教育年報1966年(S41)-160/194page

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(1) 期     日 7月中の2日間

(2) 会     場 各教育事務所ごと

(3) 参  加  者 16教育事務所合計639名

(4) 概     況

  開催地市町村教育委員会、水泳連盟、警察署、各体育研

 究団体などの協力のもとに、実技を中心として、指導法、

 救助法、安全管理などについての効果的な講習会を開催す

 ることができた。特に女子指導者を中心とした講習会など

 は、その必要性にせまられた現状でもあり、有意義であっ

 た。近い将来において、水泳を独立領域としてその指導を

 充実しなければならないというような要望もあるので、今

 後ともこめ講習会を更に充実したものにしていきたいと思

 っている。

 3 第12回福島県高等学校体育大会

 県高等学校体育連盟、県体育協会、開催地市町村教育委員

会等と共催のもと、各地区予選を通過した県下各高等学校選

手約8,000名が参加して、高校生の大会としてふさわしい大

会を、いわき市を中心として開催した。

(1) 前期大会

 〇陸上競技 会津若松市営陸上競技場 6月1日〜3日

         参加選手数約 1,000名

 〇軟式庭球 いわき市平市営コート  6月1日〜3日

         参加選手数約 640名

 〇山  岳  小川駅―水石山―常磐  6月1日〜3日

         参加選手数約 300名

(2) 後期大会

  バスケットボールほか20種目をいわき市36会場を中心に

 福島市(馬術)、田島町(レスリング)で、6月29日から

 7月2日まで約5,200名の選手参加のもと開催した。

(3) その他の競技

 〇漕艇競技   県営荻野漕艇場   6月18、19日

           参加選手数約 100名

 〇ホッケー競技 福島第一中学校   6月26日

            参加選手数約  40名

 〇水泳競技   会津若松市営プール 7月22、23日

           参加選手数約 320名

 〇スケート競技 県営土湯スケート場 42年1月14、15日

           参加選手数約  50名

 〇スキー競技  国設猪苗代スキー場 42年1月25〜28日

           参加選手数約 240名

(4) 大会運営、成績等については、県高等学校体育連盟編集

 「昭和41年度高体連年報」を参照されたい。

 4 第9回福島県中学校総合体育大会

 県中学校体育連盟、県体育協会、会場地教育委員会共催を

もって、郡予選、地区予選に勝ち抜いた3,000名近い選手の

参加を得て郡山市、猪苗代町、土湯においてそれぞれ開催し

た。記録、技術ともに年々向上の跡がみられ、本県スポーツ

界の将来に明るい希望がもてた。特にスキー競技では本県よ

り札幌オリンピックジュニア候補に6名選ばれたことはこれ

を物語るものである。
期日 種目 会場 参加人員
7月24日 第12回全日本中学校放送陸上福島県大会 郡山 1,600名
7月25〜26日 県中学校水泳競技大会 郡山 275
8月2〜4日 第9回福島県中学校総合体育大会 郡山 2,600
1月12日 福島県中学校スケート大会 土湯 20
1月25〜28日 福島県中学校スキー大会 猪苗代 274

 5 昭和40・41年度福島県学校体育研究指定

  校研究発表会

 県共通研究テーマ「児童・生徒の運動意欲を高めるため、

体育の生活化をはかるためにはどのように指導すればよいか」

を骨子として、下記のように、各学校研究テーマを設定し、

2ヵ年にわたる研究の成果を各学校ごとに発表した。
学校名 学校長名 研究テーマ
会津高田町立旭小学校 千葉清 陸上運動の基礎的能力を高めるためにはどのように指導すればよいか
伊達町立伊達中学校 大橋賢治 保健体育科における集団行動の指導はどのようにしたらよいか
本宮町立本宮第一中学校 斉藤隆邦 陸上競技、特に跳躍力を伸ばすためにはどのように指導したらよいか
浅川町立浅川中学校 増子次 基礎的運動能力と技能を高めるためにはどのように指導したらよいか
高郷村立山郷中学校 山ノ内正己 中学校クラブ活動に対する地域人の理解を高めるためにはどのようにすればよいか
鏡石町立鏡石第一小学校 先崎正隆 器械運動の効果的指導はどのようにすればよいか  (副)体育の生活化
下郷町立江川小学校 笠原公夫 器械運動の技能の向上をめざす段階的指導はどのようにすればよいか
楢葉町立楢葉南小学校 阿部隆 リズム運動の段階的指導はどのようにすればよいか


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