教育年報1964年(S39)-199/232page
費,給食費未納の児童生徒数,給食施設の面積,調理室
の建物構造,調理室の建築後の経過年数,給食設備の有
無,給食関係従事者
(2) 普及状況調査
調査の対象は市町村(組合を含む)の教育委員会で調
査事項は次のとおり。
給食実施校および未実施校,給食普及率,市町村の歳
出決算額,市町村の財政力指数。
なお調査の結果は「学校給食調査報告書」として公表
した。
6 全国学力調査
昭和39年度全国小・中学校学力調査は,それぞれ次の
とおり実施された。
39年6月23日 小学校
39年6月23・24日 中学校
実施課目は,小学校国語,算数,中学校国語,数学,
社会,理科,英語であった。
(1) 調査に参加した学校数,児童生徒数
小 学 校 (標本校)
5年 6年 学校数 131校 132校 教科 国語 9,775人 10,750人 算数 9,853人 10,827人
・ 標本校以外のすべての小学校が希望で参加した。
・ 全国標本校数 6年 4,609校
5年 4,631校
・ 本県標本校で5年1校減は5年在籍者がないため。
中 学 校
2年 3年 学校数 344校 342校 教科 国語 55,471人 58,092人 社会 55,536人 58,133人 数学 55,465人 58,738人 理科 55,515人 58,125人 英語 55,212人 54,706人
・ 本県標本校で3年2校減は,3年在籍者がないため
・ 全国中学校実施校
2年 2年 国語 11,218校 11,238校 社会 11,222 11,243 数学 11,222 11,242 理科 11,222 11,242 英語 11,218 11,186
(2) 平均点,標準偏差
小 学 校
学年 教科 本県平均点 標準偏差 全国平均点 標準偏差 5年 国語 56.2 22.2 59.1 18.9 算数 42.0 22.0 44.8 22.4 6年 国語 57.3 19.5 60.7 19.3 算数 34.0 19.6 35.2 20.0
中 学 校
学年 教科 本県平均点 標準偏差 全国平均点 標準偏差 2年 国語 51.8 16.0 56.0 19.4 社会 33.7 19.0 37.7 21.1 数学 34.8 20.8 41.6 23.2 理科 33.8 18.4 35.9 19.5 英語 39.7 23.8 47.2 25.7 3年 国語 49.0 20.9 53.8 21.4 社会 43.0 19.8 47.0 20.7 数学 35.6 23.5 41.6 25.1 理科 32.6 17.8 36.2 18.8 英語 40.8 24.9 48.3 26.5
(3) 昭和34年度よりの推移(学力偏差値)
小 学 校
学年 教科 34年度 35年度 36年度 37年度 38年度 39年度 5年 国語 47.5 48.5 算数 47.2 48.8 社会 48.5 理科 47.7 6年 国語 46.5 46.6 47.0 48.3 算数 47.0 46.4 48.1 49.4 社会 48.1 48.4 理科 49.0 48.3
中 学 校
学年 教科 34年度 35年度 36年度 37年度 38年度 39年度 2年 国語 46.5 46.7 47.3 47.7 社会 46.5 47.6 47.9 48.1 数学 46.4 46.6 47.1 47.1 理科 47.2 47.9 47.9 48.9 英語 46.1 47.0 46.5 47.1 3年 国語 46.9 46.3 46.7 47.8 47.8 社会 46.6 47.1 47.8 48.1 48.1 数学 47.8 46.2 46.8 47.0 47.6 理科 47.2 46.8 47.1 47.8 48.1 英語 46.0 47.0 46.6 47.2
昭和34年度以降の全国学力調査の結果を学力偏査値で
示したのが上表である。本県の位置づけの推移をみる
と,
(1) 小学校は5・6年とも,確実に向上していることが
わかる。
(2) 中学校2年について5教科平均でみると,
36年度 46.5 38年度 47.3
37年度 47.2 39年度 47.8