教育年報1971年(S46)-171/255page
3) 期日 昭和46年4月3日(土)
4) 会場 郡山市商工会館大ホール
5) 参加者 250人
6) 内 容
ア、パネルテスカッション 6名
主題……今日に生きる女性
イ、講演……現代の母性のゆくえ 評論家樋口恵子
(2) 第23回福島県婦人大会
1) 趣 旨
政治・産業・教育・社会福祉等あらゆる分野におこる
社会問題に対し、視野を広くし、多くの立場の人々と共
に考えあい、協力しあいながら明るく健康な社会づくり
をする。
2) 期日 昭和46年11月5日
3) 会場 白河市市民会館
4) 参加者 1,500人
5) 内 容
ア、講演 朝日新聞論説員 三好崇一氏
イ、実践発表
青少年の問題 県北ブロック代表
消費生活の問題 県中ブロック代表
老人の問題 浜ブロック代表
ウ、全体討議
助言者……教育関係 松田吉与
消費関係 阿部清春
福祉関係 木幡三夫
政治関係 斎藤英記
(3) 健康なくらしの研究協議会
1) 趣 旨
高度商業の発展によっておこる社会問題の中で実践活
動をとおして、健康な心と体を育て、安心して住める明
るい健康な社会づくりをすすめる。
2) 第1部 心の健康中心の研究協議
ア、期 日 昭和46年7月11日〜12日
イ、場所 福島県文化センター
福島市緑が丘学園
ウ、参加者 1,500名
ウ、内 容
○討議 18分科会 教養・経済・政治・福祉
第 1 分科会 子どもの教育について
第2・3分科会 青少年の教育について
第4〜6分科会 経済生活について
第 7 分科会 生活の公害について考えよう
第8〜9分科会 老後の生活について考えよう
第 10 分科会 公共の施設はどうあればよいか
第 11 分科会 家族の健康を守るために
第12〜13分科会 奉仕活動について考えよう
第14〜15分科会 選挙と政治について考えよう
第16〜18分科会 婦人団体をよりょく運営するため
○文化講演会
・講師 評論家 五代利矢子女史
・演題 情報化社会に生きて
3) 第2部 からだの健康中心
県下6ケ所 5,000名
ア、期日・会場・参加者
期日 場所 1 県北地区 10月20日 福島県営体育館 2 県中地区 9月11日 船引町町営運動場 3 県南地区 9月26日 白河第二少学校校庭・体育館 4 会津地区 9月5日 喜多方第三中学校校庭 5 いわき地区 10月7日 平市営球場 6 相双地区 10月3日 鹿島町体育館
(4) 県婦人団体連合会会長研究協議会
1) 趣旨
単位婦人会長の資質の向上をはかり、団体活動を推進
し、明るく幸せな家庭と社会づくりをする。
2) 期日 昭和46年7月11日
場所 福島市緑が丘学園
3) 内容 研究主題……婦人団体の運営のありかた
(5) 婦人会館女性教室・寿教室
1) 趣 旨
生涯を通した学習・婦人のライフサイクルなどの面か
ら、学習の機会の割合少なかった未婚女性(25才未満)
高齢者婦人(60才以上)を対象に、健康にして平和な明
るい家庭つくり、健康な社会づくりについて研究協議す
るため、この2教室を開催した。
2) 期日 寿教室 昭和46年10月6〜8日(2泊3日)
女性教室 昭和46年3月3〜6日(3泊4日)
3) 会場 福島県飯坂町 福島県婦人会館
4) 参加者 32名ずつ
5) 内 容
ア、主題 明るい家庭づくり・よい社会人となるにはどうしたらよいか。
イ、内容 ○社会の変化と婦人の役割・女性と法律
○政治と婦人の社会活動・社会施設見学
○女性の健康・フォークダンス
ウ、学習方法
○講義・討議・演習・フィルムフォーラム・
意見発表・レクリェーション・感想文作成
第4節 家庭教育
1.概況
技術革新にもとづく急速な社会の変ぼうやそれにともなう
価値観の変化は、家庭生活にもいろいろ変容をもたらし、人
間的感情や徳性の基本に培う家庭教育についても、動揺がみ
られ、問題がおこり、その課題の解決にせまられている。
家庭教育とは、家庭において親がこどもに対して行なう教
育であり、家庭における意図的教育と家庭そのものがもつ文
化性、生活性による無図的教育とのすべてである。そして、
この教育は学校教育、社会教育とくらべ、その発生の古さ、
子どもの人間的成長に対する教育的影響の強さなどからみて、
もっとも本源的なものであり、その配慮を行なう責任はかか
って両親にある。