教育年報1964年(S39)-078/232page
(1) 理科教育設備の充実状況 (単位千円)
区分/
充実状況/
規模別学校数1 (37校) 2 (3校) 計 摘 要 金額 充実率 金額 充実率 金額 充実率 基準総額(A) 99,849 - 8,891 - 108,740 - ○39年度充実学校数 38年度末充実金額(B) 31,328 31 3,810 42.9 35,138 32 本校4校 39年度補助
対象整備金額
(C)国庫補助金 2,082 - 217 - 2,299 - 分校13校 設置者負担額 2,082 - 217 - 2,299 - ○規模別学校数には 計 4,164 - 434 - 4,598 37 市町村立高校を含む 39年度末充実金額
(A)/(B+C)35,492 36 4,244 48 39,736 -
(2) 理科を除く教科設備の充実状況 (単位千円)
区分/
充実状況/
規模別学校数1 (31校) 2 (3校) 分校 (27校) 計 摘 要 金額 充実率 金額 充実率 金額 充実率 金額 充実率 基準総額(A) 55,631 - 6,808 - 34,401 - 96,840 - ○39年度充実学校数 38年度末充実金額(B) 17,162 30.8 1,845 27.1 12,354 35.9 31,361 32.4 本校 8校 39年度補助
対象整備金額
(C)国庫補助金 308 - 160 - 250 - 718 - 分校 5校 設置者負担額 616 - 320 - 500 - 1,436 - ○規模別学校数には 計 924 - 480 - 750 - 2,154 - 市町村立高校を含む 39年度末充実金額
(A)/(B+C)18,086 32.5 2,325 34.2 13,104 38.1 33,515 34.6
5 高等学校通信教育振興費(教科書学習書給与
費)
これは,高等学校の通信制の課程に学ぶ勤労青少年の
経済的負担を軽減し,生徒の学習意欲の向上を図るため
教科書および学習書を給与するものである。
昭和39年度の補助の対象となった生徒は,高等学校通
信制の課程に在学する生徒で,次の2つの要件に該当し
た者である。
(1) 3年次以上に在学し,28単位以上を修得した者
(2) 昭和39年度において3科目以上学習しようとする
者で,3科目以上の教科書および学習書を購入する
者
昭和39年度において上記の要件に該当し,教科書およ
び学習書の給与を受けた生徒の数は,福島高等学校59名
会津高等学校56名である。
また,給与した額は,福島が124,120円,会津が56,125
円で合計180,245円である。
なお,1人当りに給与される額は,当初1.500円を限
度としたが補助率が変更されたので,生徒が教科書およ
び学習書を購入するに要した経費全額を給与することに
した。
6 商業高等学校の体質改善
事務機械,事務機構の近代化された企業の要求する産
業人の育成をはかるには,施設・設備の充実は必須の要
件である。これとともに担当教員の資質の向上もまた必
要欠くべからざるものである。この見地から,昭和39年
度から県単独事業として3か年計画によりこれらの施策
を推進しようとするものであり,第1年次は次のとおり
実施した。
(1) 設備め充実
近代的な設備を導入することも必要であるが,基礎的
品目の絶対数が不足している現状にかんがみ,次の基礎
品目を整備した。
和文タイプライタ 52台
英文タイプライタ 10台 9,550千円
かなタイプライタ
手動計算器 19台
(2) 商業科教員の研修
株式会社黒沢商店 6人 1か月
クスダ事務機械株式会社 4人 1か月
7 特殊教育関係助補金
昭和39年度の特殊教育関係補助事業は特殊学級設備費
補助の1件だけである。これは精神薄弱者を教育する特
殊学級を置く小学校または中学校の設置者に対し,その
教育のため必要欠くことのできない教材,教具の購入費
を補助するものである。
昭和39年度においてこの補助金を受けた市町村および