教育年報1964年(S39)-144/232page
3 第19回東北,北海道地区通信教育研究協議会
本年度は本県が主催となって標記協議会を開催し,参
加者の活発な意見,実情,文部省からの指導を受けて有
意議に日程を終了した。
(1) 日 時 昭和39年9月8日〜9日 2日間
(2) 場 所 会津若松市会津高校通信教育部
(3) 参集者 東北各県 指導主事,校長,教諭 約50名
(4) 協 議
1) 通信教育運営上の諸問題
ア 教育課程,履習期間,レポート等の月一歩調
イ 教職員の適正配置
ウ 基本的事務内容について
2) 普通科の外職学科の設置について
3) 職業科目の実験実習について
4) 新,旧教育課程の切替えについて
5) 学習指導準上の諸問題
ア 専用教室の使い方について
イ 一科目あたり面接指導の最低時数の決定
ウ 規制学習と個人学習との組み合せについて
エ 増科単位の指導について
オ 特別教育活動の効果的運営について
カ 教材生徒購入方法について
(5) 文部省に対する質問
1) 通信制生徒に対する身体検査はどこまで要求され
るか。
2) 教科研究会を文部省で開催できないか
3) 新教育課程全面切り替えの時期について
4) 出席日数,面接時間数の標準をどう考えている
か。
5) 汽車,バス運賃の割引きについて見通しはどうか
(6) 講 演 文部省 菱村幸彦氏
1) 通信教育の現状について
2) 広域通信教育について
3) 技能施設との連けいについて 具体的事例にもと
づき詳細なる指導講演があった。