教育年報1969年(S44)-068/241page
人事交流地域区分の交流.
学校別・管内別 A→C B→C C→A C→B C→C 計 交流合計 小学校 管内 36 84 77 131 37 365 1,250 管外 18 50 18 31 24 141 395 中学校 管内 34 59 53 53 12 211 735 管外 23 39 21 33 17 133 287 養護学校 管内 - - - - - - 10 管外 - - 1 - - 1 4 計 管内 70 143 130 184 49 576 1,995 管外 41 89 40 64 41 275 686 計 111 232 170 248 90 851 2,681
2) へき地派遣教員
都市、または平地の小学校・中学校に勤務する教員の
うち、とくにへき地教育に熱意を有する成績優秀な中堅
教員を選考し、計画的にへき地学校に派遣し、その教育
実践をとおしてへき地教育の振興に役立て、当該教員が
相当期間勤務し、その勤務成績が良好の場合は抜てき人
事等の優遇措置を講ずることとした。相当期間とは3年
間である。
ちなみに昭和44年度末人事における派遣校は下表のと
おりである。
へき地派遣教員派遣校名一覧
管内名 地区名 昭和40末 昭和41末 昭和42末 昭和43末 昭和44末 派遣校 派遣前
の地区派遣校 派遣前
の地区派遣校 派遣前
の地区派遣校 派遣前
の地区派遣校 派遣前
の地区県中 岩瀬 羽鳥小
湯本小
湯本中田村
信夫
西白河湯本小
相馬
石川 大久田小 岩瀬 論田小 西白河 大久田小 田村 田村 古道小 郡山 都路一中 岩瀬 古道小 岩瀬 都路一中 西白河 県南 東白川 青生野小
青生野中岩瀬
いわき片貝小
那倉小田村
郡山真名畑小
那倉中西白河
郡山青生野小
伊達
耶麻 奥川中
北会津
奥川小
桧原中両沼
両沼裏磐梯小
奥川中両沼
北会津奥川小
桧原小伊達
郡山奥川中
郡山
会津 両沼 喰丸小
昭和中北会津
北会津下中津川小
西山小耶麻
北会津喰丸小
昭和中北会津
伊達喰丸小
昭和中耶麻
北会津南会津 南会津 朝日小
桧枝岐中
朝日中耶麻
両沼
両沼舘岩小
伊南小
大宮中北会津
信夫
耶麻朝日小
南小
桧枝岐中伊達
耶麻
両沼上郷小
伊南中
大宮小両沼
両沼
安達明和小
北会津
相馬 小宮小
いわき
飯樋小
双葉
長泥小
飯樋中双葉
いわき比曽小
いわき
相双 双葉 葛尾小
川内中いわき
相馬津島二小
相馬
葛尾小
葛尾中いわき
相馬津島小
いわき
葛尾小
いわき
いわき いわき 田人二小
小白井小相馬
双葉見泊小
双葉
見泊中
小白井小双葉
相馬見泊小
双葉
小白井小
双葉
小学校 6 13 10 12 4 中学校 5 4 7 3 2 計 11 17 17 15 6
なお、昭和42年度末の派遣教員はそれぞれ管理職資
格考査を受考し適格者の認定を受け16名が教頭として転
出した。
3) 昇任の場合の資格要件
校長に昇任させる場合に、へき地学校2年、または農
山村5年以上の経験を有することが必須の資格条件とさ
れ、また、「管理職資格選考試験」の受験資格条件も
へき地、または農山村の経験を有することとされたため
にへき地学校へ優秀な教員が転入するようになってきて
いる。
(2) へき地学校教職員の経済的優遇策
へき地学校に勤務する教職員が、安定してその職責を遂
行できるようにという配慮と、へき地学校に優秀な教職員
を配置する目的をもって、次のような経済的優遇措置がと
られた。
1) 研修旅費の支給
へき地学校勤務教職員の研修旅費として人事委員会指
定校に勤務する教員1人に対し、4,000円、また、
分校に勤務する教員1人に対し、3,000円が支給され
た。
2) 4、5級地の学校に赴任する新採用教員に対する赴任
旅費の支給。