教育年報1965年(S40)-090/213page

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(4)期日・会場
地区 期日 会場
中通り方部 5月18日〜19日 須賀川高等学校
会津方部 5月20日〜21日 大沼高等学校
浜方部 6月14日〜15日 四倉高等学校

(5)講 習 内 容

  主題「高等学校において、学力の向上を図るには

    どうしたらよいか。」

 1) 学習指導法の改善点

 2) 現職教育の計画立案とその進め方

(6)講     師

  福島大学学芸学部教授 田口孝之

  福島大学学芸学部教授 宮口春雄

(7)主なる反省事項

 1) 本講習会は、本年度の新規事業ではあったが、

  講習事項を徹底させることができ、所期の目的を

  達成することができた。

 2) 講習内容として、大学教授の講演、指導主事の

  講義、公開授業などが組みこまれたことはよかっ

  た。

 3) 本年度の参加対象者は、主任、科長、実習主任

  等としたが、今後は、比較的教職経験の少ない教

  員、一般教員を参加させてほしいとの要望が多い。

 4) 内容として、さらに、教科別の指導法、分科会

  等を計画して講習会を強化し、継続して開催する

  よう要望が多い。

 5) 参加者の態度はきわめて熱心であった。

 3 教育課程研究集会の開催

 小学校、中学校および高等学校について開催し、酷

暑を克服して尊い実践を発表し、研究協議をして、所

期の目的を達成した。(詳細は第5章第3節参照)

 4 各種研究会、講習会等

 「児童生徒の学力の向上をはかる」ために、上記の

ほか、別記の各種研究会、講習会を開催し、「教職員

の資質の向上をはかった。

 (詳細は第5章第2節、第3節、第5節、第6節、

第7節、第8節、第13節参照)

 5 学力向上推進校の委嘱

 農村地区の中規模小学校、中学校8校を学力向上推

進校に指定し、本年度より2か年継続の予定で研究を

進めるよう依頼した。 (第1期の指定は、昭和38年度

である。)

(1)目    的

  本県児童生徒の学力の向上を図るため、小学校お

 よび中学校について、学校経営全般の充実をはかり、

 学力向上の実をあげるモデル校を指定し、その資料

 を各学校に普及活用させる。

(2)指定校の運営

  指定校は、前記目的の達成を図るため、学校経営

 の全般にわたり診断評価し、その改善充実に努めて

 学力向上の実をあげるとともに、その資料の普及を

 はかる。

  指定校においては、次の諸点について配慮し、実

 情に即した運営の計画をたてるものとする。

 1) 学校経営の評価

 2) 児童生徒の実態は握

 3) 学力向上の施策

  ア.学力向上のための体制を警備充実する。

  イ.授業の体質改善を行ない、充実をはかる。

  ウ.生徒指導の徹底をはかる。

  エ.教育環境の整備充実をはかる。

(3)指定校および研究主題

 1) 田村郡大越町立大越小学校(校長 渡辺俊夫)

    「学力の向上をはかる指導法の研究」

    (特に国語・算数を中心とした主体的学習)

 2) 東白川郡塙町立笹原小学校(校長 鈴木勝富)

    「自主的な学習態度を育てるには、どのよう

    にしたらよいか」

 3) 喜多方市立豊川小学校(校長 佐藤善喜)

    「主体的な学習を進めて学力を高める研究」

 4) 石城郡田人村立田人第一小学校(校長 江尻静男)

    「授業の体質改善」

    (学習指導の改善と学習方法訓練)

 5) 双葉郡浪江町立大堀小学校(校長 石井忠)

    「主体的な学習を進めるための実践的研究」

    (正しく感じ、正しく考え、正しく意欲し、

    正しく行なう力をもつこどもを育てる)

 6) 安達郡大玉村立玉井中学校(校長 紺野直永)

    「学力向上をはかる教育実践をどうするか」

    (学習環境の整備と学習指導の研究)

 7) 西白河郡中島村立中島中学校(校長 吉田直義)

    「意欲的な学習活動をさせるにはどうしたら

    よいか」

 8) 河沼郡柳津町立柳津中学校(校長 酒井幸雄)

    「主体的な学習を高めるための学習指導法の

    改善と学習習慣の形成」

(4)成    果

  上記の主題について、推進校が相互に連絡提携し

 ながら鋭意研究に努力した結果、つぎのような成果

 を収めた。

 1) 学校経営全般にわたって、教職員全員がその改

  善策を検討し、積極的にそれをひとつひとつ着実

  に実行し、学校経営の実をあげた。

 2) 児童生徒に自主的な学習態度が身につき、学力

  の向上が見られた。

 3) 授業のきびしさを再発見した教師が、児童生徒

  の反応のすばらしさに勇気づけられ、さらに、き

  びしく授業充実の道を進もうという意欲に燃えて

  いる。

 4) 共同研究を通して教師の姿勢を正し、新しい人

  間関係を確立した。

 5) 研究実践過程を明らかにして、各地区の小学校、


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