教育年報1970年(S45)-030/260page
(8)芸術文化振興のための予算設置をすること。
(9)文化財の保護に必要な経費を確保すること。
〔保健体育関係〕
(1)学校給食実施に関する経費の予算化をはかること。
(2)要保護・準要保護児童生徒援助費補助金のうち、医療費
補助金の予算化をはかること。
(3)学校環境衛生の施設設備等についての予算化をはかるこ
と。
(4)学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の活動に対する経費
を予算化されたい。
(5)学校における「校長および教員」以外の市町村およびPTA
等の雇用する職員の結核定期健康診断等に要する経費
を必ず予算に計上すること。
(6)児童・生徒の寄付虫卵検査に要する経費(年2回分)の
予算化をはかられたい。
(7)修学旅行前の検便に要する経費の予算化をはかられたい。
(1人1回100円)
(8)交通安全教育センター設置のための予算化をはかられた
い。
(9)交通安全指導用教具購入に要する経費について予算化を
はかられたい。
(10)保健室の備品等の整備費を予算化されたい。
(11)交通安全災害共済掛金の額を予算化すること。
(12)へき地学校保健管理に要する経費について予算化された
い。
※ 本年度市町村教育委員会育成強化のために作成した資
料
1)昭和44年度市町村教育費の実態・昭和46年度予算編
成に対する要望事項
2)市町村教委事務局職員研修会資料
3)市町村教育長研修会資料
4)市町村教育事務共同処理に関する研究資料
第10節 職員団体との話し合い
本年度における職員団体との話し合いのおもなものは、つ
ぎのとおりである。
1.昭和45年4月28日 福島県立高等学校教員組合
16:00〜17:15 教育委員会室
教育次長他17名
県立高教組中央執行委員長 佐藤正外7名
○内 容
1)基本給の引きあげについて
2)諸手当の支給について
3)労働条件の改善について
4)旅費の支給について
5)教職員の定数増について
6)施設設備の拡充について
7)父母負担の軽減について
2,昭和45年7月1日 福島県高等学校教職員組合
10:00〜11:30 教育委員会室
教育長他18名
高教組執行委員長 日高武夫他12名
○内容
1)高校教職員を専門職として位置づけ、抜本的給与改
善をはかられたい。当面号俸引上げ又は昇給期間短縮
等の措置により、高原型給与体系に近ずけること。
2)実習助手のうち、二級普通免許状以上の免許を取得
した者に対し、優遇措置を講じられたい。
3)教職員の生徒引率庶用務による旅行についての旅費の
調整等に関する要項を撤廃されたい。
4)教職員による宿日直を廃止されたい。
3.昭和45年7月11日 福島県教職員組合
10:00〜正午 教育委員会室
教育長外16名
県教組中央執行委員長 斎藤峰夫他22名
○内 容
1)大巾賃上げに対する要求………………21項目
2)教職員の定数増に対する要求………8項目
3)教育予算増額並びに社会保障に対する要求…10項目
4)勤務労働条件に対する要求………………10項目
4.昭和45年7月14日 福島県立高等学校教員組合
11:00〜正午 教育委員会室
高校教育課長外5名
県立高教組中央執行委員長外6名
○内 容
(実習助手・現業職員関係)
1)給与の改善について
2)定数の確保と身分の安定について
3)諸手当の新設について
4)被服貸与制の改善について
5)その他
5.昭和45年7月14日 福島県教職員組合
14:20〜16:30 教育委員会室
義務教育課 古関主幹外3名
青年部長外7名
○内 容
(青年部関係)
1)初任給を大巾に引上げること。
2)新採用者の赴任旅費を完全に支給すること。
3)へき地独身者、夫婦別居者への住宅手当を支給する
とともに少なくとも月一度の帰省手当を支給されたい。
4)結婚手当金5万円を支給されたい。
5)共済、互助会の県補助金、特に結婚祝金の大巾増額、
独身会員への給付内容を改善されたい。
6)青年教師の生活権、教育権を尊重した民主的人事を
実現されたい。…………(5項目)
6.昭和46年10月16日 東北6県教組委員長