教育年報1970年(S45)-194/260page
(4)対 象
ユースホステル会員、市町村教育委員会職員、教職員、
体育指導委員、青少年団体指導者
(5)参加者 26名
(6)内 容
1) 講義
ア、YH運動について
イ、YH活動の現状と課題
2)研究協議
ア、YH活動と組織づくりについて
イ、ホステリンクの実際について
3)実習
ア、ホステリング(新舞子周辺)
4) ミーティング、レクリェーション
(7)概 況
ユースホステル活動の趣旨がまだ一般にじゅうぶん理解
されていない現状なので、参加者も少なかったが、本講習
会をとおして受講者は大いにこの活動の必要性を認識し、
今後YH活動の普及に努力しようという気構えをもったよ
うである。
6 サイクリング指導者講習会
(1)期 日 昭和45年10月17日
(2)会 場 郡山市
(3)講 師
日本サイクリング事務局長 宮寺弘
県サイクリング事務局長 伊藤栄太郎
県中教育事務所指導主事 橋本生司
(4)対 象
体育指導委員、市町村教育委員会職員、青少年団体指導
者、職場スポーツ指導者
(5)参加者 11名(雨天のため欠席者が多かった。)
(6)内 容
1)講義
ア、サイクリングの基礎知識
イ、自転車の基礎知識
ウ、サイクリング指導上の留意点
エ、運営と実走上の注意点
2)研究協議
○サイクリング普及上の諸問題について
3)実 習(雨のためサイクリング計画中止)
○自転車の構造一組み立て
(7)概 況
朝からの雨で参加者が少なく残念であった。中央からの
講師による深い経験をとおしての講義に、始終熱心な受講
態度で研究協議も非常に細部にわたり、意見を交換しあう
ことができ効果的であった。計画を変更しての講習会であ
ったが、内容は豊富で目的を達成することができた。
7 巡回スポーツ指導
(1)期 日 昭和45年9月〜10月
(2)会 場 河東村・いわき市・鹿島町・大熊町
(3)講 師
福島大学助教授 青田峰雄 福島大学助教授 鈴木勝衛 郡山市教育委員会保健体育課 課長補佐 花井馨 県教育庁相双教育事務所指導主事 坂本和夫 県教育庁いわき教育事務所指導主事 鈴木隆景 (4)対 象
体育指導委員、市町村教育委員会職員、公民館職員、ス
ポーツグループ指導者
(5)参加者 延185名
(6)内 容
1) 講義
ア、体力と運動について
イ、今後の社会体育―レジャーを中心として
ウ、スポーツグループの育成と学校開放について
2) 研究協議
ア、各指定市町村の社会体育の現・状と今後の課題につい
イ、スポーツ傷害補償について
ウ、学校体育施設の使用について
3) 実技
ア、家庭バレーボール
イ、民踊
(7)概 況
会場地はスポーツ振興指定市町村2年目であるので、そ
れぞれの地域のモデル地区として誇りをもって社会体育振
興のためにとりくんでおり、優れた実績をおさめている。
本講習会における研究討議は、参集した受講者の平素の活
動による具体的問題が数多く出され、今後の活動に大きな
成果が期待できるものと思われる。
8 体育指導委員ブロック研修会
(1)期 日 昭和45年9月〜10月
(2)会 場 河東村・いわき市・二本松市・棚倉町
(3)講 師
福島大学助教授 細川健 県体育指導委員連絡協議会長 鈴木博 県北教育事務所指導主事 村田吉三 県南教育事務所指導主事 坪井祐助 (4)対 象
当該地区市町村体育指導委員、市町村教育委員会担当者
公民館職員
(5)参加者 170名
(6)内 容
1)討 議
ア、今後の社会体育の方向と体育指導委員のあり方につ
いて
2)研究協議
ア、地域のスポーツグループの育成について
イ、学校体育施設の使用について
3)実 技
壮年体力テスト、民踊、家庭バレーボール
(7)概 況
直接地域住民と結びついて地域のスポーツ振興のために
活躍している人々の集まりであるため、具体的問題が討議
され、明日からの指導に役立てようとしていることが感じ
られ、これからの社会体育の方向がますます重要であるこ