教育年報1965年(S40)-106/213page
表 彰 状
五十嵐済 石見金衛 山辺伊助 渡辺春三 大橋勇太郎 金田長治郎 川久保武夫 鈴木義雄 久納緑 黒森松寿 長谷川源之助 横山正英 国分ヨシ 小林直明 安倍仁三郎 添田稔男 酒井正夫 佐川新次 渡辺与吉
稲村良之助 殿
あなたは永年にわたり県産業教育振興のため尽力さ
れ、その功績きわめて顕著であります。よって産業教
育80年記念式典を挙行するにあたり、記念品を送り表
彰します。
昭和40年11月3日
福島県産業教育80年
記念会会長 木村守江
*一般功労者
浅間久雄 木ノ戸徳重 西坂長作 蓮沼竜輔 鈴木善九郎 戸部光衛 坂内巌 油井賢太郎 表 彰 状
鈴木善九郎 殿
あなたは永年にわたり本県産業教育振興のため尽力
され、その功績きわめて顕著であります。よって産業
教育80年記念式典を挙行するにあたり記念品を贈り表
彰します。
昭和41年11月3日
福島県産業教育80年
記念会会長 木村守江
*産業教育振興中央会会長賞
大橋勇太郎 金子堅一 下山田勤 鈴木重雄 金田長治郎 酒井正夫 高久孝 間弓幸蔵 三瓶常四郎 塩津敏平 6 産業教育審議会に関すること。
(1)審議会委員
氏名 所属 公職名 大竹謙蔵 産業経済界 厚生文教常任委貝長 油井賢太郎 〃 福島商工会議所常任理事 浅間久雄 〃 福島経営者協会会長 児玉宗一 〃 福島県農業試験場長 安井健夫 教育界 福島商業高等学校長 富田高明 〃 福島工業高等学校長 鈴木英一 〃 福島農蚕高等学校長 加藤利貞 〃 信夫郡吾妻町立野田中学校長 高橋キヨ子 〃 福島大学学芸学部助教授 渡辺宏 勤労界 福島県高教組委員長 和田敬久 〃 福島県労協議長 松原善司 行政機関 福島県総務部長 (2)審議会審議内容
第1回 6月30日
ア.昭和40年度産業教育関係予算について
予算配分については、本県の長期総合教育計
画の策定の観点に立つこと。
イ.昭和40年度科学技術教育振興費について
特に、実験実習費についてはく今後とも増額
されるよう要望する。
ウ.中学校技術・家庭科教育の振興について
実験・実習を主とする教科の特色にかんがみ、
施設・設備の充実に努力する必要がある。
第2回 12月24日
ア.昭和41年度産業教育にかかる事業計画につい
て
施設・設備が全国ならびに東北に比して低位
である。整備計画案の確立を望む。
イ.家庭科教育体質改善について
県内高等学校の家庭科教育についてその内容
および施設設備の改善をはかるために、県内5
地区の学校を指定する。
第3回 2月3日〜5日
産業教育振興法にもとづく、施設・設備の管理
・活用および充実状況、産業教育担当教諭、実習
助手等の配置ならびに現職教育状況を視察するた
めに、県外、県内学校視察を実施した。
ア.視察校 茨城県水戸市立水戸第二中学校
茨城県立水戸農業高等学校
福島県立勿来工業高等学校
〃 小名浜高等学校
〃 四倉高等学校
イ.視察結果
(ア)中学校技術・家庭科の安全管理・安全教育
に努力する必要がある。
(イ)自営者養成農業高等学校整備計画のうち、
農場の確保については、穀作、酪農、園芸、
畜産等を考慮して、すくなくとも基準面積以
上を要望する。
(ウ)産業教育センターを設置することが望まし
い。
第4回 3月22日
ア.自営者養成農業高校にかかる事業計画につい
て
用地の確保については、なによりも重大であ
るから、急がれたい。
イ.産業教員等研修行事について
施設・設備の充実と併行して、教育内容の改
善のためにも、研修行事をふやしてほしい。
(1)農業高等学校の体質改善
1)概 要
昭和40年度は、産振関係予算の大幅な伸びによ
り充実した施設・設備のも,とに指導内容、方法の
改善について小高農業高等学校を研究指定校に選
定した。また「農業経営学習の手引き」を編集し
て学力の向上に努力を傾注した。このことは、農
業構造改善事業の進展とともに企業性協業化の問
題が課題となり、農業後継者養成の主柱も「農業
経営」を中心として指導しなければならない段階
に立ちいたっている。農業高等学校の地域農業に果
たす役割が明確化し、企業的経営技術・栽培飼育
技術についての学習方法が改善されてきている。
農業教育が時代の進歩に即応するためには、基
礎的な学習はもとより、高度な機械化省力技術の