教育年報1970年(S45)-126/260page
ろう教育部会 4名
肢体不自由教育部会 2名
3.特殊教育教育課程地区別研究集会
(1)目 的
盲学校、ろう学校および養護学校における教育課程に関
する指導上の問題点について、地区別、部会別に研究協議
し、その解明を図り、もって教職員の指導力向上と学習指
導の改善に資する。
(2)主 催 文部省
(3)期 日 昭和45年8月24日〜26日
(4)会 場 山形県
(5)参 加 者 盲学校部会 4名
ろう学校部会 4名
養護学校部会 3名
4.特殊教育教育課程研究発表大会
(1)目 的
特殊教育教育課程地区別研究成果を全国的規模において
発表交換し、特殊教育諸学校の教育課程に関する諸問題を
研究協議して学習指導の改善に資する。
(2)主 催 文部省
(3)期 日 昭和45年11月25日〜27日
(4)会 場 国立教育会館
(5)発表校 郡山盲学校(中学部)
郡山養護学校(中学部、高等部)
5.特殊教育学校寮母等講習会
(1)目 的
盲学校、ろう学校および養護学校の寄宿舎における幼児
児童生徒の指導上の問題点について研究協議し、その解明
を図り、もって寮母および舎監の指導力向上に資する。
(2)主 催 文部省
(3)期 日 昭和45年8月26日〜28日
(4)会 場 宮城県
(5)参加者 8名
第11節 特別教育活動・学校行事等
〔義務教育課〕
1. 特別教育活動
特別教育活動の教育的意義を理解し、充実した指導が行な
われるよう、あらゆる機会をとらえて指導してきた。
特別教育活動の改善充実のためのおもな行事ならびに指導
の重点は次のとおりである。
(1)小学校教育研究協議会特別教育活動部会
1)研究主題
ア 特別活動の全体計画をどのように作成すればよいか。
イ 特別活動において、児童の個性の伸長をはかるため
には、どのように指導すればよいか。
特にクラブ活動について
2) 主 催 県教育委員会、県小学校教育研究会
関係市町村教育委員会
3) 期 日 地区、昭和45年7月下旬
県、 昭和45年9月30日〜10月1日2日間
4) 会 場 地区、各地区ごとに設定した16会場
県、 いわき市立平第五小学校
(2)中学校教育研究協議会特別教育活動部会
1)研究主題
自主性を高める学級活動の指導過程をどう組織したら
よいか。
2)主 催 県教育委員会、県中学校教育研究会関係市町村教育委員会
3)期 日 地区、昭和45年7月下旬
県、 昭和45年9月28日〜29日の2日間
4)会 場 地区、各地区ごとに設定した16会場
県、 いわき市立平第一中学校
(3)県教育委員会が指導した昭和45年度、特別教育活動、
指導の重点
特別教育活動は、教師と児童・生徒および児童・生徒相
互の人間な接触を基盤とし、望ましい「集団活動」を通し
て「心身の調和的な発達」や「個性の伸長」、「協力して
よりよい生活を築こうとする実践的な態度」の育成を目ざ
すところにある。
児童.生徒の積極的な参加を通して、より豊かな学校生
活が展開されるよう、学校の創意くふうがなされなければ
ならない。
1)指導の体制を確立する
イ. 目標を正しく理解し、内容・方法に関して全職員の
共通理解を深める。
ロ. 指導が組織的に行なわれるよう、学校運営全体につ
いて検討し、問題点を明らかにして改善を図る。
ハ. 前年度の指導の結果を反省するとともに、年間指導
計画をつぎの点から再検討して、改善を図る。
◎ 特別教育活動の目標が明らかにされ、正しくとら
えられているか。
○ 特別教育活動の内容が、それぞれ明確にされ、相
互の関連が明らかにされているか。
○ 地域の特性や、学校の教育目標との関連が生かさ
れているか。
○ 発達に即した活動や、個人差に応じた配慮がなさ
れているか。
○ 弾力性についてじゅうぶん配慮されているか。
○ 各教科および、道徳、学校行事等の関連が考えら
れているか。
○ 各学年にわたる計画が、発展的に考えられている
か。
2) 各内容ごとの指導の重点
イ.小 学 校
○ 児童会活動
児童が自分たちの学校生活をさらに向上発展させ
ようとする意欲を持って、自発的・自治的に話し合
いを行なうようにさせる。この場合、ひとりひとり
に責任と仕事の分担を明らかにして活動させ、集団