教育年報1972年(S47)-175/285page
1) 講 師 郡山女子大学短期大学部教授 長谷川寿郎
福島県立郡山女子高等学校長 佐藤正義
2) 助言者 県教育庁社会教育課員
県北・県中両教育事務所員
青少年教育指導員
福島市および郡山市教育委員会職員
(4)参加対象
1) 民間有志指導者
(青少年団体育成指導者、PTA関係者、児童福祉関係者、
青少年育成県民運動関係者)
2) 市町村青少年教育行政担当者
(5)内 容
1)主題 「有志青少年指導者の活動を振興するにはどうし
たらよいか。」
2)講演 「少年の校外生活とその指導」
3)研究協議
第1部会…「青少年の健全育成をはかるため、有志指
導者はどのように活動したらよいか。」
第2部会…「有志青少年指導者の育成はどのようにす
すめたらよいか」
4)事例発表者
福島会場…本宮町児童生徒愛護会 安斎正光
梁川小学校PTA 大竹英智
郡山会場…須賀川市上町子ども会 阿部伊三男
郡山市教育委員会社会教育課 滝田要司
(6)効 果
青少年の全人教育をすすめる立場から、家庭や学校では
果たしにくい社会における少年教育のあり方についての理
解が深まり、今後の活動において関係機関団体等の連携や
協力、有志指導者の発掘と養成について積極的な協議がな
された。
3.少年団体指導者研修会
(1)趣 旨
子ども会等少年団体の指導者にその運営や指導内容につい
ての知識・技術を研修させ、資質の向上と少年団体活動の
振興をはかる。
(2)期日・会場・参加者
1) 期 日 昭和47年8月8日〜10日(2泊3日)
2) 会 場 福島県少年自然の家
3) 参加者 子ども会等少年団体において実際指導にあた
る有志指導者、または公民館職員(原則とし
て18才以上25才末満)で市町村教育委員会教
育長の推せんする者。40名。
(3)講師・助言者
1) 講 師 福島大学教育学部教授 古旗安好
日本赤十字社福島支部事業課長 清野美雄
福島市教育委員会事務局社会教育課長
佐藤利三郎
1) 助言者 福島県教育庁社会教育課員・県中教育事務所員・
福島県少年自然の家職員
(4)内 容
1)講義 「少年団体活動の意義」
「少年団体の組織・運営とリーダーの役割」
「子どもの遊びと行動の理解」
2)実技 「キャンプファイヤー」「室内外ゲーム」
「救急法」 「歌唱」「キャンプの設営撤収」
3)討議 「プログラムの立案と展開」
「少年団体の現状と問題点」
「集会活動について」
(5)効 果
少年団体活動の意義・組織・運営をはじめ、レクリェー
ション・救急法等の実習により少年団体活動についての理
解を深め、その重要性を深く認識し、参加者の今後の活動
が期待される。また、福島県少年自然の家の第1回利用者
としての誇りを感じ、終始熱心に研修し、奉仕活動を行な
うなど成果をおさめ得た。
4.青年団体指導者研修会
(1)趣 旨
地域青年団体の幹部指導者に対し、団体運営活動につい
ての基本的事項について研修させ、もって県下地域青年団
体活動の振興をはかる。
(2)期日・会場・参加者
1)期 日 昭和47年8月21日〜23日(2泊3日)
2)会 場 福島県少年自然の家
3)参加者 市町村を単位とする地域青年団長・副団長・役
員および青年グループの指導者(50名)
(3)講師・助言者
1)講 師 日本レクリェーション協会参与 寒河江善秋
国立盤梯青年の家事業課長 春日英明
郡山女子大学講師 国馬善郎
2)助言者 県教育庁社会教育課員・県中教育事務所員
福島県少年自然の家職員
(4)内 容
1)講義 「青年団体活動の意義とリーダーの役割」
「青年団体の組織・運営と活動のすすめ方」
「ソ連青年の現状」
「現代社会と青年」
2)実技 「室内外ゲーム」 「歌唱」 「キャンプファイヤー」
3)討議 「青年団体の現状と問題点」
「集会活動・広報活動のあり方」
(5)効 果
福島県少年自然の家第2回目の利用者として、奉仕活動
を行なうなど、新しい施設を活用しリーダーとしての理論
や技術の実際について研修を行ない、青年団体としての健
全な地域活動のすすめ方について理解を深め、研修生の今
後の地域活動が大いに期待される。
5.青年国内研修
(1)趣 旨
勤労青年を国内の先進地に派遣し、教育・文化・産業に
関する調査・研究・視察・交歓を行ない、広い視野のもと
に郷土の姿を正しく理解させ、青年活動の中堅指導者とし
ての資質の向上をはかる。
(2)実施要項