教育年報1970年(S45)-019/260page
小・中・高等学校の児童・生徒の日常生活における学習
活動等の状況を明らかにするとともに、特別教育活動のう
ち主としてクラブ活動について活動の実態、必要とされる
施設、設備の現有状態、所要量等を把握し、教育条件の整
教育指導充実の基礎資料とする。
(2)調査事項
調査を次の2つに区分し、おおむね下記の事項を調べる。
1) 学校調査
ア、クラブ活動の実施形態
イ、クラブの設置状況、参加状況、所要経費。
ウ、施設の状況
イ、設備・備品・用具の保有状況(消耗品を除く)
2)活動状況調査
ア、児童・生徒の属性および家庭環境等
イ 児童・生徒の生活状況
ウ、児童・生徒の興味・関心
3)調査範囲
1)学校調査は、公立の小・中・高等学校。
2) 活動状況調査は、公立小学校第5学年の児童、公立
中学校第2学年、公立高等学校全日制課程の第2・第3
学年の生徒、同定時制課程の第3学年の生徒および私立
高等学校全日制課程の第2学年の生徒
(4)調査期日
1)学校調査は10月1日現在(クラブ活動については前年
度間)
2)活動状況調査は10月1日現在(生活記録は10月1日〜
7日)
(5)調査方法
1) 調査票の種類
ア、学校調査票(小・中・高等学校別様式)
イ、活動状況個人調査票
ウ、活動状況個人調査補助票
(小学校と中・高等学校は別様式)
2) 調査実施対象
ア、学校調査は悉皆調査とし、調車票は本校、分校別、
高等学校ではさらに定時制・全日制別に作成。
イ、活動状況調査は抽出調査とする。
活動状況個人調査補助票は、児童・生徒ごとに作成
し、活動状況個人調査票は学校ごとに作成する。
(6)調査結果
1) 小学校
ア、クラブ活動の時間設定別学校数
区分 本校 分校 時間の設定 1、1〜6校時 554 75 2、7校時 11 6 3、その他 7 0 4、実施していない 0 96 計 572 177
イ、クラブの実施回数別学校数
区分 参加のたてまえ 参加率 計 全員参加 自由参加 参加させない 計 0% 1〜 9 10〜 19 20〜 29 30〜 39 40〜 49 50〜 59 60〜 69 70〜 79 80〜 89 90〜 99 100% 全日制 計 第1学年 58 26 ― 84 2 4 3 3 6 3 6 57 84 第2学年 56 28 ― 84 3 9 2 4 3 4 3 56 84 第3学年 53 29 ― 82 1 2 1 7 3 4 2 7 2 53 82 定時制 計 第1学年 26 8 ― 34 1 2 1 2 1 2 25 34 第2学年 26 8 1 35 1 1 1 1 1 1 1 2 1 24 34 第3学年 26 10 ― 36 1 1 1 1 1 2 1 2 1 25 36 第4学年 25 9 ― 34 1 1 1 1 1 1 1 1 2 24 34
ウ、クラブ活動の対象別学校数
区分 本校 分校 クラブの対象 1、第3学年以上全員 8 21 2、第4学年以上全員 312 47 3、第5学年以上全員 246 4 4、第6学年以上全員 0 0 5、その他 6 9 計 572 81
2) 中学校
ア、クラブの実施状況別学校数
区分 本校 分校 実施時間 授業時間内のみ 全員参加 240 6 その他 4 授業時間の内と外 全員参加 16 ― その他 ― ― 授業時間外のみ 全員参加 34 一 その他 1 1 実施していない ― ― 計 295 7
イ、学年別参加のたてまえおよび参加状況別学枚数
区分 参加のたてまえ 参加率 計 全員参加 自由参加 計 20 〜29 30 〜39 40 〜49 50 〜59 60 〜69 70 〜79 80 〜89 90 〜99 100 % 計 第1学年 299 3 302 1 2 299 302 第2学年 298 4 302 1 1 2 298 302 第3学年 297 5 302 1 1 1 1 1 297 302
ウ、クラブ指導教員の決め方別学枚数
区分 1. 教師の希望 2. クラブ所属部員の希望 3. 教師と部員の希望 4. その他 計 全学校の計 249 1 46 6 302