教育年報1967年(S42)-190/194page
女 10名
体操競技3種公認審判員 男 14名
女 36名
3 各種スポーツ教室
運動をしたくても場所がない、機会がないという一般の方
々に気軽るにスポーツに親しめるよう機会と場所を提供し指
導助言も行なって正しいスポーツの普及をはかり、スポーツ
人口底辺の開発をねらい、また親しめる県民のための体育館
として体育施設の新らしい運営を目途として次の各種のスポ
ーツ教室を開設した。
(1) 婦人健康教室
だれにでもできる簡単な運動を通して、婦人の美容と健
康増進を図るため開設した。
● 開設日時及び回数
昭和42年7月17日(月)、24日(月)、31日(月)
8月7日(月)、21日(月)、28日(月)
9月4日(月)、11日(月)、18日(月)、
25日(月)の13時30分〜15時30分
10回 延時数 20時間
● 場 所 福島県営体育館
● 指導者 福島大学教育学部助教授 西間木リツ
● 内 容 美容と健康に必要な
〇 簡単なる徒手の運動
〇 トレーニング器を使っての運動
〇 トランポリン運動 を実施した。
● 参加者 参加申込者 31名
延参加者数 1回平均20名の10回200名
(2) トランポリン教室
跳んだり、はねたりしたいという欲求を満たし、だれで
も楽しく全身運動をなすことのできるトランポリン運動を
通して、地域の方々の健康増進に寄与するため開設した。
● 開設日時及び回数
昭和42年11月17日(金)、24日(金)
12月 1日(金)、 8日(金)、15日(金)
22日(金)
昭和43年 1月 5日(金)、12日(金)、19日(金)、
26日(金)の13時30分〜15時30分
10回 延時数 2時間
● 場 所 福島県営体育館
● 指導者 福島県営体育館主事 鈴木正一
福島大学教育学部体育学科学生 鈴木敏夫
同 上 佐藤仁作
● 内 容 トランポリンによる
初心者向きの基本的な跳躍運動、回転運動を実
施した。
● 参加者 参加申込者 男5名 女29名 計31名
延参加者数 1回平均20名の10回200名
(3) トレーニング教室
「もっと健康度を高めたいと願っている人」「基礎体力
を更に増強したいと願っている人」「容姿をもっと端正に
したいと願っている人」などの方々のためトレーニング教
室を開設した。
● 開設日時及び回数
昭和43年 2月 7日(水)、14日(水)、21日(水)、
28日(水)
3月13日(水)、27日(水)の13時30分より
16時まで
6回 延時数 18時間
● 場 所 福島県営体育館
● 指導者 日本体育協会認定一級トレーナー 鈴木正一
(県営体育館主事)
● 内 容 各種トレーニング器を使っての運動
〇 健康度を高めるためのコース
〇 基礎体力を高めるためのコース
〇 容姿を端正にするためのコース
の別により実施した。
● 参加者 満15才以上の男女
参加申込者 男2名 女14名 計16名
延参加者数 1回平均10名6回60名
(4) 家庭バレーボール教室
一般家庭婦人を対象としてだれにでもできるやさしい規
則・方法でバレーボールに親しませ健康増進をはかるため
開設した。
● 開設日数及び回数
昭和43年3月11日〜14日の4日間9時〜12時
4回 延時数 12時間
● 場 所 福島県営体育館
● 指導者 福島大学教育学部助教授 渡辺太賀司
福島第二高等学校教諭 浜名邦光
● 内 容 〇 家庭バレーボールのルール及びゲームの進め
方の解説
〇 実技 基本技能(パス、トス、サーブ)
応用反能(簡単な攻撃法、守備法)
● 参加者 福島市内一般家庭婦人
参加申込者 49名
延参加者数 1回 平均30名 4回 120名
4 壮年体力テスト会
壮年層の人々が日常生活の基本となる体力を確かめ、その
結果に基づいて自分に適した運動を規則正しく行ない、体力
を保持増進するための指針に資するため実施した。
● 日 時 昭和43年3月16日(土) 13時〜16時
● 場 所 福島県営体育館
● 検定員 日本スポーツ少年団公認スポーツテスト指導員
(県営体育館主事) 鈴木正一
福島県立医科大学助手 佐久間敏行
● 医 師 福島県立医科大学 須田滉
● 内 容 日常生活の基本となる体力を反復横とび(敏捷性)
垂直とび(瞬発力)、握力(筋力)、ジグザグド
リブル(巧ち性)、急歩(持久性)の5種目によ
りテストし、別に定めた表について各能力ならび
に総合的な体力を判定した。
● 参加者 30才から60才までの健康な男女
参加者数 男5名 女3名 計8名