教育年報1967年(S42)-093/194page
(2) 審議会議事内容
第1回 5月26日
「本県における産業教育等の拡充整備について」答申案
継続審議
第2回 7月21日
「本県における産業教育等の拡充整備について」昭和42
年7月21日付をもって、県教育委員会に対し、
福島県産業教育審議会会長須藤仁郎名をもって、正式に答申する。
(答申書略)
第3回 11月8日
ア. 高校家庭科体質改善県単事業第二年次計画について
イ. 昭和43年度県産業教育関係予算について
ウ. 審議会委員視察について
第4回 12月2日
「本県における産業教育等の拡充整備について」の答申
(昭和42年7月21日付)の内容についての再検討
第5回 1月22日
ア. 本年度産業教育関係学校視察報告について
イ. 視察結果にもとづく、県教育委員会に対する意見具
申の内容検討について
(3) 産業教育関係学校視察
ア. 日 程 11月30日〜12月2日
イ. 視察校 県立小高農業高等学校
県立小高工業高等学校
県立相馬農業高等学校
県立原町高等学校
相馬市立向陽中学校
ウ. 視察参加者 三瓶正弘、富田高明、津田悌、鈴木英一、
高橋キヨ子、桜木左久雄、大塚喬清
7名
5 定時制・通信制
(1) 定時制・通信制教育
1) 設置学校数
ア. 定時制 本校7 併置14 分校23
イ. 通信制 本校2
ウ. 別科産業科 8
2) 設置学科数
ア. 定時制 普通16 農業22 工業4 商業5 家庭20
イ. 別 科 産業科 車輌整備4 電気熔接1
電気工事2 水産・通信1
ウ. 通信制 普通2(職業に関する科目も履習すること
ができる)
エ. その他定・通併修校1 技能連携実施校3
3) (ア) 昭和42年度 (a) 定時制(含別科) (b) 通信制
募集定員 2,630名 400名
応募人員 2,185名 475名
倍 率 0.85 1.19
(イ) 昭和43年度 (a) 定時制(含別科)
募集定員 2,681名
内 訳 〇 昼間 889名
普通20、農業490、家政379
〇 夜間 1,547名
普通797、工業470、商業280
(b) 通信制 400名
(c) 別 科 245名
4) 教育形態
定時制・通信制教育は、交通、経済、労働事業等にめ
ぐまれない勤労青少年を対称に、生徒が従事している勤
労の実態に即して、昼・夜間の授業を実施している。
さらに、向学心があって、時間的にめぐまれない生徒
については、定・通併修の形態を採用し、学校に登校す
る日数をへらす集団併修の方法を採用して、授業の効率
化を図っている。 (県立会津中央高校)
一方、生徒のなかには、事業所で技能訓練を受けてい
るものが多い。その訓練の内容が、高等学校の教科科目
と実質的にほとんど同じものがあるところがら、学習上
の二重負担を軽減するため、学校教育法第45条の2の定
めるところに従って、高等学校の単位が認定される技能
連携教育が実施されている。
(県立福島工業高等学校と協三工業、県立平工業高等学校
と常磐炭鉱株式会社、株式会社常磐製作所の間
で実施しているもの)
(2) 昭和42年度定時制・通信制教育講習会
1) 目的 定時制・通信制関係教員の指導力を高め、授業
の改善充実をはかる。
2) 主催 県教育委員会、県高等学校定・通部会
3) 期日 昭和42年7月26・27・28日(3日間)
4) 会場 県立安積第二高等学校
5) 講師 全体講師よび講義内容
県立福島農蚕高等学校 (経営・管理)
県立郡山工業高等学校 (教科指導)
県立安積女子高等学校 (現職教育)
県立岩瀬農業高等学校 (教育課程)
県立会津工業高等学校 (生徒指導)
県立会津中央高等学校 (通信教育)
6)〇 第1分科会 (農業)定時制・通信制課程における農
業教科の指導法について
ア. 発表校 県立福島農蚕高校
イ. 助言者 県立福島農蚕高校長 鈴木英一
県立岩瀬農業高校長 村田春男
県教育庁指導主事 佐竹俊彦
ウ. 司会者 県立福島農蚕高校定時制主事
高橋満
エ. 記録者 県立福島農蚕高校教諭 蓬田英夫
〇 第2分科会 (工業)定時制・通信制課程における工
業教科の指導法について
ア. 発表校 県立平工業高校
イ. 助言者 県立福島工業高校長 富田高明
県立会津工業高校長 佐藤新九郎
県教育庁産業教育係長 佐久間俊忍
ウ. 司会者 県立福島工業高校定時制主事
中村省三
エ. 記録者 県立会津第二高校教諭 山浦啓二
〇 第3分科会 (商業)定時制・通信制課程における商