教育年報1967年(S42)-126/194page
カ. リーダーシップとフォロアシップについて
2) 実 技
ア. 野外活動
イ. 歌とゲーム レクリエーション
3) 研修にあたっては班編成を行ない、役割分担をし、グ
ループワークを体験しながら、学習を身につけるように
する。
(6) 効 果
団体活動をとおしての指導はグループ内での責務の遂行、
対人関係等を体験するとともに、職業人、社会人としての
自覚をたかめることができ、今後の職業生活について明る
い希望と自信を与え、予期以上の成果を得た。
6 青年団体指導者研修会
(1) 趣 旨
青年団体の幹部指導者、青年グループ指導者および青年
教育を担当している者に、その任務を遂行するための知識
技能を修得せしめ、その資質の向上をはかり、もって県下
青年団体の健全育成に資する。
(2) 期 日
42.8.24〜8.28
(3) 会 場
耶麻郡猪苗代町 国立磐梯青年の家
(4) 講 師
群馬大学教授 永杉喜輔
県立会津高等学校長 田中平作
石川郡古殿町公民館長 渡辺幹男
岩代町教育委員会次長 武藤正四
船引町教育委員会社会教育主事 佐藤春雄
国立磐梯青年の家職員 県社会教育課員
(5) 参 加 者
市町村教育委員会より推せんされた青年団体幹部、青年
グループリーダーおよび市町村教育委員会青年教育担当者
(6) 内 容
1) 団体活動の意義と組織運営の原則について
2) 団体の幹部指導者の任務と役割について
3) 団体活動の条件整備
4) 団体活動の評価と記録について
5) 団体における学習活動
6) 青年団の歴史と今日的課題
(7) 効 果
参加者は団体運営の基本事項および指導の方法、技術に
ついて体得し、団体活動に対する、自信と意欲をたかめた
ので、よき指導者として今後の活動が期待される。
7 地域振興青年指導者養成講習会
(1) 趣 旨
現に地域で活動している青年ならびに高等学校卒業後在
郷する青年に対し郷土振興のため、各種活動を進めるうえ
に必要な知識、技能、基本的な態度を修得せしめ、もって
地域振興のための学習活動ならびに奉仕活動等の充実振興
に資する。
(2) 期日・会場
8.9〜8.12 耶麻郡猪苗代町国立磐梯青年の家
(3) 講 師
福島大学教育学部教授 田口孝之
国立磐梯青年の家所長 長田足穂
県立会津工業高等学校長 佐藤新九郎
県立会津高等学校長 田中平作
福島県青少年対策室長 丹野清栄
国立磐梯青年の家職員、県社会教育課員
(4) 研修内容と方法
1) 講 義
ア. 青年と社会
イ. 団体活動とグループワーク
ウ. 産業の近代
エ. 青年と人生、青年と学習
オ. リーダーシップ
2) 実 技
ア. レクリエーション フォークダンス
イ. 野外活動
3) 研修に当っては合宿のうえ、班編成を行ない、役割分
担をし、グループワークを体験しながら学習を身につけ
るようにする。
(5) 参 加 者
1) 高等学校3・4年生で卒業後地域にのこる青年
2) 年少、年長青年学級のリーダー
(6) 効 果
高等学校、青年学級、卒修了後地域にのこり、青年活動
の中核となって活動できる素地をつくるとともに、青年と
しての自覚を深め、地域産業振興に活動できる今後の学習
についての方向をしめした。
8 県青年学級生大会
(1) 趣 旨
県下市町村青年学級生代表が一堂に会し、共同生活を通
じて研修、学習発表、交歓および当面する諸問題について
研究協議を行ない、本県青年学級の振興に資する。
(2) 期 日
昭和42年9月26日〜28日
(3) 会 場
国立磐梯青年の家
(4) 講 師
国立磐梯青年の家事業課長 松沢美作
(5) 助 言 者
国立磐梯青年の家職員、県青年学級研究協議会委員、
県教育庁社会教育課員、伊達、北会津、田村、
いわき教育事務所担当者
(6) 参 加 者
一市町村6名(男女各3名ずつ)、勤労青年学校生は4
名以内、引卒指導者、青年学級主事等270名
(7) 内 容
1) 講 義
「青年とマスコミ」
2) 学習テーマ
「学習活動をさかんにするには、どのようにしたらよい