教育年報1971年(S46)-119/255page
管内 地区 勤務校 職名 氏 名 県中 郡山 郡山三中 教頭 佐藤寿之 岩瀬 長沼中 教頭 小林豊司 石川 石川中 教諭 佐藤正 田村 滝根中 〃 佐藤兵 県南 西白河 大信中 〃 横川真喜男 東白川 棚倉中 〃 赤坂重雄 会津 北会津 猪苗代中 〃 青木伸夫 耶麻一 会北中 〃 習曾部実 両沼 坂下一中 教頭 佐藤孝二 南会津 旭田中 教諭 斎藤康一 相双 双葉 富岡二中 〃 山田裕 いわき 上三坂小 教頭 安部友雄 錦 中 教諭 小笠原司
(2) 文部省指定生徒指導研究推進校の研究と実践
文部省の指定による生徒指導研究推進校は、それぞれ意欲
的な研究にとりくみ、すぐれた実績を収めた。
1) 冨岡町立富岡第二中学校
○指定 昭和45年度から
○研究主題 全員参加によるクラブ活動の運営
2) 石川町立石川中学校
○指定 昭和46年度から
○研究主題 自己理解を深め、自律的な生活態度をめさ
す生徒指導 一学級の指導を基盤として一
(3) 県指定生徒指導研究学校の研究と実践
生徒指導充実強化のため、次の中学校を指定し、研究成果
を他校に拡大することによって、多大の成果を収めた。
1) 霊山町立霊山中学校
○指定 昭和45年度から
○研究主題 望ましい生活習慣を身につけさせる生徒指
導
2) 郡山市立郡山第三中学校
○指定 昭和45年度から
○研究主題 生徒の主体的な生活態度を確立するために
学校生活の体質をどのように改善したらよいか。
一学級を基盤にした生徒指導一
3) 大信村立大信中学校
○指定 昭和45年度から
○研究主題 係り活動を通して、生徒の自己実現をはか
るにはどうすればよいか。
4) 猪苗代町立猪苗代中学校
○指定 昭和45年度から
○研究主題 自主・自律を確立するための生徒指導
一学級を基盤と、した実践活動一
5) 下郷町立旭田中学校
○指定 昭和45年度から
○研究主題 生徒理解のための学級を中心とした教育相
談はどのようにしたらよいか。
6) いわき市立錦中学校
○指定 昭和45年度から
○研究主題 主体的な生活態度を育成するための生徒指
導をどうすすめたらよいか。
〔高等学校教育課〕
生徒指導は、学習指導とともに重要な教育機能であること
を理解し、ひとりひとりの生徒の社会的自己実現を図ること
を援助するため、集団場面および個別場面における指導を充
実するように指導した。
特に、次の努力目標を掲げた。
○生徒指導の全体計画や部門別計画の整備充実
○生徒指導の本質に即した組織の整備確立
○集団指導の充実
○個別指導の徹底
○学校、家庭、その他の機関との連携
なお、高校生の政治的活動に対しては、昭和46年10月7日
付け「高校生の政治的活動に対する指導について」(通達)を
発して指導の適正化を図るとともに、 「服装指導のすすめ方」
(生徒指導参考資料)を10月、各校に配布して、この問題に
対する指導の充実を期した。
(1) 生徒指導主事の活動
県内6地区にそれぞれ1名の生徒指導主事を設置し、高等
学校における生徒指導の適正な推進を図った。
福島県教育委員会訓令第6号によって、生徒指導主事の駐
在および服務に関する規定が定められているが、そのおもな
内容は次のとおりである。
1) 地区内高校の訪問指導(計画、随時)
2) 生徒指導研究学校の指導
3) 地区高校生活指導協議会に対する援助
4) 関係機関・団体との連携
5) 生徒指導関係資料の提供
6) 生徒指導主事の相互連携
その他、生徒指導主事が参加するものとしては、 「高校生
のつどい」、PTA保護委員会、生徒指導講座、小・中学校か
らの要請による研修会などがある。
(2) 生徒指導研究学校
1) 文部省指定
福島県立岩瀬農業高等学校
○指定 昭和45年度から(3年間)
クラブ活動特別研究推進校
○研究主題 全員参加によるクラブ活動
○研究概要 全員参加によるクラブ活動をすすめるにあ
たって、実践を通じて具体的な問題を解明す
る。
○発表会(中間) 昭和46年12月6日(月)、文部省飯田芳郎
視学官指導、参加者251名。
2) 県指定
福島県立飯坂高等学校
○指定 昭和46年度から
○研究主題 生徒理解の方法と活用
○発表会 昭和47年1月25日(火)、参加者36名。
福島県立郡山西工業高等学校