教育年報1968年(S43)-126/197page
(5) 効 果
山形県・秋田県の社会教育行政者および婦人教育関係者
との交歓、共同研究により、研修参加者のもつ研究テーマ
の究明に得るところが多かった。特に農村の婦人会活動に
ついては得るところが多く研修生の事後活動におよぼした
効果はきわめて大きい。
7.婦人学級生大会
(1) 趣 旨
県下各方部の婦人学級生が一同に会し、婦人学級の運営・
学習内容・学習方法等の状況について、発表・交歓を行な
い、当面する諸問題について研究協議し、学習効果の向上
をはかり、婦人教育の振興に資する。
(2) 期日
11月12日(火)〜13日(水) 2日
(3) 会 場
須賓川市体育館
(4) 参加者数
婦人学級生・市町村教育委員会婦人教育関係者・婦人学
級運営委員 400名
(5) 内 容
1) 研究協議題
婦人学級の学習内容を深め、学習効果を高めるにはど
うすればよいか。
2) 研究部会
第1部会 A・B・C学級運営を中心として
第2部会 A・B・C・D学習内容を中心として
第3部会 A・B・C学習方法を中心として
3) 研究協議の方法
ア. 講演「家庭生活と地域社会」
イ. 事例発表
市民生活に関する学習 緑町団地婦人学級
職業に関する学習 会津坂下商工婦人学級
消費生活に関する学習 富岡婦人学級
家庭の生活設計に関する学習 飯野婦人学級
〃 植田白百合婦人学級
生産に関する学習 常豊婦人学級
ウ. 研究部会構成 3部会 10室
エ. 他県婦人学級視察報告 1名
オ. レクリエーション 歌唱
カ. 研究部会の報告
キ. まとめ・展示
(6) 効 果
須賀川市教育委員会の協力により、盛会に実施された。
県下各地の状況が交歓され、参加者の意欲的な態度もみら
れ効果的であったと思われる。
8.婦人学級の状況
開設者別婦人学級
年度 計 文部省委嘱 県委託補助 市町村教委 公民館 婦人団体 教委団体共催 婦人有 開設 その他 昭 43 473 39 8 84 240 24 68 10 ―
9.婦人教育指導員の設置
(1) 趣 旨
婦人教育の重要性にかんがみ、県教育庁教育事務所に、
婦人教育指導員を置き、婦人教育全般の振興をはかる。
(2) 昭和43年度婦人教育指導員
管内 氏名 住所 信夫 白石マツ 福島市南沢又北川原14の13 伊達 古宮千代 伊達郡保原町大字城の内27 安達 鈴木イチノ 安達郡本宮町大字高木字高木30 郡山 村上栄美 郡山市中田町中津川字町42 岩瀬 小松淑子 須賀川市大町385 西白河 五十嵐クラ子 白河市金屋町100 東白川 木村文江 東白川郡塙町大字塙字桜木町202の2 石川 十文字セイ 石川郡石川町大字南山形字山田1 田村 木幡久枝 田村郡三春町大字過足字舘15 北会津 長谷川エイ 会津若松市湯川町7番47号 南会津 遠藤あき 南会津郡下郷町大字湯野上字大島乙81 両沼 笠間幸子 河沼郡柳津町大字藤字中居平3023 耶麻 猪俣シヅエ 喜多方市寺町南5052の2 いわき 菅波みのる いわき市平旧城跡32の5 双葉 鈴木タイ 双葉郡双葉町大字新山字北広町13 相馬 林テイ 原町市大原字清水86
(3) 効 果
婦人学級・家庭教育学級・婦人団体等の学習活動推進の
よき助言者として活用され効果をあげている。
10.文部省委嘱・県研究婦人学級
(1) 委嘱の趣旨
社会の進展・婦人生活の変化に対応した婦人の学習のす
すめ方について研究を委嘱した。
(2) 学級名
1) 文部省委嘱婦人学級 (39学級)
信夫郡飯野町飯野婦人学級
伊達郡保原町保原婦人学級 〃
〃 霊山町中央婦人学級 〃
二本松市杉田婦人学級 〃
安達郡東和町太田婦人学級 〃
郡山市安積町成田婦人学級 〃
〃 喜久田婦人学級 〃
〃 富久山婦人学級 〃
〃 中野婦人学級 〃
須賀川市第一婦人学級 〃
岩瀬郡天栄村大里若妻婦人学級 〃
〃 鏡石町婦人学級 〃