教育年報1964年(S39)-158/232page

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  ・ 働く婦人と子どもの教育について    耶麻

 イ 全体討議

 ウ 郷土芸能の発表会

 (3) 生活問題研究協議会

1) 趣旨 県婦連は10年の話し合い学習を積み重ねてき

 た。しかし目まぐるしく移り変わる世の中で,ただ漠

 然とした話し合いだけでは生活の実態をつかむことは

 できない。本年は生活を基盤とした調査を行ない,問

 題を分析し実態をとらえる学習をして生活の向上を図

 りたい。

2) 期日,場所,参加者

期日 場所 参加者数
39・8・29〜9・8 相馬市他県内9会場 2500名

3) 内 容

 ア 研究主題 生活を基盤とした調査による学習

 イ 分科会

   第1分科会 こどもの教育について

   第2分科会 家計につながる婦人の労働

   第3分科会 市町村の予算について

 ウ 全体討議

 エ 講義 くらしをよくするため調査をとり入れた政

  治学習について

   講師 東北大学教授     塚本哲人

       農政評論家      松丸志摩三

       福島大学経済学部教授 玉山勇

       東京大学教授     山村健

 (4) 県婦人団体連合会会長研修会

1) 趣旨 科学の発達と社会の近代化伴って生活もかわ

 り,社会的にも家庭的にも新らしい問題がおきてい

 る。この時にあたり単位会の運営責任者がくらしをよ

 くするための今年の目標や実践活動をさらに効果ある

 ものにするためには,科学的にその問題をはあくしな

 ければならない。それで各種の調査を基礎として問題

 を分析し,実態に即した話し合いを行ない,広い視野

 と深い英知を養い会員ひとりがしあわせになるような

 りっぱな民主団体とするために研究したい。

2) 期日,場所,参加者

期日 場所 参加者数
39・5・11〜5・14 県婦人会館 450名

3) 内容と方法

 ア 研究主題 くらしをよくするための婦人団体の役

  割と調査学習

 イ 分科会協議題

   第1部 婦人団体に関する問題

   第2部 婦人労働と家庭経済

 ウ 方 法

   部会研究・部会発表・全体会・レク研究・講義

 エ 講義 くらしをよくするための婦人団体の調査学

  習

   講師 文部省婦人教育課長  塩ハマ子

 第4節 家庭教育

1 概 況

 家庭教育についての学習は,これまで,成人講座・婦

人学級・PTAの成人教育活動などで進められてきた

が,今年度から国の施策と相まって,家庭教育学級が県

下各市町村に245学級が開設された,いままでの学級講

座の学習とともに家庭教育学級の普及を奨励し,家庭教

育の振興を図ってきた。

2 家庭教育研究集会

 (1) 目的 家庭教育ならびに家庭教育に関する学習の

諸問題について研究協議し,家庭教育の振興に資する。

 (2) 期日,会場,参加者数

期日 会場 参加者数
9月15日〜16日 柳津町体育館 120名
9月17日〜18日 白河市立白河第一小学校 170名
9月24日〜25日 飯坂町公民館 60名
9月26日〜27日 平市立平第一小学校 80名

 (3) 講師 文部省社会教育官   藤原英夫

       文部省婦人教育課長 塩ハマ子

       県教委指導室長    栗原喜蔵

       県教委調査研究所長 長谷川寿郎

 (4) 参加対象 市町村教育委員会・公民館家庭教育担

当者家庭教育学級企画委員・運営委員等関係者

 (5) 内 容

1) 研究主題 家庭教育に関する学習の企画運営ならび

 に学習内容について。

 ア 家庭教育学級を効果的にするための企画運営はど

  うあればよいか。

 イ 家庭教育学級ではどんなことをどのような方法で

  学習したらよいか

2) 講義

 ア 家庭教育の学習の目標と学習内容について

 イ 本県における家庭教育の諸問題

 (6) 効果 家庭教育の諸問題ならびに家庭教育学級の


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