教育年報1968年(S43)-138/197page
(考古学)、太田辰雄(文化人)、星野正三(文化団体)
若松光一郎(実作家)、渋佐寿平(文化人)、斎藤正夫
(実作家)、本多隼男(報道)、高橋良一郎(報道)。
以上10名
(4) 内 容
1) 本県芸術文化のいっそうの振興をはかるために、県お
よび市町村の文化行政はどうあったらよいか。
2) 文化事業の拡充発展を期するために、芸術文化行事の
開発と文化活動の生活化をはかるには、どうしたらよい
か。
3) 資料として"芸術文化10年のあゆみ"を提出した。
12.へき地文化振興対策協議会
辺地の文化振興に関する諸問題について、関係市町村教委
文化担当者および文化人等の協議会を開催した。
(1) 日 時 7月9日 AM11.00〜PM5.00
(2) 会 場 教育委員会室
(3) 出 席 者
平井 博(福大教授)、渡辺幹男(古殿町公民館長)、
高野広治(FMC合唱団指揮者)、猪狩留男(川内村教育長)、
菅家長平(昭和村教委社会教育主事)、飯塚恒夫
(只見町教委社会教育主事)、弓田四郎、(下郷町教育長)、
浅見高由(郡山公民館長)、佐藤紀恵(FMC合唱団員)
(4) 協議内容
1) 辺地の文化振興の諸問題とその振興策について。
2) 本年度の巡回合唱団のうけ入れとすすめかたについて
13.文化功労賞
芸術科学の分野において、多年にわたり、本県文化の向上
に功績のあったものを表彰する、文化功労賞は、11月3日
(文化の日)その授賞式が行なわれた。
(1) 文化功労賞授賞者
一條和一 福島市仲間町4の7号
文化服装学院講師
明治37年7月11日生
(推せん者) 福島市教育委員会教育長
多年にわたり短歌の研究に専念するとともに、後進
の指導につとめた功績が認められた。
山口孝平 会津若松市米代1丁目5の89号
会津若松市嘱託
明治30年7月17日生
(推せん者) 会津若松市教育委員会教育長
多年にわたり史学の研究と地方史編さんに専念し、
本県文化の振興に貢献された功績が認められた。
14.そ の 他
(1) 芸術祭運営委員
佐藤宗光(県文書広報課長)、宮森啓治、笠原美弥子
(県社教委員)、平井博(福大教授)、渡辺到源(県美連会長)、
二之宮和(NHK福島放送局放送部長)、佐藤民宝
(福島民報社顧問)、高橋良一郎(福島民友社編集局次長)、
並木良男(福島テレビ報道部長)、赤井紀一(ラジオ福島編成局長)、
鈴木伝(郡山市文化団体連絡協議会長)、
星野正三(会津若松市文化団体連絡協議会長)、
五十嵐竹雄(会津若松市文化団体連絡協議会副会長)、
渡辺久(平文化団体連絡協議会長)、熊田猛夫
(白河市文化団体連絡協議会長)、山川忠義(県美協会長)、
松川善吉(会津若松市文化協会事務局長)、渡部宏
(会津若松市社会教育課長)
(2) 芸術祭選抜秀作美術展選考委員
太田良平(彫塑)、斎藤正夫(洋画)、高橋良一郎
(学識)、照井久良人(工芸)、常盤大空(日本画)、平井博
(学識)、藤本正(書)、山川忠義(洋画)、若松光一郎
(洋画)、渡辺到源(学識)
(3) 昭和43年度市町村における文化行事一覧
第7節 文化財の保護
1.概 況
文化財の保護は、郷土に伝えられた貴重な文化遺産を保存
し、その活用をはかるとともに、将来の文化の発展に寄与す
ることにあるが、この趣旨に基づき、昭和43年度の重点施策
として、「文化財保護の充実強化」「開発地域の文化財保護
の推進」「文化財の愛護と活用」をかかげ、これに基づいて
諸事業を実施したが、県民の文化財保護に対する理解と認識
は逐次高まっている。
2.文化財専門委員会議
福島県文化財専門委員の会議に関する規程にもとづき、年
度内に3回の会議を開催したが、その概況は次のとおりであ
る。
(1) 第1回会議
1) 期日 昭和43年6月28日
2) 場所 県庁教育委員会室
3) 内容
ア. 議長(山口弥一郎)、副議長(岩崎敏夫)選出
イ. 報告事項