教育年報1967年(S42)-192/194page
2) 化 学 班
〇 高校の化学教育 東京大学教授 吉岡甲子郎
〇 酸塩基と有機化学反応 福島大学助教授 高取正之
〇 ケムス化学の方法 理科教育センター担当・指導主事
3) 生 物 班
〇 植物生態学調査研究法 東北大学教授 吉岡邦二
〇 植物電気生理実験法 福島大学助教授 小田健二
〇 気泡の簡易ガス分析
理科教育センター担当・指導主事
4) 地 学 班
〇 半田山巡検 福島大学教授 三本杉己代治
〇 太陽子午線観測 福島大学助教授 大木俊夫
〇 岩石プレパラート 理科教育センター担当・指導主事
2 へき地校理科指導者養成講座
へき地の小・中学校に勤務する理科担当教員を対象として、
教材研究・基礎的実験観察の拒術・指導法などの研修を行な
う。
(1) 期 日
小 学 校
第1回 8月 8日(火)〜8月11日(金) 4日間
第2回 8月16日(水)〜8月19日(土) 4日間
中 学 校
8月2日(水)〜8月5日(土) 4日間
(2) 受 講 人 員
小学校 第1回 40名 第2回 40名 計 80名
中学校 第1回 46名 計 40名
(3) 講 座 内 容
小 学 校
〇 光・音・電気の実験
〇 シャボン玉とせっけんのはたらき
〇 茎・葉のつくり
〇 川・岩石・望遠鏡の操作法等。
中 学 校
〇 力学・電気教材の取り扱い
〇 化学変化・分子模型の製作
〇 光合成の実験と実験器の製作
〇 細胞・染色体観察法
〇 岩石・鉱物・土の観察法等。
3 小学校理科指導者養成講座
小学校理科教育を推進する指導者の養成をはかり、県下小
学校教員の中から指導者として適任のものを選び、各分野に
おける実験・観察の方法、実験機器の操作法等について研修
を深める。
(1) 期 日
〈前 期〉
第1回 6月 6日(火)〜 6月 8日(木) 3日間
第2回 6月13日(火)〜 6月15日(木) 〃
第3回 6月20日(火)〜 6月22日(木) 〃
第4回 6月27日(火)〜 6月29日(木) 〃
〈後 期〉
第1回 11月 7日(火)〜11月 9日(木) 3日間
第2回 11月14日(火)〜11月16日(木) 3日間
第3回 11月28日(火)〜11月30日(木) 〃
第4回 12月 5日(火)〜12月 7日(木) 〃
※ 第1・2回男子教員、第3・4回女子教員。
(2) 受 講 人 員
各回80名 4回 計320名
(3) 講座 内 容
〇 力学・電気教材について
〇 火と空気
〇 植物のつくりとはたらき
〇 貝のからだ・カビ
〇 太陽・星の観察
〇 化石・岩石の観察
4 中学校理科指導者養成講座
各市町村単位に、中学校の理科教育を推進する指導者を養
成する。県下各中学校の理科担当の教員の中から、指導者と
して適した者を選び、物理、化学、生物、地学の4領域にわ
たり、実験観察(観測)の技能・機械器具等の取り扱いにつ
いて研修を深める。受講者は3ケ年継続して受講する。(本
年度は終了年度)
(1) 期 日
〈前 期〉
第1回 5月 9日(火)〜 5月12日(金) 4日間
第2回 5月16日(火)〜 5月19日(金) 〃
第3回 5月23日(火)〜 5月26日(金) 〃
〈後 期〉
第1回 10月17日(火)〜10月19日(木) 4日間
第2回 10月19日(木)〜10月21日(土) 〃
※ 前期3回を後期は2回にわけて実施。
(2) 受 講 人 員
第1回 物化班・化学班各20名 計 40名
第2回 同 上 計 40名
第3回 同 上 計 40名
(3) 講 座 内 容
物理……力学・電気教材の実験法、教師実験の工夫
化学……I・P・S化学について(物質の分離・化合物と
元素)、その他
生物……刺激に対する生物の反応、その他
地学……岩石プレパラートの製作、その他
全体……中学校理科教育課程改訂の方向
前横浜国立大学教授 永田義夫
5 小・中学校理科教材製作講座
理科教育における教材教具製作活動の意義は極めて深い。
本講座は、受講者の製作活動に重点をおき、製作修理等の技
能を高め、教材の正しい取り扱い方に習熟させるとともに、
各学校の実験機械器具の充実をはかるものである。
(1) 期 日
〈小学校〉
第1回 1月23日(火)〜1月25日(木) 3日間
第2回 1月25日(木)〜1月27日(土) 〃
〈中学校〉