5) 産業科施設、設備
高等学校に別科として設置する機械・電気等の学科の
うち昭和 1年度に新設された学科について、農業機械の
整備技術者を養成するため次のとおり配分整備した。
相馬農業高等学校 農業機械科
設備費 3,000,000円
施設費 5,075,000円 S 248m2
2 農業教育近代化促進費
農業の最大課題である農業後継者の育成をはかるため、次
のとおり体質改善のため施設・設備を充実した。県単独事業
として対象学校教員を研究機関に派遣し農業教育の刷新強化
につとめた。
(1) 施設・設備の充実
東白川農高等学校 農林科(園芸)体質改善3年次
小高農業高等学校 畜産科体質改善 3年次
施設費計 4,388,000円 S 99m2
W 132m2 計 231m2
設備費計 2,550,000円
(2) 農業科教員の研修
静岡県養豚試場 2人 13日間
北海道酪農学院大学 1人 16日間
国立農林省園芸試験場 3人 13日間
福島県農事試験場 1人 12日間
3 自営者養成農業高等学校拡充整備費
国においては、農業後継者の養成確保をはかるため、自
営者養成農業高等学校拡充整備計画をたて各県1校指定し実
施しているところであるが、本県においても国の方針に応え
長期綜合教育計画を樹立し次のとおり自営者養成農業高校を
指定し、配分整備した。
福島農蚕高等学校 寄宿舎 R 2,948m2
施設費 118,480,000円
4 中学校産業教育設備の充実
中学校産業教育設備については、昭和38年度において中学
校技術、家庭科充実参考例が改訂され、昭和41年度において
その第4次分として次のとおり整備された。
充実状況 40年度末実実 41年度充実 41年度末充実(推定) 学校規模別 学校数 基準金額 充実金額 充実率 学校数 基準金額 充実金額 充実率 充実金額 充実率 5学級以下 59 75,827 25,348 33.4 6 900 26,248 34.6 6〜7学級 206 53,070 274,040 49.5 35 10500 284,540 51.4 8学級以上 67 201,643 127,925 63.4 12 5,400 133,325 66.1 計 332 830,540 427,313 51.4 63 16800 444,113 53.4 5 普通科等家庭科教育設備の充実
公立高等学校の普通科および商業に関する学科における家
庭科教育のための実験実習の設備について、1校当たり
300,000円 計3,705,000円を次のとおり配分整備した。
普通科 商業科
飯坂高等学校 只見高等学校 平商業高等学校
川俣高等学校 湯本高等学校 若松商業高等学校
梁川高等学校 相馬高等学校 喜多方商業高等学校
安達高等学校 郡山商業高等学校
石川高等学校
田村高等学校
6 定時制教育設備の充実
本県における勤労青少年の教育諸条件の改善を図るため
の一環として、県勢振興計画に基づき定時制高校の理科およ
び一般教科教育のための設備の現有を45年度までに改訂基準
の40%に引上けるため、第1年次分として定時制教育および
通信教育振興法に基づく国庫補助により次のとおり整備充実
をした。
(1) 理科教育設備の充実状況
単位千円
規模別学校数 区分 独 立 校 併 置 校 1(2校) 2(5校) 計 1(3校) 2(3校) 計 金額 充実率 金額 充実率 金額 充実率 金額 充実率 金額 充実率 金額 充実率 基準総額(A) 126,935 ― 32,468 ― 159,403 ― 17,309 ― 19,481 ― 36,790 ― 40年度未充実金額(B) 31,188 24.5 8,976 27.6 40,164 25.1 909 5.2 459 2.4 1,368 3.7 41年度補助対象整備金額(C) 国庫補助金 1,532 ― 250 ― 1,782 ― ― ― ― ― ― ― 設置者負担額 1,532 ― 250 ― 1,782 ― ― ― ― ― ― ― 計 (11) 3,064 2.4 (1) 500 1.6 (12) 3,564 2.3 ― ― ― ― ― ― 41年度未充実金額(A)/(B+C) 34,252 26.9 9,476 29.2 43,728 27.4 909 5.2 459 2.4 1,368 3.7 ( )は配分学校数を示す。