教育年報1971年(S46)-027/255page
第1 盲学校教育について
1)現在の4盲学校(福島・郡山・会津・平)を1校に
統合するのが望ましい。
2) 盲教育と弱視教育を分離すること。
3)高等部の改善を図ること。
(普通科の設置、別科の廃止等)
4)幼稚部の設置を検討すること。
第2 聾学校教育について
1)現在の4聾学校(福島・郡山・会津・平)を1校に
統合するのが望ましい。
2)聾教育と難聴教育を分離すること。
3)高等部・幼稚部の拡充をはかること。
(高等部の学科増設、幼稚部3歳児から収容)
第3 養護学校教育について
◇ 精神薄弱養護学校
1)県立校を県内方部別に設置すること。
2) 既設の市立養護学校の県立移管について検討するこ
と。
3)高等部、幼稚部の設置を検討すること。
◇ 肢体不自由養護学校
1)現2校(郡山・平)の施設・設備を拡充整備するこ
と。
2)高等部の拡充と職業教育の充実をはかること。
◇ 病弱・虚弱養護学校
1)県立学校1校の新設が必要である。
設置場所は医療施設との関連を考慮すること。
第4 関連する諸問題について
1)普通学校における特殊学級の拡充について
2)施設・設備の整備について
3)教職員の確保について
4)特殊教育センターの設置について
5)判別委員会の設置について
6)特殊学校と児童福祉施設との関連について
7)心身障害児の訪問教師制度の設置について
(2)審議経過
昭和45年7月17日 定例教育委員会において「福島県特殊
教育諸学校の拡充整備について」の諮
問を発する件議決
昭和45年11月13日 専門調査員を任命
審 議 経 過
開催日 会議区分 おもな議事内容 審議会 専門調査員 45.7.24 第10回会議 1.諮問と諮問理由について 2.本県特殊教育諸学校 45.12.25 第1回会議 1.専門調査員設置の経緯および目的について 2.本県特殊教育諸学校の現状について 3.調査研究の内容と分担について 46.2.25 第2回会議 1.審議資料の作成計画について 2.盲学校・聾学校の現状と問題点について 46.3.12 第11回会議 1.委員の任命替えに伴う会長・副会長の選出 2.盲学校・聾学校の現状と問題について 4610.5 第3回会議 1.養護学校の現状と問題点について 46.10.11 第12回会議 1.養護学校の現状と問題点について 46.12.7 第4回会議 1.特殊教育諸学校拡充整備の具体的改善策について 2.関連する諸問題について (福島県立福島養護学校、
県立福島盲学校、聾学校および福島光風学園の視察)46.12.20 第13回会議 1.特殊教育諸学校拡充整備の具体的改善策について 2.関連する諸問題について 47.1.10 第5回会議 1.答申案について 47.1.10 第14回会議 1.答申案について 2.答申までの諸手続きを会長に一任 47.1.14 (会長) 「福島県特殊教育諸学校の拡充整備について」の答申
(3)審議に参画した委員等の名簿
1)福届県後期中等教育審議会委員名簿
現委員 (47114現在)
区分 氏名 職名 備考 学識経験を有する者 (21人)
(五十音順)明石智真 福島県私立中学校高等学校協会長 足立俊雄 元福島県教育委員会委員長 副会長 阿部信 福島県市町村教育委員会連絡協議会長 池下泰弘 福島県高等学校長協会長 大内武夫 福島民友新聞社相談役 菅野八千代 福島県婦人団体連合会長 斎藤初四郎 福島県農協五連会長 佐藤徳雄 福島県教員組合中央執行委員長 佐藤光 福島工業高等専門学校長 塩川朝夫 福島民報社常務取締役主幹 鈴木英 福島県産業教育審議会副会長 須藤信郎 福島県社会福祉協議会長 高橋キヨ子 福島大学教育学部教授 角田林兵衛 福島県児童福祉審議会長 会長 新井田忠雄 福島県中学校長会長 日高武夫 福島県高等学校教職員組合執行委員長 辺見正治 福島県市町村教育委員会連絡協議会常任委員長 宗像徳弥 福島県高等学校PTA連合会長 安田初雄 福島大学長事務取扱 山田善五郎 福島県PTA連絡協議会長 油井賢太郎 福島県産業教育審議会長 市町村長 (2人) 大和田弥 福島県市長会長 志賀秀正 福島県町村会長 県議会議員 (2人) 添田増太郎 福島県議会議員 志賀一夫 福島県議会議員 県の職員 (5人) 川俣芳郎 福島県総務部長 立沢甫昭 福島県厚生部長 高山聡 福島県商工労働部長 大森常雄 福島県農政部長 岡田宗治 福島県企画開発部長