教育年報1964年(S39)-095/232page
外国語 特活行事等 農業 工業 商業 水産 家庭 会津 石川衛三 好川忠 塩田諭 佐久間俊忍 横山茂 佐藤貞子 (本庁) (会高) (本庁) (本庁) (本庁) (本庁) 早川俊一 石川進 鈴木健三郎 松木友正 宍戸周一 長谷沼美恵子 (会高) (福西女) (福農) (福大) (福商) (喜女) 浜 石川衛三 立花正敏 村田春男 佐久間俊忍 横山茂 塩田諭 佐藤貞子 (本庁) (相農) (磐農) (本庁) (本庁) (本庁) (本庁) 早川俊一 成田政栄 鈴木健三郎 松木友正 高橋幸一 富永正 神長和子 (会高) (内郷高) (福農) (福大) (郡商) (小名水産) (湯本高)
第4節 学力向上対策
昭和39年度の福島県教育委員会努力目標の第二に,
「教職員の資質の向上をはかり児童・生徒の学力の向上
につとめる。」ことがあげられている。
重要な課題である「児童・生徒の学力向上に努める」
ために「教職員の資質の向上をはかる。」という具体的
な方法によろうとしたのである。
教職員資質向上のための施策のおもなものは研修計画
である。以下本年度開催された講習会等の実態を述べる。
1 学習指導法講習会
(1) 目 的
小学校および中学校における比較的教職経験の少ない
教員や従来現職教育を受ける機会の少なかった教員に対
し,学習指導法改善のための講習を実施し,授業の充実
に資する。
(2) 主 催
福島県教育委員会
(3) 期 間
2日間
(4) 期日,会場
地区 管内 期日 会場 県北 信夫 5月27日〜28日 福島市児童館 安達 5月26日〜27日 梁川町梁川小 安達 5月28日〜29日 二本松市杉田小 県南 安積 5月28日〜29日 郡山市金透小 田村 5月27日〜28日 船引町船引中 岩瀬 5月26日〜27日 須賀川市第二小 西白河 5月14日〜15日 白河市白河中央中 東白川 5月13日〜14日 棚倉町棚倉小 石川 5月12日〜13日 石川町石川小・中 会津 南会津 6月3日〜4日 田島町田島小 6月4日〜5日 南郷村大宮小 北会津 6月2日〜3日 会津若松市城西小
耶麻 5月21日〜22日 喜多方市第一小 両沼 5月20日〜21日 会津坂下町坂下小 浜 石城 5月20日〜21日 平市平第二小 5月21日〜22日 勿来市錦小 双葉 5月13日〜14日 富岡町富岡一小 相馬 5月12日〜13日 原町市原町一中
(5) 主なる指導内容
1) 授業充実の着眼と現職教育
2) 教材研究のすすめかた。
3) 指導過程の合理化と指導技術の改善
4) 学習の評価
5) その他地域の実情による問題
(授業研究,複式学級における学習指導法)
(6) 主なる反省事項
1) 本講習会の目的を明瞭にし,指導事項の徹底をはか
りたい。
2) 地域の実情に即した講習内容が編成されるよう弾力
性をもたせたい。
3) 年度当初に開催されたことは効果的であった。
4) 内容については,授業研究,演習,実践報告等がく
みこまれたことはよかった。
5) 資料となる中心テキストがあったことはたいへんよ
かった。講習要項を準備したのもよかった。
6) 参加者の態度はきわめて熱心であった。
2 教育課程研究集会の開催
小・中学校および高等学校について開催し,酷暑を克
服して,尊い実践を発表し,研究協議をして,所期の目
的を達成した。(詳細は第5章第3節参照)
3 学力向上推進校の委嘱
農村地区の中規模小・中学校8校を昭和38年度以来2
か年継続で学力向上推進校に指定し,研究を依頼した。
(1) 目 的
本県児童・生徒の学力の向上を図るため,農村地区に
おける中規模程度の小学校および中学校について,学校