教育年報1971年(S46)-204/255page
2.交通安全指導講習会(小・中・高)
交通事故増加の実情にかんがみ、学校における交通安全指
導および児童・生徒の交通安全確保に関する諸問題につい
て、小・中・高等学校の交通安全指導担当教員に対し、研修
の機会を設け、その指導力の充実強化をはかった。
(1) 小・中学校
1) 期日および会場
昭和46年6月8日 原町市立原町第二中学校
6月9日 いわき市立平第一小学校
6月14日 福島市中央公民館
6月16日 会津若松市公民館
6月17日 県郡山合同庁舎
2) 講 師
学校安全教育研究会理事 草野仁
県警察本部交通企画課長 中村邦彦
県教育庁保健体育課指導主事 猪狩福秀
3) 内 容
交通安全指導の諸問題、改正道路交通法および交通安
全教育の効果的な進め方についての講義と小・中学校の
2分科会において教材教具の活用、指導計画のたて方、
自転車の指導と管理についての研究協議を行なった。
4) 参加者約640名
(2) 高等学校
1) 期日および会場
昭和40年6月22日 福島県安全運転学校
2) 講 師
県教育庁保健体育課長 大木昭一郎
県警察本部交通企画課長補佐 雪下知三郎
県教育庁保健体育課指導主事 猪狩福秀
3) 内 容
高校生の交通事故の問題、改正道路交通法およびバイ
クの指導と管理についての講義と研究協議を行なうとと
もに運転者の適性検査についての実習を実施した。
4) 参加者 約90名
3.学校保健講習会(学校環境衛生)
学校保健関係者に対し、学校環境衛生についての研修の機
会を設け、その指導力の強化充実をはかった。
(1) 期日および会場
昭和47年2月8日 県白河合同庁舎
2月8日 県郡山合同庁舎
2月10日 会津若松市公民館
2月14日 いわき産業会館
2月15日 原町市役所
2月16日 福島市中央公民館
(2) 講 師
県原生部公衆衛生課薬剤技師 小野保夫
県教育庁保健体育指導主事 猪狩福秀
県学校薬剤師会長 野崎善雄ほか
(3) 内 容
学校保健の現状と環境衛生、こどもの健康と公害につい
ての講義および学校環境衛生検査器具の実習と学校におけ
る環境衛生の進め方についての研究協議を実施した。
(4) 参加者 約720名
4.学校保健講習会(高等学校)
高等学校の保健主事、保健担当教員に対し、保健管理、
保健学習指導について研修会を開催した。
(1) 期日および会場
昭和47年1月28日
県庁西庁舎12階研修会
(2) 講 師
文部省体育局学校保健課専門職員 国崎弘
福島県立医科大学助教授 角田文男
県教育庁保健体育課保健係長 三瓶善治
(3) 内 容
高等学校における保健学習指導の要点
保健指導と公害、学校保健安全指導の諸問題
(4) 参加者 約61名
5.養護教諭講習会
養護教諭の職務の重要性に鑑みその実務に必要な内容につ
いて研修を行ない資質の向上をはかるため開催した。
(1) 期日および会場
昭和46年8月18日〜20日(2泊3日)
福島市高揚温泉「高雲閣」
(2) 講 師
文部省体育局学校保健課専門職員 吉田■一郎
仙台大学副学長 須藤春一
福島県立医科大学助教授 岩井栄一
日本赤十字社福島県支部事業係長 清野美雄
県教育庁保健体育課保健係長 三瓶善治
県教育庁保健体育課指導主事 猪狩福秀
(3)内 容
養護教諭の執務に関係ある法会
学校環境衛生における養護教諭の役割
新しい救急法、児童・生徒の性の指導について
児童・生徒の精神衛生上の問題点とその指導
新しい保健・安全教育と養護教諭の役割
研究協議(「保健指導を効果的に進めるために養護教諭
はどのような役割を果たしたらよいか」)
(4)参加者
小学校32名、中学校34名、高等学校14名 計80名
6.資質向上地方講習会一小学校一
本年度より施行の新指導要領保健安全指導の趣旨の徹底を
はかるため、文部省との共催により開催した。
(1) 期日および会場
昭和46年8月2日 白河市中央公民館
〃 いわき市立平第三小学校
8月3日 郡山市立橘小学校
〃 原町市立原町第二中学校