刷発行
10 計画の普及徹底
7 問題点と基本方針の決定
本県長期総合教育計画策定にあたって,検討すべき問
題点は多いが,さきに述べたように,我が国教育の当面
する課題および本県特有の問題点を摘出しさらに経済社
会の進歩,県勢の開発振興が教育の分野に要請すると考
えられることがらについて,計画策定の問題点とし,次
の7つ柱を計画の基本方針とした。
1 学力水準の向上
2 教育の機会均等の確保
3 科学技術教育の振興
4 後期中等教育の整備・拡充
5 体位と健康の改善
6 社会教育の振興
7 教職員・社会教育指導の確保と資質向上
長期総合教育計画策定委員会委員
委員長 秘書室長 辺見正治
副委員長 教育調査研究所長 長谷川寿郎
委 員 秘書室室長補佐 長谷部弘
行政係長 〇渡辺五郎
主 事 〇塙保貞
指導主事 〇福井淳夫
〃 〇小林源重
財 務 課課長補佐 長岡音次郎
総務係長 〇遠藤直吉
財産〃 大和昭治
給与〃 草野和彦
施設〃 羽田文明
福利課 課長補佐 伊東徳祐
保健給付係長 金村須美子
長期給付〃 佐藤忠正
福祉〃 加藤良治
学務課 課長補佐 仲川清蔵
総務係長 斎藤忠郎
小中管理〃 玉川春雄
高校管理〃 遠藤栄
管理主事 古関順世
〃 〇神原昭三
指導室 室長補佐 星久好
指導主事 佐久間俊忍
社会教育課 課長補佐 故 菅野満
総務係長 西戸誠知
行政〃 小柳茂
指導〃 〇中川幸意
保健体育課 課長補佐 丹治健一
総務係長 中島廉治
給食保健〃 鈴木格也
体育〃 佐々木英雄
教育調査研究所 次 長 扇田六郎
調査係長 〇船生修平
研究係長 中野正彦
※ 〇印は幹事
第5節 教育広報
昭和39年度における教育広報は下記のとおり実施され
た。
1 広報活動の基本方針
「地方教育行政の組織運営に関する法律」第23条第18
項の「所掌事務に係る広報に関すること」により,広報
の重要性にかんがみて,国および県の文教施策を正確か
つ敏速に広報して,教育に対する県民の理解と協力を得
て,本県教育の振興と発展をはかる。
2 広報事項
1) 国および県の文教施策で広く県民に周知徹底を必要
とする事項。
2) 文教行政における国の法令,県の条例,規則などで