教育年報1970年(S45)-092/260page

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 2) 福島盆地茂庭の地質

   福島県立福島中央高等学校教諭  渡辺勝男

 3) 重複障害児のことばと文字の指導

   福島県立平養護学校教諭       大和田仁

 第3節 教育課程

 教育課程は小・中・高等学校とも完全に実施され、新学習

指導要領の趣旨についても、その徹底がはかられた。

 なお、その実施にともなう指導上の諸問題を研究し、その

解明を図って教職員の指導力の向上に資するため、小・中学

校では教育研究協議会を実施した。

〔義務教育課〕

 1.小学校教育研究協議会

(1)目的

  小学校教育において当面する教育課程実施上の諸問題に

 ついて研究協議し、本県小学校教育の充実を図るとともに、

 教職員の指導力の向上をはかる。

(2)主催

  福島県教育委員会、福島県小学校教育研究会、関係市町

 村教育委員会

(3)期日

 1) 地区研究協議会、夏季休業中

 2) 県研究協議会 9月30日〜10月1日

(4)会場

 1) 地区研究協議会 県内16ヶ所

 2) 県研究協議会  5方部12会場

(5)参加者数

  国、公、私立の小学校教員、参加者数別表の通り

(6)指導助言者

  指導主事、指導委員、校長、教諭等

(7)研究課題

 1)国語

   移行期における作文指導の計画と実践について

 2)社会

   社会の本質にせまる授業をどのように組織したらよい

  か。

 3)算数

   関数、確率、統計、集合についての基本的観念を育て

  るための指導

 4)理科

   新学習指導要領に即した指導計画と学習指導について

 5)音楽

  創造性をたかめる基礎指導

 6)図画工作

  造形教育で何を教え何を育てるか、授業実践を通して

  たしかめよう。

 7)体育

  体操領域における内容をいかにとらえ、どのように指

  導するのが効果的か

 8)道徳

   年間指導計画の改善と指導法の研究

 9) 特別教育活動

  ア.特別活動の全体計画をどのように作成したらよいか。

  イ.特別活動において、児童の個性の伸長を図るために

   は、とのように指導したらよいか。

    (特にクラブ活動について)

  ウ.視聴覚教育

    学習指導の効率を高める視聴覚教材(教育機器)活

   用研究

  エ.教育評価

    創造性(創造力)を高める評価をどのようにしたら

   よいか。

(8)参加者数

 1)地区研究集会
部会 地区 国語 社会 算数 理科 音楽 図工 家庭 体育 道徳 特活 視聴覚 評価
信夫 120 68 73 82 90 82 80 75 50 40 38 25 823
伊達 50 45 38 40 38 40 25 38 36 21 23 22 416
安達 35 34 35 37 42 33 26 34 22 16 12 7 333
郡山 95 78 92 38 62 83 38 55 38 25 25 24 653
岩瀬 42 28 34 21 18 25 20 21 14 15 8 10 256
西白河 56 45 42 41 30 28 33 35 28 27 30 18 413
東白川 37 29 30 28 29 32 21 25 45 38 32 30 376
石川 20 24 25 26 23 22 12 21 15 8 5 8 209
田村 56 38 48 32 32 34 27 29 28 13 10 8 355
南会津 13 12 11 10 9 9 8 7 8 7 6 5 105
北会津 63 42 45 33 31 38 32 48 35 21 15 20 423
耶麻 42 30 51 24 23 30 23 20 18 14 15 18 308
両沼 34 22 40 23 35 30 30 28 26 10 12 13 303
いわき 35 30 32 30 32 28 30 28 30 34 25 28 362
相馬 70 60 55 54 42 48 33 50 61 33 35 32 573
双葉 42 30 28 18 25 30 20 25 23 18 15 14 288
810 615 679 537 561 592 458 539 477 340 306 282 6,196


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