教育年報1970年(S45)-159/260page
3)スポーツ交歓大会。
レクリェーション。バスケットボール。
4) 郷土芸能発表大会
各教育事務所ごとに芸能発表を行なった。中でもいわ
き市の青年学級生による「じゃんがら念仏踊り」は郷土
の芸能を青年によってうけつがれた良い発表であった。
(9)効 果
県内各地域青年学級のリーダ の研修であるので青年の
家での全日程の生活は模範的であった。各郡市の引率者は、
それぞれ研修の役割を分担し、積極的に協力し、本大会運
営を円滑にした。
全体会・分科会は現代青年の学習内容の編成や、地域振
興のため、いかに貢献するか等について理解を深めた。ま
たレクリェーション、郷土芸能発表大会をとおして学級生
の親ぼくを深めることができた。
9.県研究青年学級の委嘱
(1)目 的
勤労青年教育において青年学級は公教育機関としてます
ます重要なる役割を果たしている今日、関連行政との関連
を考えながら効果的な開設運営の方法等について、継続的
に研究しその成果について資料の提供等を求め、もって本
県青年学級の充実振興に資する。
(2)研究委嘱青年学級名
教育事務所名 教育委員会名 青年学級名 県北教育事務所 福島市教育委員会 福島中央青年学級 県北教育事務所 梁川町教育委員会 梁川町青年学園 県中教育事務所 須賀川市教育委員会 須賀川市勤労青年学校 相双教育事務所 新地村教育委員会 新地村青年学級 いわき教育事務所 いわき市教育委員会 平窪青年学級 会津教育事務所 会津坂下町教育委員会 坂下町若葉学級 (3)研究課題
1)共通課題
「地域の実情と青年の動態に即した青年学級の開設と
運営」
2) 指定学級研究課題
・地域類型に適合した青年教育計画はどうあるべきか。
・生涯教育における青年の学習。
・都市における企業連けい。農村における各行政相互連
けいによる学級の開設と運営。
・青年の意識のは握と学習内容の編成。
・青年学級の後援組織について。
(4)研究委託費
1学級、2万円(6学級)
(5)効 果
本年度をもって2年間にわたる研究委託は終了した。各
学級とも2〜3の課題を選んで、積極的に研究をすすめ、
充実した報告書を提供した。
10.県青年学級研究協議会の設置
(1)目 的
心身ともに健やかな青少年の育成をめざし、勤労青年教
育の振興をはかるため、公教育としての青年学級のあり方
を研究するとともに、地域の実態に適合した青年教育計画
を確立するための基礎調査と研究協議を行ない本県青年教
育の振興に資する。
(2)委 員
教 育 事務所
氏名 年令 職名 勤務地 住所 県中 鈴木雄一 43 課長補佐 郡山市教育委員会、 社会教育課 須賀市小作田字宮下60 佐藤春雄 42 社教係長 船引町教育委員会 田村郡滝根町沖田399 塩田義男 43 公民館長兼社教主事 平田村公民館 石川郡平田村大字下蓮田字乙空釜13-18 県南 穂積勇蔵 44 社教主事 表郷村教育委員会 西白河郡表郷村番沢字成金1の1 会津 永山久二 42 社教主事 会津坂下町中央公民館 会津坂下町大字長井 菅家長平 34 社教主事 昭和村公民館 大沼郡昭和村野尻4501 相双 宮代良夫 55 公民館長 浪江町公民館 双葉郡浪江町酒井89 猪狩哲郎 45 公民館長 富岡町公民館 双葉郡富岡町大字小浜字大膳原 岩並貞夫 35 主任社教主事 いわき市教育委員会 いわき市常磐岩ヶ岡山の根8 吉田雄 30 主任公民館主事 小名浜公民館 いわき市江名中ノ作字川岸40 県北 七島征 32 社教主事 福島市教育委員会 福島市掘川町4-8 笠原憲治 42 公民館長 福島市信夫公民館 福島市飯坂町字夜蚊坂14 大原亨 58 校長 郡山工業高校 郡山市桃見台15〜21 村田春男 57 校長 福島農蚕高校 福島市永井川字中西田59 鈴木友重 40 青少年育育成係長 県民室 福島市大森字西の内68 佐藤保太郎 45 教頭 小野高校 田村郡小野町大字中通108 志賀武男 49 社教主事 相双教育事務所 双葉郡富岡町大字小浜字月ノ下4 小峰孟 42 社教主事 県南教育事務所 東白川郡塙町本町107 渡部健次郎 48 社会主事 南会津教育事務所 田島町本町甲386 菅野次男 40 社教主事 県北教育事務所 二本松市郭内3丁目372〜8 (3)事業内容
1)研究協議
ア.地域類型による青年教育の体系化
イ.地域課題と学習内容編成の調査研究
ウ.生涯教育における青年の学習
エ.勤労青少年健全育成資料作成
2)助言資料指導
方部別青年学級研究集会および、市町村青年学級の開
設運営についての助言指導にあたった。
3)資料作成
「未来をつくる青少年の育成」
(4)効 果
目的にそった計画が進められ、資料第2集が発刊される
ことは本県青少年教育振興に寄せる期待はまことに大きい。