教育年報1971年(S46)-117/255page

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福島県立飯坂高等学校

 ○指定 昭和46年度指定(2年間)

 ○研究主題  「生徒理解の方法と活用」

 ○研究概要

   診断的客観的な生徒理解の方法と実施した調査・検

   査・面接の結果を個人についてまとめる方法的研究

福島県立白河高等学校

 ○指定 昭和45年度から(2年間)

 ○研究主題  「学業と生徒指導、特に学業不振生徒に対

   する生徒指導

 ○研究の概要

   学業不振生徒の実態をは握し、教科指導、特別教育

   活動、および教育相談を通して実践的な追跡研究を

   行なった。

福島県立小名浜水産高等学校

 ○指定 昭和45年度から(2年間)

 ○研究主題  「クラブ活動を中心とした生徒指導」

 ○研究概要

   全員参加のクラブ活動のあり方を、クラブ活動に対

   する生徒・父兄、教師の意識調査をもとにして、ク

   ラブ運営面を中心として研究した。

福島県立喜多方商業高等学校

 ○指定 昭和45年度から(2年間)

 ○研究主題

   集団生活のなかで、生徒が自主的に考え、行動する

  には生徒指導をどのようにしたらよいか。

 ○研究概要

   生徒の実態についての詳細な調査を活用し、ホーム

  ルーム、クラブ活動などを含む学校生活全体の中で、

  生徒の自主性、自律性を伸ばすための生徒指導を研究

  した。


2.教科指導法研究学校

(1) 目 的

 本県県立学校生徒の学力向上を図るため、特に各教科の学

習指導に関する研究を通して、現職教育の充実の観点に立っ

た実践的研究を委嘱する。

 なお、その研究成果を広く県内各校に普及し、本県生徒の

学力向上に資する。


(2) 研究期間

 昭和46年4月から昭和47年3月までの1年間とする。なお、

年度末に提出される「研究成果についての報告書」に基づい

て、研究成果を印刷し、各高等学校に配布する。


(3) 研究学校、教科、科目数

 10校、10教科、11科目


(4) 研究主題

 「各教科学習指導法の改善」

 各学校、各教科(科目)に共通するものとして、上記の主

題を設定するが、実際の研究にあたっては,指定の目標に沿

い、各学校、各教科(科目)の実状に即し、具体的な小テー

マを設けて研究する。


(5) 各校の研究教科(科目)および研究テーマ

1) 新地高等学校

  国 語

   「現代国語における漢字読み書き指導について」

2) 遠野高等学校

  社 会

   「学習意欲をおこさせるための指導法の改善」

3) 小名浜高等学校

  数 学

   「生徒の実態に即した指数関数・対数関数の指導は

  いかにあるべきか」

4) 保原高等学校

  理 科

   「思考過程を重視した指導法の研究」

5) 石川高等学校

  芸 術「音楽」

   「鍵盤楽器導入による授業の実際」

6) 白河女子高等学校

  芸 術「美術」

   「発達段階にみられる絵画についての好みの実態」

7) 喜多方女子高等学校

  英 語

   「学力不振者の指導について」

8) 小野高等学校

  農 業

   「農業教科における学習指導法の改善」

9) 勿来工業高等学校

  工 業

   「工業計測における学習指導法の改善」

10) 西会津高等学校

  商 業

   「演習を主体とした「伝票会計」学習指導の実践的

  研究」

11) 会津農林高等学校

  家 庭

   「技能の定着を高めるための指導法のくふう」


3.進路指導研究学校

1) 勿来高等学校

   「本校における進路相談はどうあるべきか」

2) 東白川農商高等学校

   「農業科・商業科・家庭科における進路指導の現状

  と問題点」


4.特殊教育教科指導

1) 郡山盲学校

  国 語

   「弱視児に対する文字指導」

2) 平ろう学校

  国 語

   「語い(動詞)指導法の改善について」

3) 郡山養護学校

  保健体育


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