教育年報1966年(S41)-132/194page

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 技能を修得せしめ、その資質の向上をはかり、もって県下

 青年団体の健全育成に資する。

(2) 期日 41.11.16〜19

(3) 会場 耶麻郡猪苗代町 国立磐梯青年の家

(4) 講    師

日本産業開発青年協会理事 寒河江善秋
県立会津高等学校長 田中平作
福島県社会教育委員 今泉正顕
郡山市立湖南公民館長 勝又克伊
石川町議会事務局長 長谷川慶信
平田村教育委員会社会教育主事 塩田義男
国立磐梯青年の家職員、県教育庁社会教育課員

(5) 参加者 市町村教育委員会より推せんされた青年団体幹

 部、青年グループリーダーおよび市町村教育委員会青年教

 育担当者          50名

(6) 内    容

 1) 研修方法

   研修を分科会研修と全体研修に分け、講義、討議、演

  習を行なった。

 2) 講    義

  ア. 団体活動の意義と組織運営の原則について

  イ. 団体幹部指導者の任務と責任について

  ウ. 団体活動の条件整備について

  エ. 団体活動の評価と記録について

  オ. 団体活動に必要な実技

  カ. 他の社会教育関係団体および機関との協力の問題

(7) 効果参加者は団体運営の基本事項および指導の方法技

 術について体得し、団体活動に対する自信と意欲をたかめ

 たので、よき指導者として今後の活動が期待される。

 7 県青年学級生大会

(1) 趣    旨

  県下市町村青年学級生代表が一堂に会し、共同生活をと

 おして研修、学習発表、交歓および当面する諸問題につ

 いて研究協議を行ない、本県青年学級の振興に資する。

(2) 期日42.2.8〜10

(3) 会場 耶麻郡猪苗代町 国立磐梯青年の家

(4) 講師 文部省社会教育局青少年教育課長 石川智亮

(5) 助言者 国立磐梯青年の家職員、福島県青年学級研究協

 議会委員、県教育庁社会教育課員および郡山・北会津教育

 事務所担当者

(6) 参加者 青年学級生 1市町村4名(男女各2名)勤労

 青年学校においては4名以内、引卒指導者、青年学級主事

 等315名

(7) 内     容

 1) 講義 「青年と学習」

 2) 学習テーマ「学習活動をたかめるためにはどのように

  したらよいか。」

  ア. 私たちに欠けているものは何か。

  イ. 私たちが学びたいものは何か。

  ウ. これからどのような方法で学ぶべきか。

  エ. 学習したことを生活に生かすためにはどのようなく

   ふうが必要か。

  部会研究は学習体験発表を参加者全員できいたうえ、

  8部会を構成、共通テーマで研究討議を行なった。

 3) レクリェーション交歓、雪の芸術祭、キャンドルサー

  ビス、ブロック対抗ゲーム

 4) 学習体験発表 各教育事務所管内代表1名 計16名

  発表上位入賞者

近代農業にいどむ学習と実践
船引勤労青年学校 佐藤幸子
キャップ学習で農村社会を考える
須賀川市農業青年学級 渡辺力
生徒会活動を通じて 鮫川村青年学級 水野一美
青年学級とサークルの協力について
福島市公民館青年学級 長尾朋子
東和町農業専修学園の現状と問題点
東和町農業専修学園 高橋正弘
私の体験から 古殿町青年学級 酒井忠男

 5) 機関紙、機関誌コンクール各青年学級、勤労青年学

  校よりだされた、機関紙(誌)について展示し、優秀機

  関紙(誌)を表彰した。

(7) 効果本年度増築し、400名収容できるようになった青

 年教育の殿堂、国立磐梯青年の家を会場として実施した結

 果、快適な環境により研究討議も深まり、自由交歓もでき

 予期以上の成果を得ることができた。参加者は各学級のリ

 ーダー的立場にある者で、部会研究はそれぞれの学級の事

 例をもととして熱心に討議されたので、今後の学習活動を

 進めるために大いに役立つものと思われる。

 8 県研究青年学級の委嘱

(1) 趣    旨

  勤労青年教育における青年学級の果す役割の重要性にか

 んがみ、効果的青年学級の開設運営の方法について、継続

 的に研究し、その成果について資料の提供等を求め、もっ

 て本県青年学級の充実振興方策の検討の資とする。

(2) 委嘱青年学級
教育事務所 委託教育委員会 研究学級名
信夫 福島市教育委員会 福島市中央公民館青年学級
郡山 郡山市教育委員会 安積農業専門学院
北会津 会津若松市教育委員会 会津若松市第4青年学級
岩瀬 須賀川市教育委員会 須賀川市農業青年学級
石川 古殿町教育委員会 古殿町農業青年大学
田村 三春町教育委員会 三春町中央青年学級
いわき いわき市教育委員会 いわき市小名浜中央青年学級
双葉 楢葉町教育委員会 楢葉町女子青年学級

(3) 研究課題 次にかかげる研究課題の1以上について具体

 的な資料がえられるように研究を実施する。

 1) 共通課題 各学級における学習課程の編成について

 2) 個別課題

  ア. 各種学級における学習課程の編成について

  イ. 学習意欲をたかめる学習方法について

  ウ. 青年学級における可能な実験実習の研究について

  エ. 青年学級におけるクラブ活動、生徒会活動について

  オ. 生活指導について

(4) 研究委嘱費 1学級2万円  8学級分

(5) 効果 前年に引きつづき、上記課題で研究を行なったが

 学習課程の編成、学習方法、生活指導について具体的な資


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