教育年報1968年(S43)-105/197page
第13節 県立学校訪問
県立学校経営の充実と発展を期するため、各学校における
教育課程、学習指導、生徒指導、現職教育等について、助言
と指導を行なうことを目的として実施した。
1 助言指導の観点
(1) 現職教育
1) 研修に対する共通理解
2) 態勢と運営(自己研修、校内研修、研究会への参加等)
(2) 教育課程
1) 学校の実情や生徒の実態との関係
2) 教科書の選定
(3) 学習指導
1) 教材研究
2) 指導計画
3) 指導過程
4) 指導形態
5) 指導技術
6) 生徒の学習態度や学力状況
7) 個別化
8) 学習環境の構成
(4) 生徒指導
1) 共通理解
2) 指導計画
3) 特別教育活動
4) 個人指導
5) 教育相談
(5) 学力向上対策の問題点
1) 学習意欲
2) 教材精選
3) 指導方法
4) 家庭学習との関連
5) 学力差、能力差に応ずる指導
(6) 産業教育の問題点(産業教育関係学校)
1) 専門教科内容の精選
2) 実験実習の重視
3) 指 導 法
4) 設備の活用
2 訪問時の日程・順序
(1) 学校長との話し合い(学校事情の聴取) 50分
1) 学校経営方針
2) 本年度努力事項
3) 教職員の組織
4) 生徒の実態
5) 施設・設備
(2) 授業参観(普通授業) 50分
(3) 諸表簿閲覧 50分
1) 教育課程、生徒指導、学習指導計画
2) 現職教育計画
3) 生徒指導要録
4) 産業教育関係諸表簿(産業教育関係学校)
(4) 共同参観(授業研究) 50分
(5) 昼 休 み
(6) 分科会(教科指導を中心に研究協議、指導助言) 80分
(7) 関係者との懇談 50分
校長、教頭、主事、教務担当者、生徒指導および現職教
育関係代表者と、当該校の問題点について話し合い、指導
助言する。
3 訪問前の準備(事前提出)
(1) 当日の日程表
(2) 学校の努力事項と実施計画の概要
(3) 学校要覧
(4) 当日の学習指導案
1) 参観授業については略案
2) 研究授業については密案
4 訪問校と訪問者
訪問学校 訪問日 訪問者 大沼高等学校
会津農林高等学校5月27日(月)
5月28日(火)佐竹俊彦、海野清瀬、樫村五郎、田原利光 若松女子高等学校
川口高等学校
只見高等学校5月27日(月)
5月28日(火)
5月29日(水)池田豊(若女、川口のみ)、吉田為明、村上啓正、若杉栄、三谷正子(若女のみ)、田原利光(只見のみ) 安積第二高等学校
安積高等学校6月20日(木)
6月21日(金)池田豊、荒義剛、若杉栄、田崎宗寿、小島喜一、松本緑(安二のみ)、桜井操(安二のみ)、藁谷達(安積のみ) 本宮高等学校
郡山商業高等学校
須賀川女子高等学校6月26日(水)
6月27日(木)
6月28日(金)斎藤正夫、荒義剛、吉田為明(郡商のみ)、横山茂、小島喜一(本宮、須女のみ)、佐久間隆男(本宮のみ)、入道正(須女のみ) 郡山工業高等学校 6月27日(木) 山内正弥、田崎宗寿、堀川清通、小島喜一 二本松工業高等学校 6月28日(金) 山内正弥、吉田為明、村上啓正、若杉栄、樫村五郎、石川進 福島第二高等学校 10月21日(月) 斎藤正夫、佐竹俊彦、吉田為明、若杉栄、石川進