教育年報1964年（S39）-076/232page

　数に制限されることなく,給与人員および給与額を決

　定してさしつかえないこと。

　第9節　教育振興法補助事業

1　産業教育施設・設備の整備

　(1)　高等学校産業教育施設・設備

1)　設　備　費

　　近年の技術革新に即応する産業人育成のため,設備

　基準の改訂が行なわれ,改訂基準に掲げられた新品目

　を整備すべく,学級数の多い単独校を重点的に次のと

　おり配分した。

　　　磐城農業高等学校　　　　畜産科

　　　耶麻高等学校　　　　　　農業科

　　　岩瀬農業高等学校　　　　食品加工科

　　　平工業高等学校　　　　　機械科　土木科

　　　福島工業高等学校　　　　機械科　工業化学科

　　　郡山工業高等学校　　　　電気料

　　　会津工業高等学校　　　　電気科

　　　喜多方工業高等学校　　　電子科

　　　平商業高等学校　　　　　商業科

　　　須賀川高等学校　　　　　商業科

　　　小名浜水産高等学校　　　無線通信料

　　　白河農主高等学校　　　　家政科

　　　双葉農業高等学校　　　　家政科

　　　東白川農商高等学校　　　家政科

　　　　　　設備費計　　　48,288,000円

6　設備更新

　　昭和36年度から実施した設備更新10か年計画の第4

　年次分として,次のとおり配分整備した。

　　　福島農蚕高等学校　　　　農業土木科

　　　田島高等学校　　　　　　農業科

　　　双葉農業高等学校　　　　畜産科

　　　郡山工業高等学校　　　　機械科

　　　会津工業高等学校　　　　機械科

　　　平工業高等学校　　　　　機械科

　　　川俣高等学校　　　　　　機械科

　　　郡山商業高等学校　　　　商業科

　　　東白川農商高等学校　　　商業科

　　　若松商業高等学校　　　　商業科

　　　耶麻高等学校　　　　　　家政科

　　　相馬農業高等学校　　　　家政科

　　　小野高等学校　　　　　　家政科

　　　磐城農業高等学校　　　　生活科

　　　　　　設備更新費計　　　4,800,000円

3)　産業科施設・設備

　　産業界に活躍している青少年の短期の産業教育を充

　実するため,前年度に引続き次のとおり配分整備を完

　了した。

　　　郡山工業高等学校　　　　電気工事科

　　　会津工業高等学校　　　　溶接科

　　　　　　設備費計　　6,000,000円

　　　　　　施設費計　　5,222,000円　(W45坪,

　　　　　　　　　　　　S55.3坪)

4）　分校施設・設備

　　分校教育の充実は本県の重要課題であるので,60人

　以上常に在籍する次の学校に重点的に配分整備をし

　た。

　　　　　　設備費計　　1,500,000円

　　　岩瀬農業高等学校仁井田分校　　農業科

　　　小野高等学校平田分校　　　　　農業科

　　　本宮高等学校白沢分校　　　　　家政科

　　　相馬農業高等学校飯舘分校　　　家政科

　　　　　　施設費計　　　1,880,000円　(W40坪)

　　　田村高等学校御舘分校　　　　　農業科

　　　東白川農商高等学校鮫川分校　　家政科

5）　一般施設

　　全国的に劣る本県の産業教育施設の全般的な充実改

　善をはかるため,28,871,000円　(W504坪,S85坪)

　を次のとおり配分してその充実改善につとめた。

　　　耶麻高等学校　　　　　　農業科

　　　小野高等学校　　　　　　畜産科　家政科

　　　大沼高等学校　　　　　　畜産科

　　　会津農林高等学校　　　　畜産科

　　　相馬農業高等学校　　　　畜産科

　　　田島高等学校　　　　　　林業科

　　　本宮高等学校　　　　　　商業科

　　　須賀川高等学校　　　　　商業科

　　　勿来高等学校　　　　　　商業科

　　　東白川農商高等学校　　　家政科

　　　郡山女子高等学校　　　　保育科

　　　会津工業高等学校　　　　工業化学科

　　　小高工業高等学校　　　　工業化学科

　　　喜多方工業高等学校　　　電子科

6）　新設学科施設・設備

　　昭和38年度を始めとする高等学校入学志願者の急増

　対策として新設された学科の施設・設備の充実につい

　て,次のとおり実施した。

　　福島工業高等学校　精密機科3年次,機械科・電気科

　 (学級増2年次)

　　会津工業高等学校　精密機械科3年次,化学工学科

　　　2年次

　　二本松工業高等学校　機械科・電気料3年次,電子科

・土木科2年次,機械科(学級増)2年次

　　喜多方工業高等学校　電気科・機械科3年次,機械科

(学級増)・工業化学科・土木科2年次