教育年報1965年(S40)-148/213page

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(3)委嘱校 5校
学校名 課程名 主なる科目 参加人数 開催期日
県立小野高等学校 農業 農業経営 63 2.14〜
畜産 2.19
農村生活  
県立耶麻高等学校 農業 農業経営 56 8.2〜
農業機械 8.6
県立福島工業高等学校 工業 オシロスコープ 46 9.13〜
(電気) 引張試験 9.27
(機械)    
県立喜多方商業高等学校 商業 算盤 28 8.23〜
手動式計算器 8.28
県立会津工業高等学校 工業 自動車構造 40 7.21〜
(電気) 運転基本操作 7.25
(機械)    

(4)効果 各校の協力、関係機関、事業所等の支援に

 より本講座の目的を完全に果すことができ、参加者

 は今後の職業生活により一層の自信を深めたことは

 大きな成果であった。

 11 県研究青年学級の委嘱

(1)趣旨 勤労青年教育における青年学級の果す役割

 の重要性にかんがみ、効果的な青年学級の開設運営

 の方法について継続的に研究し、その成果について

 資料の提供等を求め、もって本県青年学級の充実振

 興方策の検討の資とする。

(2)委嘱青年学級(8学級)
出張所 委託教育委員会名 研究学級名
信夫 福島市教育委員会 福島市中央公民館青年学級
郡山 郡山市〃 郡山農業専門学院
北会津 会津若松市〃 会津若松市第4青年学級
西白河 白河市〃 白河市中央青年学級
石川 古殿町〃 古殿町農業青年大学
田村 三春町〃 三春町中央青年学級
石城 磐城市〃 磐城市小名浜中央青年学級
双葉 楢葉町〃 楢葉町女子青年学級

(3)研究課題 次に掲げる研究課題の1以上について

 具体的な資料がえられるよう研究を実施する。

 1) 学級生の能力、学習意欲や勤労生活の実態に即

  応してどのような学習内容と学習方法が適当か。

  特に、可能な実験、実習はどんなものか。

 2) 指導体制の確立と施設設備の活用について、い

  かにくふうしたらよいか。

 3) 学習活動とあわせて生活指導をどのように進め

  たらよいか。

 4) 青年学級の効果を高めるために後援組織をどの

  ように組織運営したらよいか。

(4)研究委託費 各2万円 8学級分

(5)効果 2年間の継続研究の初年度として、学習課

 程編成、生活指導等につき具体的な資料を得ること

 ができ来年度の研究完了に大きな期待がもたれる。

 12 県青年学級研究協議会の設置

(1)趣旨 進みゆく社会の要請および青年動態の現状

 にかんがみ、勤労青年教育の振興充実を図るため、

 公教育機関としての青年学級のあり方を研究する一

 方、青年講座等による青年教育のあり方について研

 究するとともに、各学級等の指導助言にあたり、本

 県勤労青年教育の振興を図る。

(2)委員(20名)
  氏名   氏名
信夫 山河信海 耶麻 根本一
伊達 中村敏男 両沼 三浦明
伊達 和知謙 西白 大島房美
安達 高野与四男 東白 小野隆男
郡山 三瓶忠衛 石川 長谷川慶信
郡山 石塚忠光 田村 佐藤春男
岩瀬 高久田大一郎 石城 石川佐中
南会 室井康弘 双葉 吉田農夫雄
北会 渡部宏 双葉 山田良
北会 鴻巣純一 相馬 宝玉義信

(3)事業内容

 1) 調査

 2) 青年学級ならびに青年講座等における学習内容

  と方法について研究

 3) 研究集会、学級に対する助言指導

 4) 資料の作成(青年の学習のために第3集)

  ア、年長青年学級学習課程一般教養編

  イ、職業(商業科)学習課程編

  ウ、青年講座教育内容編

  エ、青年の家等施設利用編

(4)協議内容と効果 昨年度に引続き、県研究青年学

 級と連携をもちながら、勤労青年の欲求と社会の要

 請に基づく学習課程編成のための手がかりとしての

 資料を作成した。なお、青年の減少により青年学級

 開設不可能の地域においては、青年教室とか、青年

 講座とか、何等かの方法により青年教育を行なうた

 めの資料も加え、国立磐梯青年の家の設置にあたっ

 て、これが施設を活用しての青少年教育のプログラ

 ム案等も加えたので、市町村における青年学級を中

 心とした青少年教育を進めるうえに大いに参考にな

 ることと思い、本協議会の果している役割はまこと

 に大きいものがあると思っている。

  第3節 成人(婦人)教育

 1 概      況

 本年度は成人学級(学校)の普及充実、婦人学級の

整備と学習内容の充実、PTAおよび婦人団体の健全

な活動の助長、指導者の養成に重点をおいて推進して

きた。

 成人学級(学校)の普及については、学級講座研究

集会をとおして、その企画運営等について具体的研究

を行ない、婦人学級については文部省委嘱、県実験学

級を拠点としてその充実をはかり、婦人学級生大会を

とおし一年内の反省と今後の課題について検討してき


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