教育年報1964年（S39）-162/232page

会場	使用回数	%
公民館	858	46.1
学校	605	32.5
集会所	186	10.0
私宅	159	8.5
野外	54	2.9

ウ　学習者の層

層	利用回数	%
青年学級	120	6.5
婦人学級	251	13.5
社会学級	19	1.0
小学校	177	9.5
中学校	104	5.6
高等学校	75	4.0
青少年団体	59	3.1
成人団体	167	9.0
PTA	196	10.5
一般大衆	601	32.3
指導者研修	93	5.0

エ　文部省企画録音教材

　　所有本数654本,39年度増加分　87本,損傷分な

　し。この録音教材を再録音して送付した本数は346

　本で,これらはさらに再録音されて各種学級や団

　体,小中学校高等学校の教材として利用され,一部

　は有線放送にの利用されている。

11　各種教育映画フイルム巡回利用

　(1)　へき地巡回利用教育映画

ア　趣旨　日常すぐれた映画に接する機会の少ないへき

　地の青少年に対し,よい映画を観賞する機会を与え,

　健全な教養をつちかい社会教育活動の促進に資する。

イ　期　間　39・8・15〜9・25

ウ　地　区　田村,石川各出張管内

エ　参加人員等　7会場　17回開催　4.882人観賞

　(2)　科学技術映画

ア　趣旨　科学技術映画の利用を効果的にし,科学技術

　の振興に資する。

イ　期間　39・7・2〜40・3・31

ウ　地区　全出張所管内

エ　参加人員等　65会場　65回開催　12.510人鑑賞

　(3)　文化財映画(第7節,文化財の保護の項に掲載)

12　県内地域ライブラリーの状況

ア　ライブラリー数　　27

イ　ライブラリーの内容

　予算総計　　19,856,000円

　(内・公費5,576,000円,その他14,280,000円)

　教育映画フイルム所有本数3.752本　(39・5・1現在)

　(内・学教用3.228本社教用524本)

　貸し出し範囲　学校教育のみ7,社会教育のみ4,学

　校社会教育とも23

　専任職員のもつライブラリー数10　計10名

ウ　県所有映画フイルムの利用について

　　操作許可証所有者数　　3.804人

　　登録映写機　　　　　　　380台

　第6節　芸術文化

1　概　況

　ここ数年来努力目標として「芸術文化の振興」がかか

げられ,予算も増額され,本年度は6,106千円をもって

芸術祭,県展等を中心とする諸事業を行なって県民文

化の向上に努力した。特に本年度は,芸術祭を補助金と

して文化団体,地元機関の企画・運営に任せて,地方文

化の向上を図り,また文化振興の会議をもって,県民代

表者の声を行政のうえに反映させる方策を取りあげた。

これらの施策は直ちに効果が上るものではないが,長い

時間をかけて豊かな,香り高い福島県民文化の高揚を期

すべきものであろう。

2　18回県総合美術展覧会

　(1)　期日　39・5・24〜31日

　(2)　会場　原町市体育館,第二小学校講堂

　(3)　応募数ならびに陳列数

区分	総搬入数	公募		招待依嘱	陳列数
		搬入数	陳列
第1部　日本画	86	65	46	21	65
第2部　洋画	384	338	157	46	203
第3部　彫塑	76	62	42	14	56
第4部　工芸	56	39	33	19	50
第5部　書	238	206	144	32	176
計	840	710	422	128	550

　(4)　入場者

一般	中小学校生	高等学校生	計
3,537	6,643	957	11,137人

　(5)　入賞者