教育年報1965年(S40)-099/213page
ツ.土の性質
テ.病原体と寄生虫の種類
ト.音の高低と強弱
ナ.川の水の流れとそのはたらき
ニ.いねの栽培、特に成長と環境との関係
ヌ.月の観察
ネ.地質調査と植物採集(演習)
〇中学校部会
ア.天気図の指導
イ.落下運動の指導
ウ.動物の呼吸と血液の循環
エ.力とモーメントの指導
オ.中和と塩
カ.遺伝のしくみ
キ.火成岩の指導(甲子高原における現地学習)
ク.沈澱の生成
ケ.地球の運動
コ.仕 事
サ.音、光、電気、放射線
シ.造岩鉱物と火成岩
ス.気体の発生
セ.高等植物の見分け方
ソ.植物の簡単な生態
〇高等学校部会(生物班)
ア.高校生物における実験観察のあり方
イ.計測の指導
ウ.理科における視聴覚教育について
エ.物質交代の指導
オ.くふう、改良された生物実験の発表と実演
カ.細胞生理について
キ.生物教育の系統性について
ク.生物実験の諸問題について
ケ.BSCSにおける生物教育のあり方
8) 実施状況および所見
夏季休業中の暑いさ中の6日間ではあったが、
どの部会のどの会場も,講座実施担当者のきめこ
まかな計画と講師陣の効果的な講座内容の展開に
よって、大きな成果を得ることができた。また終
始熱心な態度で研修された受講者の諸先生には心
から敬意を表したい。
次年度の講師には、理科教育センターでの指導会
者講習受講者に参加していただいて、さらに実際
的、効果的な講座を展開したいものと考えている。
(2)中学校技術・家庭科実技研修会
1) 目 的
中学校の技術・家庭科を担当する教員を対象と
して、この教科の実技に関する指導能力の充実向
上をはかる。
2) 主 催
文部省、福島県教育委員会
3) 日程、期日、会場、参加者等
部会名
会場名木材加工 金属加工 家庭工作 備考 福島4中 8/9〜8/12 8/2〜8/5 8/2〜8/5 9時〜16時 郡山1中 8/2〜8/5 〃 〃 若松2中 8/9〜8/12 〃 〃 富岡1中 〃 〃 浪江中 8/2〜8/5 参加者数 155名 155名 155名 計 465名 4) 講 師
地区実技研修会に参加した者および中学校教員
をもってあてた。
会場名 部会名 講師所属校 講師氏名 福島4中 木材加工 北信中 萩原功 〃 金属加工 福島4中 秋田実 〃 家庭工作 福島2中 関根千代二 郡山1中 木材加工 郡山1中 菅野正男 〃 金属加工 〃 小熊喜己 〃 家庭工作 郡山3中 鈴木繁 若松2中 木材加工 若松2中 本田新一郎 〃 金属加工 〃 吉田満 〃 家庭工作 若松3中 玉川知 富岡1中 木材加工 富岡1中 山田広 浪江中 金属加工 浪江中 星忠義 富岡1中 家庭工作 富岡1中 山田広 全般 指導課 横内直典 〃 〃 佐藤貞子 5) 実施状況および所見
夏期休業中の暑い盛りの時であったが、各地区
とも講師陣の周到な準備と指導によって、研修の
先生方も技術・家庭科指導のための実技能力を向
上しなければならないという自覚をもっておられ
るので、昼休みの時間ももどかしいという状態で
あった。
第7節 産 業 教 育
昭和40年度は、国策に基づく産業教育の振興に対応
し、さらには、産業教育80年の記念すべき年を迎えた
のでこれらに伴なう事業として、
(1)産業教育に関する教育内容および方法の改善
(2)産業教育に従事する教員の現職教育
(3)産業教育の実施について、産業界との協力の促
進
(4)産業教育に関する施設・設備の充実
(5)産業教育80年記念式典の挙行
に重点をおいて下記事項を実施した。
1 産業教育に関する教育内容および方法
の改善に関すること
(1)昭和40年度福島県教育課程研究集会職業部会の開
催
(前掲の通りである)
2 産業教育に従事する教員の現職教育に
関すること。