教育年報1968年(S43)-054/197page
第6節 へき地対策
1 へき地学校の状況
(1) 本県のへき地学校統計表
1) 人事委員会指定へき地学校統計表(43.5.1現在)
本校分校別 小学校数 中学校数 計 児童数 生徒数 計 学級数 教職員数 一級 本校 59 30 89 9,620 5,676 15,296 553 846 分校 58 2 60 1,429 85 1,514 112 131 計 117 32 149 11,049 5,761 16,810 665 977 二級 本校 6 2 8 456 150 606 35 55 分校 26 1 27 655 32 687 57 64 計 32 3 35 1,111 182 1,293 92 119 三級 本校 1 1 2 122 84 206 10 16 分校 21 3 24 527 55 582 51 57 計 22 4 26 649 139 788 61 73 四級 本校 1 1 2 71 49 120 8 15 分校 8 1 9 189 30 219 22 24 計 9 2 11 260 79 339 30 39 五級 本校 ― ― ― ― ― ― ― ― 分校 2 2 4 18 17 35 5 7 計 2 2 4 18 17 35 5 7 合計 本校 67 34 101 10,269 5,959 16,228 606 932 分校 115 9 124 2,818 219 3,037 247 283 計 182 43 225 13,087 6,178 19,265 853 1,215 県全体の数 780 311 1,091 226,370 133,287 359,657 10,632 14,586 県全体との比較 23.3% 13.8% 20.6% 5.8% 4.6% 5.4% 8.0% 8.3%
2) 福島県へき地教育振興会指定へき地学校
小学校 中学校 合計 本校 分校 学級数 教職員数 児童数 本校 分校 学級数 教職員数 生徒数 本校 分校 学級数 教職員数 児童生徒数 信夫 3 3 30 39 646 2 ― 12 23 390 5 3 42 62 1,036 伊達 ― 1 1 1 8 ― ― ― ― ― ― 1 1 1 8 安達 9 2 62 82 1,808 3 ― 25 48 918 12 2 87 130 2,726 郡山 8 7 76 97 2,028 5 ― 31 61 1,016 13 7 107 158 3,044 岩瀬 ― 1 3 4 53 ― ― ― ― ― ― 1 3 4 53 西白河 3 1 21 27 464 1 ― 3 7 67 4 1 24 34 531 東白川 3 4 25 31 525 ― ― ― ― ― 3 4 25 31 525 石川 6 1 63 79 1,890 2 ― 23 40 899 8 1 86 119 2,789 田村 7 5 64 83 1,682 3 ― 15 29 505 10 5 79 112 2,187 南会津 2 7 23 29 378 ― ― ― ― ― 2 7 23 29 378 北会津 2 1 16 21 423 1 ― 6 11 174 3 1 22 32 597 耶麻 3 7 29 34 646 3 ― 10 23 321 6 7 39 57 967 両沼 6 5 37 50 754 3 ― 15 30 528 9 5 52 80 1,282 いわき 12 4 90 119 2,085 8 ― 42 84 1,299 20 4 132 203 3,384 双葉 ― 1 2 2 17 ― ― ― ― ― ― 1 2 2 17 相馬 1 1 8 10 166 ― ― ― ― ― 1 1 8 10 166 計 65 51 550 708 13,573 31 ― 182 356 6,117 96 51 732 1,064 19,690 県全体の数 577 203 7,095 8,698 226,370 302 9 3,537 5,888 133,287 879 212 10,632 14,586 359,657 県全体との 比較 %
11.3%
25.1%
7.8%
8.1%
6.0%
10.3%
0%
5.1%
6.0%
4.6%
10.9%
24.1%
6.9%
7.3%
5.5
(2) 本県のへき地学校の概要
本県のへき地学校数はきわめて多く、人事委員会指定校、
へき地教育振興会指定校を合わせると、小学校は県全体の
38.5%、中学校は24.0%、小・中学校の合計数では県全体
の34.3%がへき地校である。
また、へき地学校は、会津地方に特に多く、ついで阿武
隈山系、奥羽山系に分布しており、しかもそのほとんどが
小規模学校と分校である。
このように、へき地学校を多く持つ本県の教育には、幾
多のあい路が潜在し、へき地の解消や、とくに教職員の人
事等の面では、かなりの困難性をともなっている。
2 へき地教育振興策
へき地教育振興策の一つは、へき地性をどう解消するか、