教育年報1970年(S45)-164/260page

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(5)効 果

  生活改善に直接つながる農村地域の婦人の学習、ならび

 に社会教育施設の整備されている状況に深い感銘をうけた。

 婦人団体の組織も強固で実践活動のすすめ方も研修生に参

 考になることが多かった。

 7.婦人学級生大会

(1)趣 旨

  県下の婦人学級の代表が一堂に会し、婦人学級の運営、

 学習活動、学習内容等の状況について発表・交歓を行ない

 当面する諸問題について研究する。

(2)期日・会場

 1) 期日 昭和45年11月12・13日(2日間)

 2) 会場 会津若松市民会館

(3)参加者

  婦人学級生、婦人教育関係者 568名

(4)内容

 1)研究主題

   「婦人の学習課題と婦人学級の運営」

 2)研究部会

  ○第1・2分科会 家庭の生活設計に関する学習と消費

           生活に関する学習。

  ○第3・4分科会 市民生活に関する学習と団地におけ

           る学習。

  ○第5分科会  生産職業に関する学習と職場、職域

           における学習。

  ○第7・8分科会 芸術・文化に関する学習と商店街に

           おける学習。

 3)研究協議の方法

  ア.講演  「70年代の婦人」

  イ.事例発表 6学級

    教育放送利用による家庭の生活設計学習

        県北  霊山町中央婦人学級

    働く婦人の学級

        県中  須賀川市芸術文化婦人学級

    芸術・文化に関する学習

        県南  白河郷土文化婦人学級

    団地における市民生活に関する学習

        会津  会津若松市城前婦人学級

    消費生活に関する学習

        いわき  錦婦人学級

    統計資料を活用した家庭生活設計学習。

        相双  双葉町鴻草婦人学級

  ウ.他県婦人学級視察報告  1名。

  エ.レクリェーション   歌唱 ゲーム

  オ.研究部会の報告

  カ.まとめ、展示

(5)効 果

  会津若松市教委の協力により、盛会に実施された。県下

 各地の状況が交歓され、参加者の意欲的な態度もみられ効

 果的であったと思われる。

8.婦人学級の状況
年度 文部省委嘱 県委託補助 市町村教委 公民館 婦人団体 教委団体共催 婦人有志開設 その他
昭45 579 41 8 79 283 71 82 10 5

 9.婦人教育指導員の設置

(1)趣 旨

  婦人教育の重要性にかんがみ、県教育庁教育事務所に婦

 人教育指導員を置き、婦人教育全般の振興をはかる。

(2)昭 45年度婦人教育指導員
管内 氏名 住所
県北 白石マツ 福島市南沢又北川原14-13
遠藤千代 伊達郡霊山町大字石田字大小22
鈴木イチノ 安達郡本宮町大字高木30
県中 村上栄美 郡山市中田町中津川字町42
小松淑子 須賀川市大町385
十文字セイ 石川郡石川町大字南山形字山田1
木幡久枝 田村郡三春町大字過足字館15
県南 高野美智 白河市字田町130
金沢貞 東白川郡矢祭町東館字上野内38
会津 秋山タケヨ 会津若松市一箕町大字鶴賀字船森
今泉英 喜多方市上三宮
横山保子 大沼郡新鶴村大字立石田丙364
南会津 松田静子 南会津郡大字福米沢字下川原617
いわき 菅波ミノル いわき市平田城跡32の5
相双 鈴木タイ 双葉郡双葉町新山字広町3
林テイ 原町市大原字清水86

(3)効 果

  婦人学級、家庭教育学級、婦人団体等の学習活動、推進

 のよき助言者として活用され効果をあげている。

10.文部省委嘱,県研究婦人学級

(1)婦人学級の学習機会の拡大と学習内容・方法の充実を期

 するため研究を委嘱した。

(2)学級名

 1) 文部省委嘱婦人学級 (41学級)

ア.10万円学級(7学級) 謝金 65,000円
  庁費 38,800円
図書館あづま婦人学級 芸術文化
白河郷土文化  〃
いわき       〃 
原町市中央労務 〃 職場・職域
イ.5万円学級(34学級) 謝金34,000円
  庁費19,400円

桑折町婦人学級 家庭の生活設計
伊達町伏黒婦人学級 市民生活
霊山町中央婦人学級 家庭の生活設計
東和町戸沢婦人学級 市民生活
郡山市多田野婦人学級 家庫の生活投計
郡山市三代婦人学級
郡山市安積町荒井若妻婦人学級
郡山市太田病院桔梗婦人学級 職場・職域
須賀川市芸術文化婦人学級
石川町沢田,婦人学級 家庭の生活設計

   


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