教育年報1969年(S44)-143/241page
白河商工会議所専務理事 小松久保
前白河青年会議所理事長 横村昭司
平公共職業安定所職業紹介課長 平野正夫
大黒屋KK人事課長 小林峯一
いわきVYS会長 佐藤充秀
さざなみコーラス 細田年一
元県教委社会教育課長 中島茂
2) 助言者
・ 県教育庁社会教育課員、県南・いわき教育事務所社会
教育主事、白河市・いわき市教育委員会職員
(4) 参 加 者
昭和42・43年度に中学校・高等学校卒業者でただちに就
職した中小企業勤労青年男女で、いわき会場は男子18名、
女子13名、白河会場は男子17名、女子14名であった。
(5) 内 容
1) 講 義
ア. 青年と人生
イ. 団体活動
ウ. 職場における人間関係
エ. 社会と職業
2) グループ活動
ア. スポーツ
イ. わたくしの主張発表会
ウ. 話し合い(わたくしの職場紹介)
エ. フォークダンス
オ. 歌
カ. ゲーム
(6) 効 果
講義や話し合いにより、職業生活観や社会観を相互研修
させ、グループ活動により交友を深め、今後の生活に対す
る明るい希望と自信を与えた。また感想文と事業の内容
等をまとめ、冊子として、参加者と雇用主に配布し青少年
教育の重要性について共感を得た。共催の市教育委員会も、
本会の趣旨と重要性を認識され、各市商工会議所や商店連
合会の全面的な協力により、いっそうの成果を上げたこと
は、地域の勤労青年教育の意識高揚に効果があった。
5 福島県青年国内研修
(1) 目 的
県下の勤労青年を静岡県および県内の先進地に派遣して
生活、教育、文化、産業に関する実地研修を行ない未来の
福島をになう豊かな知性とたくましい創造力をもつ建設的
青年の育成を目的とする。
(2) 実 施 要 項
1) 実施主体 福島県教育委員会
2) 派遣先および人員
ア. 県外研修生 静岡県清水市函南町 20名
イ. 県内研修生 福島市 10名 郡山市 9名
3) 期 間
内容/研修別 県外研修 県内研修 事前研修 7月31日〜8月1日 国立磐梯青年の家 7月22日〜7月24日 国立磐梯青年の家 現地研修 8月19日〜9月2日 清水市函南町 7月25日〜8月1日 福島市、郡山市 事後研修 9月3日〜9月5日 福島市 8月2日〜8月3日 県積慶寮
4) 参加者の資格
下記要件を備えるもので、各教育事務所長ならびに市
町村教育委員会教育長から推せんをうけたもの。
ア. 農業および商工業に従事する18才以上〜25才以下の
青年であること。
イ. 青年学級生、青年団員および青年グループ員にして
将来郷土にあって研修の成果を積極的に生かし得ると
認められるもの。
ウ. 地域の信望あつく、研究心の強い青年であること。
エ. 健康状態が良好なもので、特に胸部疾患および伝染
性の疾患のないもの。
5) 参加者の選考
県教育委員会教育長が教育事務所長ならびに市町村教
育委員会教育長を通じ、本人に通知する。
6) 研 修 内 容
ア. 研修の意義と方法
イ. 地域青年団体活動の役割
ウ. 福島県青年活動の状況
エ. 研究主題の指導、研修方法
オ. 近代的農業経営
カ. 各研究機関の視察と研修
キ. 社会教育関係団体との交歓研修
ク. 団体の活動調査、社会教育関係調査
ケ. 分宿農家実地研修
コ. 研修課題の整理と研究発表
(3) 効 果
県下で現に青年活動に精進している勤労青年を対象に本
県地域振興に積極的に活動する青年活動について理解を深
めた。
また県内外の先進地の農業経営について実地研修し近代
的産業の振興について学習することができた。
共同宿泊研修をとおして、人間性の陶冶につとめ地域青
年リーダーとしての資質の向上をはかった。
6 青年団体指導者研修会
(1) 目 的
青年団体および青年グループ集団の健全なる育成をはか
るため、青年団体の幹部指導者に対し、団体運営活動につ
いての基本的事項について研修し、もって県下青年集団の
発展をはかる。
(2) 主 催
福島県教育委員会
(3) 期 日
昭和44年12月17日(水)〜12月19日(金)
(4) 会 場
耶麻郡猪苗代町 国立磐梯青年の家
(5) 参 加 者
1) 県内市町村における青年会長、副会長、役員
2) 青年グループ、サークルのリーダー
3) 市町村における青
年教育担当者
54名