教育年報1964年(S39)-110/232page

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 ウ 社会科用語について

   社会科用語は常に用意して支え学年語い表の作成

  が望ましい。社会科であるべきが国語指導になり易

  いが言語からはなれての指導はあり得ない。

   指導に当っては言語活動の欄に予想しなかった言

  語等を記録して累績していくようにする。

 (3) 福島県聾部研究会

1) 期日 12月25日

2) 会場 県立福島聾学校

3) 研究主題

  「全半盲混成学級の指導はどうずればよいか」

4) 研究討議

  文学教育の具体的な進め方として,小学部より習字

 などをとおして行なう。大文字による当用漢字表を各

 自にもたせまた辞書をもたせ自ら読書する習慣を養う

 よう指導する。また文字指導についてはクラブ活動,

 その他放課後等時間の配分をくふうして行なうように

 する。

2 県立養護学校

 県立養護学校には肢体の不自由な子ども,肢体不自由

で知恵のおくれている者を対象として特殊教育が行なわ

れている。

 (1) 本校の児童,生徒数

1) 在籍児童生徒数 (昭和40年2月1日現在)

学年 小学部
1
2 3 4 5 6 中学部
1A
1B 2 3
担任 沢田 渡辺 山川 境田 佐藤 竹内 小室 小池 穂積 安藤  
本校 寄宿 4 5 13 13 9 8 10 7 4 - 74
通学 5 2 2 4 7 3 - 2 3 7 35
ベット 11 10 3 4 2 6 1 2 2 - 41
休学 1 1 - 1 - 1 - - 1 - 5
21 18 19 22 18 18 11 11 10 7 155
分校 15 17 11 11 6 11 7 22 10 5 93
合計 36 35 30 33 24 29 29 20 12 248

2) 病類別児童,生徒類
病類/項目 本校 分校 計 (%) 病類/項目 本校 分校 計 (%)
寄宿舎 療育園 寄宿舎 療育園
脳性小児マヒ 53 15 31 99 (39.9) 先天性骨異常 1 - - 1 (0.4)
背髄性小児マヒ 11 12 13 36 (14.5) 小児性編側痙性マヒ 1 - - 1 (0.4)
先天性股関節脱臼 3 26 24 53 (21.4) 脳炎後遺症 1 - - 1 (0.4)
火傷 - 10 14 24 (9.7) 背推後側変症 1 - - 1 (0.4)
進行性筋縮症 4 - - 4 (1.6) 股関節結核 - 1 - 1 (0.4)
内反足 1 3 - 4 (1.6) 骨形成不全 1 - - 1 (0.4)
リウマチ 1 2 2 5 (2.0) 発育異常 - - 2 2 (0.8)
四肢マヒ - 1 - 1 (0.4) 先天性奇形 - - 4 4 (1.6)
クル病 1 - - 1 (0.4) 発髄破裂 - 1 - 1 (0.4)
カリエス - 1 - 2 (0.8) 結核 - 1 - 1 (0.4)
ペルテス氏病 - 1 - 1 (0.4) 79 76 93 248

3) 出身別児童,生徒
項目/
地区別
福島市 二本松市 郡山市 須賀川市 白河市 会津若松市 喜多方市 平市 内郷市 常磐市 勿来市 磐城市 原町市 相馬市 信夫郡 伊達郡 安達 安積 岩瀬郡 西白河郡 東白川郡 石川郡 田村郡 北会津郡 南会津郡 耶麻郡 河沼郡 大沼郡 石城郡 双葉郡 相馬郡
奇宿舎 10 1 2 6 3 1 3 2 1 1 2 2 - 3 - 6 7 2 6 3 4 1 1 1 - 6 2 2 - - - 79
療育園 4 1 5 2 - 3 3 - 2 3 1 1 - 1 - 7 7 2 - 6 4 2 9 1 2 5 3 5 - - 1 76
分校 5 1 - - - 4 1 4 - - 1 5 2 7 - 5 3 1 1 1 7 - 11 - 5 4 2 - 6 7 6 93
合計 19 3 7 8 3 8 7 6 3 4 4 8 2 11 - 18 17 5 6 10 15 3 21 1 7 15 7 7 6 7 7 248
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