教育年報1970年(S45)-179/260page

名人寄席	9月14目(月)	18:00	桂米丸、桂米助、青空千夜・一夜、青空球児・好児、月の家円鏡、桜井長一郎、ストレートコンビ、小島宏之とダイナブラザーズ	A　400 B　300 C　200	500 400 300
バレエ「白鳥の湖」	9月15日(火)	18:00	チャイコフスキー作曲「白鳥の湖」全四幕	A　800 B　600 C　400	1,000 800 600
			小牧・谷バレエ団　オデット姫　谷桃子　ジークフリート　横漱三郎ほか100名
			音楽　東京交響楽団　指揮　三石精一
県下おかあさん合唱団	9月16日(木)	11:00	県おかあさん合唱連盟23団体　約700名出演	無料
演劇 「アンネの日記」	9月18日(金)	18:00	アンネ・フランク原作	A　600 B　500 C　400	700 600 500
			脚色　アルバート・ハケット、フランセス・クッドリッチ
			劇団民芸　アンネ・フランク　樫山文伎　オットー・フランク　下元勉　ほか40名
F.M.C混声合唱団公演	9月19日(土)	13:30	国際親善帰国第1回公演	無料
第24回県美術展	9月2日(火)〜 9月8日(火)	9:00〜16：00	日本画、洋画、工芸、書　約650点展示	無料
明治・大正・昭和 名作美術展	9月12日(土)〜 9月27日(日)	12日のみ 13:00〜17:00	明治・大正・昭和三代名作美術展　約80点	一般・大学150→団体120 高校100→団体70 小・中50→団体30
		13日以降 9:00〜17:00	日本画、洋画、工芸、彫塑
歴史資料展	9月1日(火)〜 9月20日(日)	9:00〜16:30	藤原文化を中心とした文化財・歴史資料・考古資料展 ―白水阿弥陀堂の仏像初公開―	無料

　第7節　文化財の保護

　1.概　況

　文化財の保護は、郷土に伝えられた貴重な文化遺産を保存

し、その活用をはかるとともに、将来の文化の発展に資す

ることにあるが、この趣旨に基づき、昭和45年度の重点施

策として、「地域開発に調和する保護、保護施設の推進」

「指定文化財の保存事業の推進と管理の充実」「文化保護の

緊急性に対応する指導層の充実」　「文化財公開施設の建設

促進と活用、機会の提供」「県民の文化財愛護思想の高揚」

をかかげて諸事業を実施したが、県民の文化財保護に対する

理解と認識は逐次高まっている。

　2.文化財専門委員会

　福島県文化財専門委員の会議に関する規定に基づき、年度

内に3回の会議を開催したが、その概況は次のとおりである。

(1)第1回会議

　1)期日　昭和45年5月27日

　2)場所　福島市中央公民館

　3)内容

　　ア.議長　山口弥一郎　副議長

　　　三本杉巳代治選出

　　イ.報告事項

　　　(ア)昭和45年度文化財保護事業計画について

　　　(イ)前回の答申事項について

　　　(ウ)県文化財保護条例の改正について

　　　(エ)文化財読本の増刷について

　　　(オ)文化財愛護モデル地区について

　　　(力)須釜東福寺舎利石塔の復旧工事について

　　ウ.諮問事項

　　　(ア)文化財指定調査のありかたについて

　　　(イ)県指定候補文化財について

　　　(ウ)県指定民俗資料について

　　エ.協議事項

　　　（ア）昭和45年度事業の実施方法について

(2)第2回会議

　1)期日　昭和45年10月26日〜27日

　2)場所　石川町教育委員会会議室

　3)内容

　　ア.報告事項

　　　(ア)福島県文化財保護条例の改正について

　　　(イ)全国文化財研究協議会について

　　　(ウ)民家調査と国指定について

　　　(エ)東日本地区文化財指導者講習会について

　　　(オ)歴史資料館記念事業について

　　イ.諮問事項

　　　(ア)県指定候補文化財について

　　　(イ)県指定無形文化財の指定基準について

　　ウ.協議事項

　　　(ア)文化財基礎調査について

　　　(イ)昭和46年度文化財関係事業計画について

(3)第3回会議

　1)期日　昭和46年2月15日

　2)場所　福島市　大仏荘

　3)内容

　　ア.報告事項

　　　(ア)昭和45年度文化財保護事業実施状況について

　　　(イ)史跡および名勝南湖公園の現状変更について

　　　(ウ)神指城跡の保存について

　　　(エ)東北新幹線建設に伴う文化財の保存について

　　イ.協議事項

　　　(ア)文化財基礎調査の結果について

　　　(イ)文化財愛護地域推進について

　　　　・文化財愛護モデル地区の須賀川市の活動状況報告

　　ウ.諮問事項

　　(ア)県指定候補文化財について

　　(イ)県指定文化財の指定解除について