教育年報1969年(S44)-214/241page
8) 集団における人間関係の改善
五箇中 松本春帆
9) 教育課程の管理
塙小 橋本四郎
10) 現職教育の組織的なすすめかた
行仁小 五十嵐三郎
11) 組織活動と八間関係に関する事例研究
喜多方一中 千葉義明
12) 分掌事務の明確化
坂下二中 大石光夫
13) 学校教育目標の改善
長野小 五十嵐徳三
14) 組織を能率的で活動しやすくするための改善点
平一小 片寄喜一
15) 校内研修を確立するための基礎資料
向陽中 松本宗雄
16) 教育課程の管理
熊町小 白土一彦
2 地域研修指導者養成講座
(1) 趣 旨
福島県教育研究所条例による教員の研修で、教員の資質
を高め、それぞれの学校、地域の教育活動を推進し、本県
教育の向上発展をはかるものである。
(2) 研 修 期 間
昭和44年5月より昭和45年2月までの期間で、その間研
究所に来所しての研修は24日(3日ずつ8回)である。
(3) 研修内容と方法
1) 研修は学習指導、道徳教育、生徒指導などの実践上の
問題から各自研究主題をえらび、在職校においての実験
研究、および教育研究所における講義、演習、相談によ
り、主として教育研究法、教育調査、教育方法等につい
ての研修を深める。
2) 研究主題は、国語、社会、算数、数学、理科、英語、
および道徳、生徒指導の分野からえらぶ。
3) 研究所での研修内容はつぎのとおりである。
ア. 外部講師および所員による講義内容
(ア) 教師観と中堅教師のありかた
(イ) 学校経営の基本的問題
(ウ) 学校経営と学年学級経営
(エ) 教育研究法
(オ) 教育調査
(カ) 学習指導
(キ) 生徒指導
イ. 研修生の演習内容
(ア) 研究計画発表会、中間報告会、研究報告会
(イ) 臨地研修(授業研究) 〜清水小学校
ウ. 所員との相談内容
(ア) 研究主題の設定と研究計画
(イ) 研究のすすめかたとまとめかた
(ウ) 研究発表の方法
(4) 研修生と研究主題
1) 文脈のなかから語句の意味を推定する語句指導
小田倉小 尾平孝次
2) 説明的文章において、要点を的確にとらえさせるため
の指導
富田中 山内卓雄
3) 社会科における見とおしと、たしかめの学習方法訓練
伊達小 斉藤善二
4) 創造的思考力を育てる指導過程の研究
〜テレビ放送をとりいれた3年社会科の指導〜
金透小 佐藤力哉
5) 社会科における発表力を高めるための指導法の研究
泉崎中 須田伊勢夫
6) 社会科における生徒の思考力を伸ばし学習態度を育成
する指導法の研究
小名浜二中 松本恒雄
7) 割合に関する問題解決力を高めるための指導
清水小 横山成雄
8) 算数科における思考力を高めるための学習指導法の研究
山根小 大山孟
9) 論証の能力を高めるための指導
〜四角形を中心として〜
日和田中 鈴木平
10) 科学的なみかた、考えかたを育てるための学習指導
棚倉小 古川政美
11) 気象教材の指導の効率化をはかるために、教育機器を
どのように活用すればよいか
二本松中 加藤邦明
12) 英語科における基本文型運用の基礎技能を定着させる
にはどうしたらよいか
大鳥中 島貫昭男
13) 英語のスペルを的確に書くには、どのように指導した
らよいか
保原中 小丸武恒
14) 不適児の生徒指導
〜反抗的態度の強いM児の指導〜
駒形小 金子紀雄
15) 相談主任と担任教師の協力によるT児の指導事例
富岡二小 塩原政弘
16) 不適応感を強くもつ生徒の指導
〜学年主任、学級担任との協力に
よる生徒指導の一面〜
新鶴中 千代洋一郎
17) 個人理解のための資料収集とその活用
玉野中 山本道雄
18) 感動資料による心情的意識の変容をはかるための指導
過程の研究
赤井小 斉藤慶次郎
19) 教材の構造化をはかり、指導過程における各段階の発
問を明確にすることによる主体的意識の変容
若松四中 阿部制
3 教育相談
(1) 趣 旨
教職員、学校、教育研究団体の研究活動を推進するため、