教育年報1964年(S39)-087/232page

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     県教委西白出張所指導主事 金沢市郎

3)

期日 会場 参加者
10月6日〜10月8日 若松三中 49名
10月13日〜10月15日 白河中央中 53名

4) 内容

 〇 中学校数学指導上の問題点

 〇 初等代数・幾何学

 第3節 教育課程

 新教育課程は,小・中学校についてはすでに完全実施

され,今年は高等学校第2学年について実施されること

になった。A,Bあるいは甲,乙の科目の選択など問題

点もないわけではないが,実施状況は円滑で,教科科目

の学年配当,単位計画等おおむね適切に実施された。な

お,新教育課程の実施にともなう指導上の諸問題を研究

協議し,その解明を図って,教職員の指導力の向上に資

するため,小・中・高等学校を通じて,教育課程研究集

会を開催したので,これについて次に述べる。この集会

の成果は「昭和39年度福島県教育課程研究集会集録」と

して各学校に配布した。

1 小 学 校

 (1) 目 的

 小学校の新教育課程の実施にともなう指導上の諸問題

を研究協議し,その解明をはかり,教職員の指導力の向

上に資する。

 (2) 主 催

 福島県教育委員会

 各地区における市町村教育委員会連絡協議会

 (3) 協 賛

 福島県小学校長会

 福島県小学校教育研究会

 (4) 期日・期間

 7月28日(火),7月29日(水)の2日間

 (5) 会場

1) 県北地区 福島会場 (信夫・伊達・安達各管内)

2) 県中地区 郡山会場 (安積・岩瀬・田村各管内)

3) 県南地区 白河会場 (西白・東白・石川各管内)

4) 会津地区 会津若松会場 (南会・北会・耶麻・両沼

       各管内)

5) 相双地区 小高会場 (双葉・相馬各管内)

6) 石城地区 平会場 (石城管内)

 (6) 参加者

 国・公・私立の小学校教員

 (7) 研究集会の運営

1) 部会を次のとおり設け,参加者はそれぞれ一つの部

 会に所属して研究する。なお各部会には,指導助言

 者,司会者,記録係をおく。

 (国語) (社会) (算数) (理科) (音楽) (図画工

 作) (家庭) (体育) (道徳) (特別教育活動) (学

 校行事等)

2) 各部会ごとに研究問題として設定された,共通問題

 および県問題各1題ずつを中心に研究する。

3) 日程は次のとおりとする。

       9:00   9:20   10:00     12:00  1:00  3:50       4:00

第1日   開会式 オリエン
テーション
部会
(共通問題)
昼食・
休憩
部会
(共通問題)
   
第2日     部会
(県問題)
  部会
(県問題)
閉会式  

4) 部会の内容には,オリエンテーション,研究協議,

 まとめの各事項を含むものとする。

5) 研究発表は,各部会につき各出張所管内から2人

 (共通問題1人,県問題1人)ずつ行なうのを原則と

 する。ただし,各部会の発表者数が6人を下らないよ

 うにする。

6) 各会場の澤営責任者は会場地出張所長とし,運営責

 任者は共催者および協賛者と密接な連絡を図って運営

 にあたる。

 (8) 指導助言者

 指導主事,指導委員および校長,教諭,大学教授

(9) 事前研究

1) 県教委において「事前研究の手びき」を作成し,全

 参加者に配布するので,各参加者はこれに基づき,個


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