教育年報1964年(S39)-172/232page
( )は国立 県立 私立の学校
区分 小学校 中学校 幼稚園 高等学校 合計 校数 人員 % 校数 人員 % 校数 人員 校数 人員 校数 人員 補食給食 19 8,016 2.9 6 2,740 2 2 267 27 11,023 ミルク給食 脱脂粉乳 339 63,160 22.8 163 62,967 36.2 8 850 510 126,977 牛乳 (7)
28(1,527)
7,0622.5 (2)
100(954)
68,02339 137 77,566 合計 777 273,206 98.4 323 156,716 90.1 10 1,117 18 4,352 1,128 435,421
特に本年度における問題点としては,野菜給食材料の
値上りが甚しく,学校給食所養栄養量の基準確保につい
て学校現場はいろいろ苦労が多かったことと思われる
が,来年度は是非適正給食費の決定により食事内容の充
実した給食が実施できるよう努力されたい。
また,牛乳問題についても逐次国からの割当量が増加
しできており,本県の酪農振興の立場からも価格等供給
方法上若干の問題はあるが,これまた大いにその使用を
すすめて行く必要がある。
第2節 学校保健
1 第12回福島県学校保健研究大会
7月6・7日の2日間,喜多方市立第一小学校におい
て開催した。参加人員約1000名,開会式・表彰式・研究
発表・講演・分科会などあり,学校保健の理解と深化に
役だった。特別講演「学校における精神衛生」と題する
東京教育大学教授桂広介氏の講演は学校保健関係者はも
ちろんのこと一般教員に対し深い感銘をあたえると共
に,今後の本県学校保健の推進について大きな示唆をあ
たえた。
研究主題は「学級における保健活動の進化をはかるに
はどのようにするか」とし,校長・保健主事・養護教諭
など10分科会に分かれて,各職域別に,それぞれの立場
から研究発表ならびに研究討議がおこなわれた。
なお,本大会に県内の学校保健功労者,県立喜多方高
等学校学校医斎藤実氏外9名が,万雷の拍手の裡に表彰
され,同時に学校安全優良学校として,船引町立七郷中
学校外15校が表彰された。
本会の研究集録を編集し,その内容を県内各学校関係
者に配布した。
2 学校保健講習会 (学校病予防)
児童生徒が学習しながらもっている学校病のうち寄生
虫について絶滅計画を立て,その予防講習会を県衛生検
査協会を得て開催した。
期日 会場 講 師 11月20日 福島保健所 福島保健所技師 猪俣浩 6月10日 霊山町掛田小 県立医大教授 高橋茂 6月30日 二本松市岳下小 県立医大教授 高橋茂 6月17日 郡山市芳山小 郡山保健所長 中山哲夫 7月17日 鏡石町鏡石一小 県環境衛生技師 斎藤重男 7月14日 白河市四小 白河保健所長 原幸治郎 7月2日 塙町高城小 高城小校医 鈴木直人 7月23日 石川町石川小 県立医大教授 高橋茂 7月10日 三春町三春中 三春保健所長 太田馨 6月27日 若松一中 若校保健所長 江幡勤 8月4日 田島町産業研修所 田島保健所長 籠倉四郎 7月1日 会津坂下町坂下小 坂下保健所長 山内正人 10月20日 葛尾村葛尾中 浪江保健所 馬場道夫 6月17日 小高町小高小 原町保健所長 渡部正
3 保健主事研修会
県内の全保健主事に対し,学校環境衛生について下記
により研修会を開催した。
講師 福島県学校薬剤師会長 野崎善雄
期日 会場 参加人員 10月29日 平市立平第二小学校 95名 10月30日 原町市立原町第一小学校 64名 11月25日 福島市児童館 108名 11月26日 郡山市立芳山小学校 124名 11月27日 会津若松市立第一中学校 88名
4 養護教員研修会
飲護教員の職務内容について理解を深め,その資質の
向上をはかる。
期日 会場 参加人員 1月26日 福島市児童館 54名 1月27日 郡山市芳山小学校 101名 1月28日 若松市立第一中学校 56名 2月8日 原町市立原町第一小学校 32名 2月9日 平市立平第二小学校 65名