教育年報1972年(S47)-127/285page

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(2)研究学校

   県内6地区(県北・県中・県南・会津・いわき・相双)

  について、1年に2校ずつ指定する。

   昭和47年度 福島県立梁川高等学校

        福島県立喜多方工業高等学校

(3)研究学校設置の目的および当該学校の実情に即し、具体

 的な研究主題を設定する。

(4)昭和47年度研究主題

  ○福島県立梁川高等学校

   「進路指導の問題点とその対策、特に進路相談の実際

   について」

  ○福島県立喜多方工業高等学校

   「進路情報の活用について」一進路情報の効率的な

   整理と提示方法の研究

(5)研究期間

   1年を期間として指定する。ただし、必要がある場合

  は2年間継続して指定することかできる。

(6)提出書類

   研究学校は、指定年度当初に研究計画を提出する。ま

  た、年度末には研究成果の報告書を提出する。

 4.特殊教育教科指導

 1)会津盲学校

   養護・訓練

    「視覚障害児に対する運動機能向上のための指導法

    について」

 2)福島ろう学校

   養護・訓練

    「養護・訓練の指導計画と実践について」

 3)平養護学校

   国語

    「読解力を高めるための指導法の研究」

第5節 道徳教育、生徒指導

 1.道徳教育

 各学校ならびに関係機関の努力によって、道徳の時間の充

実した指導がみられるようになった。とくに、道徳教育研究

指定校を中心とする実践的研究はすぐれた実績をおさめ、本

県の道徳教育の推進に多大の貢献をしている。

(1)小学校教育研究会道徳部会

 1)研究主題

   「指導計画の吟味とその活用をどうすればよいか」

 2)主 催

   県教育委員会、県小学校教育研究会、関係市町村教育

   委員会

 3)会 場

  地区  各地区ごとに設定(16会場)

   県  川俣町立川俣小学校

 4) 期 日

   地区 各地区ことに実施

   県  昭和47年11月7日、8目

(2)中学校教育研究会道徳部会

 1) 研究主題

    「道徳性を高め、実践への意欲をつちかう指導をどう

   くふうしたらよいか」

 2)主 催

   県教育委員会、県中学校教育研究会、関係市町村教育委員会

 3) 会 場

   地区 各地区ごとに設定(16会場)

   県  三春町立三春中学校

 4)期 日

   地区 各地区ごとに実施

   県  昭和47年10月11日、12日

(3)昭和47年度道徳教育講習会

 1)趣 旨

   小学校、中学校における道徳教育の充実、徹底を期す

  るため、道徳教育における基本問題および指導上の諸問

  題を解明し、教職員の資質の向上をはかる。

 2)主 催 文部省、県教育委員会

 3)主 題

   ○道徳教育の全体計画の必要性と作成

   ○道徳の年間指導計画の作成

   ○道徳の授業の指導過程と指導方法

   ○資料の選択、収集、整備と活用  

   ○その他各地区の実情に即した主題

 4)会 場

   小学校  県内  21会場

   中学校  県内  15会場

 5)期 日  各会場3日間

 6)参加者数

   小学校   594名

   中学校   383名

(4)道徳教育研究学校(文部省指定)

 文部省の道徳教育研究学校として、小学校および中学校そ

れぞれ3校ずつ指定を受けた。学校名および研究主題は次の

とおりである。

  ○ 「道徳教育における指導の重点をどのようにとらえ、

   どのように指導すればよいか。」

      川俣町立川俣小学校 校長 富塚有吉

  ○「道徳性を高めるための道徳の時間の指導。」

   ―道徳の授業を充実させるために、視聴覚教具・教材

   (放送教材、テレビ)をどう利用したらよいか。―

      西郷村立熊倉小学校 校長 岡部貞夫

  ○ 「道徳の時間における指導過程の研究」

  ―資料の位置づけ、発問を中心として―

      小高町立福浦小学校 校長 杉浦伸祐

  ○ 「実践意欲をより高めるために、道徳の時間の指導を

   どのようにすればよいか。」

      三春町立三春中学校 校長 上野一郎

  ○「価値を自覚し実践意欲を高めるための道徳の授業の


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