教育年報1971年(S46)-165/255page
1) 主題「青年学級活動をみつめて」
ア、青年学級に求めたものは何か
イ、何をどのように学習したか
ウ、青年学級で何を得たか
エ、今後の青年学級に何を期待しうるか。
2) 情報交換は班別とし、話し合いを行なった。
3) 記念講演
ア、演 題 「青春を豊かに生きるために」
イ、講 師 宮崎交通株式会社社長岩切章太郎氏
ウ、交歓のつどい キャンプファイヤー
エ、野外活動 「阿蘇自然めぐり」
(7) 効 果
全国の勤労青年が景勝の地阿蘇に集い、青年学級活動を
みつめての主題について研究討議を進め、青年学級の振興
方策について話し合ったことは、非常に効果的であり、今
後の活動が期待される。
10.県研究青年学級の委嘱
(1) 目 的
勤労青年教育の重要性にかんがみ、青年学級の充実方策
とくに開設運営、学習指導についての実際的な実験研究を
行ない、本県青年教育の振興をはかる。
(2) 研究委嘱青年学級名
教育事務所名 教育委貝会名 青年学級名 県北教育事務所 福島市教育委貝会 福市中央青年学級 県中教育事務所 須賀川市教育委員会 須賀川市勤労青年学級 県南教育事務所 棚倉町教育委員会 棚倉町青年学級 会津教育事務所 塩川町教育委員会 塩川町青年学級 相双教育事務所 楢葉町教育委員会 楢葉町女子青年学級 いわき教育事務所 いわき市教育委員会 江名女子青年学級
(3) 研究課題
1) 共通課題
「地域の実情と青年の動態に即応した青年学級の開設と
運営」
2) 研究課題
ア・地域類型に適合した青年教育計画
イ、生涯教育における青年の学習
ウ、都市における企業連けい。農村における各行政相互
連けいによる学級開設と運営
エ、青年の意識調査と学習内容の編成
オ、青年学級の後援組織について
(4) 研究委託費
1学級 2万円
(5) 効 果
本年度は第1年目であり、各学級とも研究課題について
積極的に研究を進め中間報告書を提出した。
11.県青年教育研究協議会の設置
(1) 目 的
心身ともに健やかな青少年の育成をめざし、青年教育の
振興をはかるため、地域の実態に適合した青年教育計画を
確立するための基礎調査と研究協議を行ない、本県青年教
育の振興をはかる。
(2) 委員
教育事務所 氏名 職名 勤務先 住所 県北 七島征 村会教育主事 福島市教委社会教育課 福島市堀川町4-8 〃 笠原憲昭 公民館長 福島市信夫公民館 福島市飯坂町夜蚊坂且14-1 県中 塩田義男 公民館長 石川郡平田村公民館 石川郡平田村大字下蓬田宇乙空釜13-8 〃 原宏 社会教育係長 三春町教育委員会 田村郡三春町中町24 〃 橋本弘一 指導係長 郡山市教委社会教育課 郡山市大町2-11-15 県南 須藤源次 社会教育主事 棚倉町中央公民館 東白川郡棚倉町大字逆川字向原37 会津 菅家長平 公民館長 昭和村公民館 大沼郡昭和村野尻元町4501 〃 永山久二 社会教育主事 会津坂下町中央公民館 河沼郡会津坂下町大字長井 相双 豊田直助 公民館長 富岡町公民館 双葉郡富岡町字高津戸102 〃 紺野信雄 社会教育主事 鹿島町公民館 相馬市鹿島町横手字八郎内244 いわき 岩並貞雄 社会教育主事 いわき市教委社会教育課 いわき市常磐岩が岡町山根8 〃 吉田雄 公民館主事 小名浜公民館 いわき市江名中ノ作字川岸40 〃 村田春男 校長 県立福島農蚕高等学校 福島市永井川字中西田59 〃 鈴木友重 青少年育成係長 県民室 福島市大森字西の内68 〃 佐藤保太郎 教頭 県立小野高等学校 田村郡小野町大字小野新町字七生根57 県北 菅野次男 社会教育主事 県北教育事務所 二本松市郭内3の372-8 県中 大戸和美 社会教育主事 県中教育事務所 白河市道場町33 県南 小峰孟 社会教育主事 県南教育事務所 東白川郡塙町本町107 会津 伊藤豊松 社会教育主事 会津教育事務所 喜多方市新道2511-10 (3) 事業内容
1) 研究協議
ア、地域類型による青年教育の体系化
イ、生涯教育における青年の学習
ウ、地域課題と学習内容編成の調査研究
エ、勤労青少年健全育成資料作成
2) 助言指導
地区別青年学級研究集会および市町村青年学級の開設
運営についての助言指導。
3) 資料作成
「未来をつくる青少年の育成」事例編第3集発刊
(4) 効 果
激動する社会の中における青年教育の課題について研究
協議を行ない、青年教育の方向を明らかにし、今後の対策
等について研究を進められたことは、本県青年教育振興に
期待するところが大きい。なお資料として「未来をつくる
青少年の育成」事例編第3集を刊行した。
12.都市勤労青年教育振興協議会
(1) 趣 旨
都市における勤労青年の増加に伴い、勤労青年がそれぞ
れの職域で定安した社会人、職業人としての資質の向上を
図るための教育は、まだじゅうぶんとはいえない現状であ