教育年報1971年(S46)-158/255page
○同 社会教育課長等社会教育関係者
○同 公民館主事
(5)日程・研究内容および実施方法
日\時 午前 午後 夜間 9:00〜12:00 1:00〜4:00 7:00〜9:00 9月8日 受付 開会 ○生涯教育の理念と社会教育 (富塚) ○研究討議〔社会教育企画社会教育主事の役割〕 (岡本ほか) ○現代公民館の性格と機能 (熊倉) 9月9日 ○学習計画の企画と展開(岡本) ○社会教育における視聴覚教材教具の利用 (雪江) ○社会教育行政と社会教育主事の職務 (塚本) ○欧米における社会教育の現状 (富塚) 9月10日 ○公民館経営の診断(塚本) 閉会
(6)研究会に作成した資料
1) 昭和46年度社会教育主事等研修会要項
2) 同 市町村社会教育主事等研修会実施報告書
3) 同 市町村社会教育主事等研修会講義記録
(7) 効 果
全員宿泊研修の機会を持ち、人間的なつながりから講義、
研究討議、実践発表など極めて熱心で、かつ有効的に進め
られ、所期の目的を達成することができた。特に研修内容
を系統的に一貫して実施することができたので効果的であ
った。
3.社会教育委員研究協議会
(1) 目 的
社会教育をすすめるため、市町村社会教育委員の在り方
は極めて重要な段階を迎えている今日、社会教育委員の性
格、任務ならびに活動上の諸問題について研究協議を行な
い、もって本県社会教育の振興に資する。
(2) 期日・会場・参加者数
1) 期 日 昭和46年7月6日〜7日
2) 会 場 福島市飯坂町 婦人会館
3) 参加者数 120名
(3)講 師
○福島大学教育学部教授 田口孝之
○県教育庁社会教育課主幹 富塚有吉
(4)参加対象者
○市町村社会教育委員□ 同 社会教育課長
(5)内 容
1) 研究主題……社会教育の振興をはかるための具体策について
2) 講 義
ア、生涯教育について 田口孝之
イ、社会教育委員の性格と任務 富塚有吉
3) 分科会、研究協議会
ア、青少年教育の振興充実方策について
イ、成人教育の振興充実方策について
ウ、社会教育施設の拡充方策について
(6) 効 果
講義、分科会討議等において「市町村社会教育委員研究
協議会資料」を活用して、本県社会教育の現状を検討し、
さらに社会教育委員の性格、任務について理解を深め、市
町村社会教育計画上の諸問題について研究討議が深められ、
社会教育委員として今後の活動が期待される。
4.社会教育研究協議会
(1) 目 的
社会教育振興のため社会教育行政関係者と、社会教育行
政に関連する行政関係者の参加を得て、現下社会教育のす
すめ方についての総合的な研究協議を行ない、その理解と
協力につとめ、もって社会教育の振興充実につとめる。
(2) 期日・会場・参加者数
期日 会場 参加者数 昭和46年8月31日 安達郡東和町公民館 155名 〃 9月30日 白河市中央公民館 196名 〃 11月25日 南会津郡下郷町公民館 117名
(3) 講 師
○文部省社会教育課長補佐 村上智(いわき市)
○県立会津短期大学講能 多々良翼(下郷村)
○県土木部都市計画課長補佐 船尾允也(東和町)
○県教育庁教育次長 北橋徹(白河市)
(4) 参加対象
市町村長、市町村議会議員、市町村教育委員会教育長、
小中学校長、教育委員、社会教育委員、公民館関係職員、
公民館運営審議委員、明正選挙推進委員、貯蓄推進委員、
児童福祉関係者等。
(5) 内 容
1) 研究主題
ア、社会教育振興充実方策について
イ、社会教育とこれに関連する行政機関団体が行なう教
育活動をどのように進めたらよいか。
2) 分科会協議題
ア、地域振興のため社会教育行政をどのように進めたら
よいか。
ウ、社会教育とこれに関連する機関、団体が行なう教育
活動をどのように編成したらよいか。
3) 講 演
急激な社会構造の変化に対処する社会教育のありかた。
4)研究方法
講義、発表、分科会、全体討議
(6) 効 果
社会教育関係者と社会教育に関連する各種行政機関、関
係者が一堂に会し、それぞれ行なう教育活動をより効果的
に行なうため、相互理解と相互協力の必要性が理解され、
今後の活動に大きな示唆を与えることができた。さらに理
事者部会、活動部会、関連行政部会を通じ、より具体的な
題課が協議され、今後の社会教育振興のため効果をあげ得
たと思われる。
5.社会教育研究指定市町村